第629話 4月13日(木)亜里沙のハレンチ物語その2

 こんにちは亜里沙です。私には心配事があります。ハレンチという題名で中身を見てくれないんじゃないかなあ。って。でも、私はまだ、処女なんだよね。レボ部のみんなはどうなんだろう。ではスタート。

川村愛:え?助とどんなHしてるって?

羽島亜里沙:うん。フェとかしてるよね。

川村愛:カフェならしているけどね。

羽島亜里沙:そうじゃなくて。

小島香:カフェじゃあ単なるお茶だもんね。

羽島亜里沙:私がいいたいのはフェって美味しいの?

川村愛:コーヒーの味なんじゃない?

羽島亜里沙:愛ちゃん。カフェから外れてよ。

川村愛:亜里沙。何が言いたいの?

小島香:亜里沙は実はシャイなところもあるの。解ってあげてよ。

川村愛:冗談よー。もーう。

羽島亜里沙:じゃあ、どんな味?

川村愛:醤油味。

小島香:それって、鯵(あじ)じゃない?

羽島亜里沙:なんでじらすの?

川村愛:私はじらされたい派だから。

小島香:もしかして、まだ味知らないんじゃない?

羽島亜里沙:高2にもなって?

川村愛:亜里沙も知らないでしょ。

 と、ボケ突込みをしている間に今日が過ぎ去ってしまいました。


佐々木信:カーっと。

角田吾郎:なんか話が進まねーな。

羽島亜里沙:前菜長すぎたかなあ。

助平実:前菜って何?

羽島亜里沙:キノコ。

助平実:それでこそ亜里沙ちゃんだ。

名取静香:ここまでくると読者の想像の世界だわね。

 と、今日はこれで終わります。またね。

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