第4話
翌日の朝は
道行く同じ制服をした生徒はそれぞれの友達に
「はぁー」
(ぼっちは
何故、学校なんて行かんといけない。心の中で呟き今日も一年3組に向かわるとローファーから上履きにチェンジして
「あっ!
じゃない、おはようって・・・
スルーで早歩きで逃げるなぁ!!」
激高した幼馴染に無駄な抵抗は
やめる。
「
コイツは
幼馴染ラブコメ発展はしない。
それよりも周囲に俺といれば
噂される危険を考慮をしろよ。
「誤解って何がよ。
別に相手の目を気にしていたら
疲れるだけじゃないの!」
「そんな豪語をできるのは楓だけだ。
一般の兵卒はそうではないのだよ」
「何よそれ。とにかく気にし過ぎだからね!少しは何か
あるんじゃないの?」
「何があるって・・・・・」
どういう意図なのか分からねぇ。
・・・いや、こういう茶髪ボブヘアーをした清楚系だけどうざい
美少女は彼氏の自慢話がしないのだろう。仕方ない、付き合うから
ありがたく思えよ。
「あー、
進展はあったか?」
「・・・何よそれは、あなたなんか知らないわよ!!」
何故か怒らせてしまった。走っていく後ろ姿を見て俺は大きな声で言うのは、
「
一般常識の注意勧告。
「うるさぃ、バカ!バカァァ」
振り返って
返ってきたのだった。
・・・ああーラブコメのような幼馴染が欲しかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます