第529話 2月18日(土)レボ部の打ち合わせ3

 次は三成と愛ちゃんコンビである。

中村:なんで、俺の知らないうちにコンビ決めるんだい?

川村:いなかった方が悪い。

中村:でもさあ…。

川村:私じゃ不足?

中村:雪絵ちゃんがなんていうか。

川村:同じ村なんだからさあ農業でもして頑張ろうよ。

中村:確かに、俺たち村だよね。

川村:じゃあ、どっちが村長?

中村:村長の方を尊重するわけね。

川村:なんか、ここでネタを使ったらもったいない気がする。

中村:そうだね。じゃあ、隠そう。

 と、愛ちゃんたちもエンジンがついたようだよね。

 次は角田と久美ちゃん。である。

角田:久美姉か。うちの水戸が世話になってるな。

前田:こちらこそ、うちの恭子が世話になってるよね。

角田:久美姉と話すべきかだな。

前田:今日の晩御飯とか。

角田:コントの内容じゃないのかい。

前田:だから、コントの内容が晩御飯。

角田:でもさあ、俺たちは田んぼコンビだよな。

前田:今回は名前でコンビになるところが3組よね。まずは佐山と神山の山コンビ、川村と中村の村コンビ、そして前田と角田の田んぼコンビだよね。

角田:全部自然だな。

前田:だから自然にコンビが組まれるんだよね。

角田:いや、これは信一さんが仕組んだことだ。

前田:確かに。

 そして最後は水戸と恭子ちゃんである。

亀山:水戸君。私に興味ある?

水戸:ない。

亀山:はっきり言わないでよね。私の立場がないじゃない。

水戸:だって、恭子ちゃんは角田の物だろ。それに俺には久美ちゃんがいる。

亀山:冗談に決まってるでしょ。で、何する?

水戸:そうだな。徳川家の召使をやらないか?

亀山:何で私が…。

水戸:これはコント。

亀山:まあ、考えてみる。

 と、みんないろいろ考えているようだった。そして打ち合わせが終わった。

佐々木:じゃあ、みんな打ち合わせができたところで雑談。

 と、今日のレボ部はこれで終わります。またね。

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