第481話 1月12日(木)細菌について:第2章:細菌と免疫と組織:2-2.リンパ球の形態と機能

 みなさんこんにちは。今日もレボ部が始まります。リンパ球の形態と機能についてです。ではスタート。

秋山:今日は、さらっと、皿の上で料理するみたいに行きましょう。

2-2.リンパ球の形態と機能

 中枢リンパ器官、あるいは一次リンパ器官ともよばれる骨髄と胸腺では、リンパ球が初めて抗原受容体を発現し、形態的かつ機能的な成熟性を獲得する場である。骨髄と胸腺はB細胞とT細胞の成熟器官であり、B細胞は骨髄の中で部分的に成熟し、循環の中に入り、抹消リンパ器官に入り、脾臓の中へと遊走し、成熟をさせ、さらに二次リンパ器官に移動していく。一方T細胞は胸腺で成熟し、循環の中に入り、抹消リンパ器官に移動する。中枢リンパ器官の2つの重要な機能は成長因子と、リンパ球の成熟に必要なしぐ案る分子を供給することであり、また、自己抗原を認識させ成熟リンパ球の選別することである。

 二次リンパ器官あるいは抹消リンパ器官にはリンパ節、脾臓、さらには粘膜免疫系が含まれる。ここではリンパが外来抗原にさらされ、教育および分化がなされる。これらの器官では、獲得免疫を指導するために必要となる細胞同士の相互作用を可能にする効率的な解剖学的な構築を持っている。つまり、リンパ球と抗原提示細胞とが特定の領域で同在が可能になり、外来性の抗原が濃縮されやすいように構築されているのである。

佐々木:と、リンパ球に関してはここまでだな。

神山:横槍が入ったからこの辺でやめた方がいいみたい。

佐々木:でも、結論へ何とか行きたいなあ。

神山:それは専門家に任せてね。

朝霧:専門家(せんもんけ)?専門という苗字の人がいるの?

川村:こう言う朝ちゃんのボケって癒しになるよね。

朝霧:癒し系だからね。

佐々木:じゃあ、今日はこれで終わり。

 と、今日はこれで終わります。またね。


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