第539話 2月22日(水)コント:秋山・名取編

 コントの1番目は僕と静香ちゃんである。

秋山:みなさんこんにちは。

名取:今日はいい天気だよね。

秋山:晴天のような天気だね。

名取:そして、聖典のような日。たまらないわよね。

秋山:で、さあ、静香ちゃん。今日いいことあった?

名取:あったよ。清彦君と一緒にいること。

秋山:僕は静香ちゃんと生きていること。

名取:生きていることって言うと、何か動物みたいだわよね。

秋山:人間も動物ということでいいんじゃない?

名取:私は人間として知性ある生き物として存在したい。

秋山:じゃあ、チンパンジーじゃダメなの?

名取:清彦君ひどい。私をチンパンジー扱いするの?

秋山:静香ちゃん。チンパンジーを馬鹿にしちゃダメっだよ。チンパンジーはね、・・・って人間のほうがいいよね。

名取:そうだよねー。私の勝ち。

秋山:僕は静香ちゃんがご機嫌なら別にいいけどね。

名取:清彦君。それだと、清彦君の言葉が私のご機嫌取りになって、なんか私の立場がいい感じにはならないんだけど・・・。

秋山:静香ちゃん。細かいことは気にしない。

名取:女性は細かいところを見るのよ。

秋山:例えば?

名取:清彦君の浮気チェック。浮気しているかどうかが清彦君の態度でわかるのよ。

秋山:そんな暇があったら、その時間を別のことに使ったほうがいいんじゃない?

名取:清彦君。女性はそんな無駄な時間の中で生きているのよ。

秋山:本当なの?

名取:無駄話が好きだからね。

秋山:じゃあ、でも、人間人生短いよ。効率的に動いたほうがいいよ。

名取:人生短いってね、信一さんぐらいに年になってから言えばいいのよ。

秋山:結婚は早くすべきだよね。

名取:じゃあ、清彦君。結婚の鉄則を知ってる?

秋山:相手を大事にする。相手を理解する。

名取:清彦君にはそうしてもらっているから幸せ。

秋山:静香ちゃんはなんだかんだ言ってMだよね。

名取:サイズがね。

秋山:でも、静香ちゃんの弱点を僕は知っているんだよ。

名取:どこ?

秋山:乳首だったりして。

名取:そこは女性はみんな感じるの。みんな弱点なの。

秋山:あとは、意外と耳たぶだよね。

名取:たまに、そこが弱点何といるよね。

秋山:あと、女性の最大の弱点はゴキブリだよね。

名取:ショックで寝込む人いるよね。

秋山:どんなショックの仕方なの?ふつうは寝込むんじゃなく失神とかじゃない?

名取:でも、失神まではいかないわよ。快楽を感じるわけじゃないし。

秋山:ゴキブリで快感な人はいないだろうね。

名取:話がどんどんずれていくわね。

秋山:失神ってなんで神を失うって書くんだろうね。

名取:日本語って本当に難しいわね。

秋山:じゃあ、これは宿題ね。

名取:なんかそれって、説明ができない先生がよく宿題にするパターンあるよね。

秋山:江藤先生が「この問題わからないから俺の宿題にしてくれ」って、いつも逃げるよね。

名取:で、その宿題を忘れるのよね。で、そろそろクライマックスだよね。

秋山:でも、クライマックスは真っ暗だよね。

名取:なんで?

秋山:暗いMAXだから。

名取:清彦君。最後は決まったよね。

 と、僕としずかちゃんのコントは終わった。




















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