第368話 11月30日(金)宗教問題について
今日は宗教について議論します。場所は学校の部室から。
佐々木:今日は美子ちゃんが発表します。
神山:今日の話は宗教の話。イスラムとキリストと仏教のお話。イスラム教の中心は「六信五行」というものが中心。六信はアッラー、天使、聖典、予言者、来世、天命。この六つが信ずるものと言っているのよ。そして、五行は五つの行い、信仰告白(シャハーダ)、礼拝(サラート)断食(サウム)、喜捨(サカート)巡礼(ハッジ)よ。で、アッラーは世界唯一の神これはキリストと同じよね。で、天使は神の言葉を伝える役割で、聖典は教えの事、聖書よね。で予言者は予言者。天命は運命の事よね。で、シャハーダとはアッラーを崇めることで、サラートとは1日5回メッカに礼拝をする。サウムは断食をする。サカートは貧しい人に現金など寄付をする。ハッジっはメッカへ巡礼をする。これがイスラム教。
キリスト教は教会へ行くことが日程だけど、大事なのは祈り。祈るときに願いごとを言ってから「アーメン」っていうのよ。「アーメン」には「そうなるように」という意味があるみたい。で、他の人を祈るにもこの人はこういう人でこう願っています。だから助けてあげてください「アーメン」って言っているのよ。
で、次は仏教だけど。仏教はいろいろあるけど一番世界に広まっているのは日蓮仏法だよね。日蓮仏法の南無妙法蓮華経はすべての存在を意味し、人生を通して生きるための知恵や分析力、応用力が身につくのよ。また、存在を意味するから生きるための宗教でもあり、生きるためとは生かすための宗教でもあるのよ。だから、この宗教はどん底に落とされた人でも助けるのがこの宗教よ。さらに、南無妙法蓮華経は生きるための法だから運命をいい方向へ帰る助けもするのよ。南無妙法蓮華経は基本的には自分で唱えることが大事。南無妙法蓮華経は悟りの宗教だから、自分の力が自分でついてくる感じよね。
で、この3つの宗教で共通点は生きることと、生きるために人を助ける、つまり、社会に奉仕するというのがポイントよね。で、宗教には文化が深くかかわっているのよ。だから、自分の生活に合った宗教で信仰を行うのがいいのかなあと思う。下手に非難することって、生かすことの逆よね。もし、大事なものを非難されたら人は怒るよね。だから、大事なものは大事にしましょうということ。
で、どの宗教が一番いいのかは私の説明で一番興味を引いたものがいいのかな。というわけで終わり。
佐々木:美子ちゃん。よく考えてるね。
阿曽部:この微妙な説明ができるのは美子ちゃんしかいないよ。
名取:で、宗教をどう議論するの?
助平:俺たちは宗教家じゃねーからこれは宗教家に任せよう。
佐々木:じゃあ、これから雑談に入ろう。
と、今日はこのぐらいで終わります。
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