第5話 『個人レッスン』…😆🎶✨

 ゆっくりと真莉愛マリアが教壇から降りて、僕のかたわらまで歩み寄ってきた。

「……」

 他の男子生徒たちは、ただ茫然と成り行きを見守っていた。


「ゴックン……😳💦💦」彼女がそばまで来ると濃厚な香水なのか、眩暈めまいがするほど甘く蠱惑こわく的なかおりが漂った。


 思わず、下半身が熱く火照ほてって僕はわずかに腰をかがめた。


「フフ…👄✨💕 キミ……、名前は……」

 真莉愛マリア妖艶あやしげな笑みを絶やさず、手元の資料リストをパラパラとめくった。


「え、ハイ…… ボ、僕は……

 優真ユウマです❗❗ 高梨 優真ユウマ❗❗」

 笑顔が引きつっていた。


『そう、ユーマねェ……👄✨💕』

 思わせ振りに微笑んだ真莉愛マリアは唇を寄せ、僕の耳元で囁いた。


「は、ハイ……😳💦💦💦」

 かすかに頷いたが、返答した声は震えてしまった。


 間近に大きなオッパイがのぞいて見えた。

 もちろん生で、こんな巨乳を見た事はなかった。


『フフ…、たのしみねぇ…👄✨💕』

「え……?」

『あとで【個人レッスン】を受けて貰うわァ~…👄✨💕』

 吐息を漏らすみたいに妖艶なまめかしくささやいた。


「うゥ~……😳💦💦」

 【個人レッスン】ッて……

 いったい【個人レッスン】を受けるんだろう。

 興奮と期待で胸がときめいた。


 真莉愛マリアはアキラたちに向かって命じた。

「さ、クレームは、あとで聴くわ❗

 全員、さっさと席に着きなさい」

 生徒たちに有無を言わせぬよう命じた。


「うゥ~ン……」

 取り敢えず帰宅の仕度をしていたアキラや他の生徒たちもふて腐れたように席へ着いた。



 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

 

 

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