第35話 相互クラスタは駄目です

小説家になろうで、ランキングで戦っていく以上、必ず作品の評価ポイントを増やす必要が出てきます。


ですが――! 


そんな時に絶対に! やったらいけないのが、相互クラスタという相互評価。


これ、相互レビューとも言いますが


たとえば小説家になろうですと、お勧めレビュー一覧というのがあって、そこにレビューを載せてもらうと一時的にPVを増やす事ができるのです。


ただし、それでポイントが増えるかどうかは別問題ですが!

このレビューの他に評価ポイントを互いにつける


SNS「皆さんの作品を読ませてください! 評価ポイントを入れますので! レビューも書きますので!」


こういう人がいます。


――さて、これの何が問題なのか? と、言うと


【作品の質に関わらずPVとポイントが伸びてしまう】


というのが一番の問題な訳です。

つまり、駄作であっても付き合いでポイントやレビューが貰えるので、何時まで経っても自分の作品の悪い部分を直視することが出来ない。


ここに一番の問題があるわけです。

客観的に自分の作品の出来の良し悪しを作家が分からないと成長はしません。


何故なら、自分の作品が読まれない事で初めて自分に足りない部分が分かるのですから。

体裁に拘って、安易に承認欲求が欲しいからと相互クラスタグループに参加する事は、作家として成長しないことです。


気を付けましょう。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る