第366話 11月28日(水)環境問題について
今日もレボ部は人類問題に挑戦します。舞台は放課後の部室から。
佐々木:今日も、人類問題について始める。今日は環境問題だ。何か意見のある人。
秋山:環境問題は地球のバイオリズムが崩れて起こるものだから地球のバイオリズムのバランスを考えたほうがいいと思う。だから、まずは地球のバイオリズムについて知る必要があると思う。
佐々木:なるほど。
秋山:で、地球は大気は窒素、酸素、二酸化炭素などの成分でできていて、海は水やミネラルだよね。で、大事なのは、大気と海のバランスが崩れていること。大気は二酸化炭素が増加していること、海は廃棄物の汚染がひどい事だおもう。
佐々木:ふむふむ。
秋山:で、これから論じるのはまずは海洋汚染から。この解決方法は微生物にあると思う。
微生物の消化酵素がプラスチックなどを溶かすと思う。
阿曽部:要するに酸がプラスチックなどの汚染物を溶かすんだね。
秋山:そう。微生物だけでは処理できない汚染は化学的に解決するしかないと思う。まずはどういうプロセスで汚染されるのかがわかっていないと難しい。
佐々木:そこまではわかっているんだが、肝心の分子構造が解らないんだよね。
阿曽部:高校生レベルの僕たちの頭ではその辺は詳しくないよね。
秋山:でも、自然界には必ず生成物には元の物質と反応物がある。その反応機構は可逆的だから反応は一方方向ではないんだ。逆の反応も必ず存在するんだと思う。だから、廃棄物に関しては廃棄物から廃棄物前の段階に戻してやるのが最善だと思う。これに関しては廃棄物を分解する微生物を探してそれを増やして海に流すのも海洋汚染を緩和させる手段にもなる。だけど、生態系が壊れると思うので新たな問題が出ると思う。それに対してはまた、新たな問題は新たに処理していくしかないと思う。
佐々木:なるほど。
秋山:海洋汚染に関しての対策はこんな感じかな。で、二酸化炭素対策はとにかく緑を増やすしかない。しかし、ただ、緑を増やしても生産的ではない。緑は野菜や紙になる木がいいと思う。そしたら食料問題にも対応できる。紙にする木が増えればこれ以上熱帯雨林を壊さなくて済む。熱帯雨林の減少は確実に二酸化炭素を増やしている。熱帯雨林は減らしてはならないと思う。
佐々木:なるほど。プロセス論から入ったか。
秋山:で、砂漠とか荒野に緑を作ったほうがいいと思う。
神山:そうよね。信一さんの大企業計画には緑の増加と食料と紙の事も入っているからね。
阿曽部:先の事を考えると、大企業計画は必要だね。
秋山:で、砂漠や荒野には常に水をパイプラインで流して生態系を作るのがいいんじゃないかと僕は思う。
佐々木:環境問題は生産性を生み出すリサイクルが大事ということだね。
阿曽部:でも、大量のごみ問題はプランクトンで処理するしかないよ。
前田:プランクトンの大量発生も怖くない?
阿曽部:そしたら、小魚が増える。そして小魚を食べる魚が増える。そしたらその魚を食べることができる。
佐々木:で、後は意見のある者はいるか?
神山:ないんじゃない?
佐々木:というわけで、今日の話は終わり。これから雑談。
と、今日のレボ部はこれで終わりです。
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