第5話
教室に入れば空気、扱いで声を掛けてくるのは二本松カップルぐらいで今日もフラグがなく一日が
終わったなぁと悲観するほど
慣れていないわけではなく家に
帰るとずっとスマホやゲームしていた。
「えぇー、いい所なのに着信するなんて二本松マジでやめて」
ラインの着信音にゲームしていた俺は既読にしないと翌日に憤激
される恐怖で画面を観る。
「あれ?シリウスブラックさん」
宿命の敵にして元夫婦関係だった
黒髪ロングのシリウスブラック。
まさか彼女が、俺なんかに・・・
いや、退屈しのぎとかだ。
「えーと、なになに・・・・・暗黒が訪れた。
おぉー、スゴイ親切な人だ
シリウスブラックさん」
わざわざ俺の前世の記憶のために協力してくれるなんて感激。
教室の空気役である俺が個として
扱ってくれるなんて本当に深い
関係だったかもしれない。
「慎重に返信しないとなぁ・・・
えーと」
(シリウスブラックと俺の前世
アグニはどんな運命だったの?
いや、駄目だ。ここは、前世では宿命の敵でしたけど詳しく聞かせてくださいと。これでよし)
送信。そして既読は秒で表示したが返信は来なかった。
もやもやしてベッドに入って就寝。
(どうしたなんて送れば催促みたいで嫌だし・・・うーん)
気になって、なかなか眠れなかった。
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