第530話 2月19日(日)クイズ大会その1

 今日は清彦です。今日は、特にやることがありませんが、レボ部の活動はあります。ではスタート。

佐々木:今日は、暇だから、クイズ大会をやる。問題を出すのは美子ちゃん。

神山:私の問題は難しいよ。

佐々木:では、美子ちゃん始めて。

神山:うん。では第1問。「チャンポン長崎の1日の売り上げはいくらでしょう。」チャンポンは答えないでね。

助平:「ペットボトル1個分。」

角田:それだと、客が1人しかいないみたいだな。

阿曽部:じゃあ、客は誰だ?

亀山:美華ちゃんだけだったりしてね。

長崎:朕の店を愚弄するんじゃない。

助平:じゃあ、いくらなんだ?

長崎:1日10万じゃ。

助平:それじゃあ、食べていけるじゃねーか。面白くない。

長崎:当たり前だ。朕の店はサービスをしているからな。

神山:第2問。「美奈ちゃんが心がけていることは?」

佐々木:「美奈さんだけに皆さんを大事にする。」

田中:佐々木君。正解。よくわかったね。

佐々木:信一さんの考え方を読み取ってみた。

水戸:その読み取りは天才的だな。

田中:私と佐々木君は心が通じ合ってるよね。佐々木君。私を彼女にしない?

佐々木:美奈ちゃん。みんなを大事にするんだから、美子ちゃんもみんなに含まれてるよ。

田中:あ、それ、卑怯。佐々木君。知らない。

亀山:でも、これは、美子が佐々木君と美奈の中を悪くするための問題だったりしてね。

前田:そうなの?美子。

神山:ばれっちゃった?

田中:美子。卑怯。

名取:美奈が往生際が悪いだけな気がするわね。

田中:静香まで私を責めるの?

亀山:美奈。諦めるしかないよね。

田中:いえ。美子も大事だけど。恋心は別よ。恋愛は結婚までが勝負よ。

佐々木:その結婚なんだけど、もう美子ちゃんとするのは決めってるから。

田中:そんなあ。じゃあ、私ってピエロ。

秋山:まあまあ、そこまで自分を責めずとも。

田中:わかった。私、佐々木君から手を引く。だけど、コントは楽しくするからね。

助平:それでこそ。美奈ちゃんだ。感動したぜ。

名取:さりげなくポイントを稼いだわね。






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