第2話 セクシー女教師…👄✨💕💕

 夏休み直前の放課後……。




 補習と称して教室へ集められた僕たち男子生徒は、このあと前代未聞の事を聞くことになった。



 教室にいる生徒たちはリラックスモードで、ほとんどがスマホゲームに興じていた。



 御多分に漏れず、僕もスマホをイジっていると、隣りの馬場アキラが顔を寄せ笑いかけてきた。



「フフ、よォ…… 優真ユーマ❗❗

 どうするゥ~…❓❓」

 ニヤニヤとアキラは僕に微笑んだ。


「え…、何がだよ」頬杖をついたまま応えた。

 彼は茶髪でイケメンなのだがアイドル好きなので今は彼女が居ない。

 


「ダルいから、バックれようかァ~❓」

「え…、そんなワケには、いかねェだろ」

 僕は苦笑いで応えた。


 ここで、ちゃんと補習を受けなければ卒業が危うい。



「あァ~……、うみ行って、美少女たちと合体ジョイントライブを楽しみたいなァ~……✨💕」

 鼻の下を伸ばしヨダレをすすった。

 ふたこと目には『下ネタ』だ。


 イケメンなのだから、発言に気をつければモテるだろうに。残念だ。



「お前なァ~…… 汚ッたねェなァ~……

 ヨダレを垂らすな❗❗」

 この頃の僕たちは彼女も居ないので、美少女たちとの良からぬ情事ことをする妄想にふけっていた。



「あァ~、早く週末になんねぇ~かな」

 またアキラが溜め息まじりになげいた。



「ン…、まァ~な……」

 週末になれば、お目当てのアイドルの握手会がもよおされる。



 僕とアキラとはクラスメートではあったが、単なる顔見知り程度だった。



 互いの家を行き来するくらい仲良くなったのは、アイドルグループ 『チュー4《し》たい』の握手会で意気投合してからだ。


 僕らは、小遣いの大半をアイドルに捧げていた。

 



 アイドルトークに花を咲かせていると不意に、教室のドアが開いた。



「うゥ~……😳💦💦」一斉に、教室じゅうの視線がドアに集中した。



「お、スッゲェ……😳💦💦 オッパイだな」

 思わず、誰かが溜め息を漏らした。



 彼の言う通りだ。

 胸元を大胆に開け、こぼれんばかりの巨乳に目を奪われた。




 学校には場違いな格好の巨乳美女が颯爽と現れ教壇にあがった。

 目を瞠目みはるほどあでやかなピンクゴールドの髪の毛をしていた。




 セクシー女優が教師役のコスチュームを身にまとっているようだ。


 タイトなミニスカートから伸びる肉づきの良い太腿が無性に妖艶なまめかしい。

 手にはムチを持っていた。

 まるで、ドS女王様みたいだ。


 

 香水だろうか、ほのかに甘く扇情的な匂いが教室を漂った。



『ゴックン……😳💦💦』生唾を飲み込んだ。



「おい、優真ユーマ、見ろよ❗❗

 スッゲェ~な。あのオッパイ✨💕💕

 はさんで、貰いてェなァ~……😆🎶✨💕」

 隣りのアキラが嫌らしく微笑み、ヒジで僕の二の腕を小突こづいてきた。



「ッるさいな…… 言われなくても解ってるよ」

 いったい何を挟んで貰うつもりだ。

『ッたく……😳✨💕』

 それにしてもスゴいオッパイだ。


 彼女が入ってきた途端、あまりの巨乳に一瞬でとりこになった。



「どっかのセクシーアイドルかよ……

 『オッパイ先生』かなァ~❓」

 若干、アキラも前のめりになっていた。



「知るかよ…… なんだ。オッパイ先生ッて、ひねりがねぇ~な」

 どんなネーミングセンスだ。



 それにしても見た事もない女性教師だ。

 どうやら、この補習授業の特別教師らしい。




∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆ノ∠※。.:*:・'°☆

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