第156話 結婚と仕事の両方を取りたい
次の患者は高野清美30歳である。
渋沢吾郎:どうしましたか?
高野清美:付き合ってる彼氏がいますが、結婚したいと言われました。すごく嬉しくて、わたしも結婚はしたいです。しかし、今の職場でまだ2年、結婚後今の職場を続けたいです。けど、彼の住んでるとこからわたしの職場まで1時間ちょっとかかり、お互いの職場の中間地点に住んでもお互いが1時間かかります。結婚するなら今の彼氏が良い、彼以外考えられません。けど、仕事を続けたい思いもありどうしたらいいか。同じ悩みを持たれた方いますか?どう解決しましたか?
渋沢吾郎:結婚する人は彼がいいのであれば、これは一生ものですので彼と結婚しなければ後悔するでしょうね。で、方法はいくつかありますが、一番いいのは、1時間の通勤時間で折り合いをつけることですね。1時間が我慢できないというのであれば、彼に職場を変えてもらうとかというのもありですが、1時間なら職場を変える距離ではないと思います。1時間の距離で旦那さんと暮らせて、好きな職場に行けるのであれば、1時間はしょうがないと思います。
高野清美:そうですか。職場への1時間は我慢するしかないですか。
渋沢吾郎:私はそう思います。
高野清美:解りました。後は自分で考えてみます。
と、高野清美は帰っていった。
夜、吾郎は清子と話した。
渋沢吾郎:なあ清子。学生時代は通学時間は1時間以上だったよな。
渋沢清子:そうよね。でも、私は、今はあなたと一緒に仕事をしているから幸せよ。
渋沢吾郎:さすがに職場を同じにするのは難しいな。それに職場が同じだと、いいところはいいけどいやなところまで見られるからな。
渋沢清子:でも、好きな人と結婚するのであれば、絶対その人を放しちゃだめだと思う。
渋沢吾郎:まあ、うまくいくといいな。
渋沢清子:ねえ、あなた。今日も気持ちいいことしようよ。
渋沢吾郎:もちろん。Hが人間として生きる源だ。
と、今日の吾郎と清子はドリームナイトを過ごした。
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