第249話 9月30日(火)レボ部のライブその1
皆さんおはようございます今日もレボ部が始まります。学校の講堂でライブが行われます。まずは舞台裏から。では始まり始まり。
佐々木:なあ、みんなこれからライブをやる準備はいいか?
助平:いいぞ
みんな会場へ行った司会は江藤先生と吉本先生である。ではスタート。
江藤:会場の皆さんこんにちは今日はレボ部の晴れ舞台です。天気は雨でも晴れ舞台です。
吉本:雨なので、傘は盗まれないようにしましょう。特に折り畳みの傘は気を付けましょう。
江藤:まあ、軽くギャグを飛ばしたところでレボ部のライブが始まります。1番バッターは助平君・角田君・水戸君の黄門組です。ではどうぞ。
と1番目の助平・角田・水戸のライブが始まった。
助平:角田・水戸。今日は何をしようか
角田:今日も成敗するか。
水戸:誰をだ?
助平:悪党に決まっているではないか
水戸:で、悪党は誰だ?
角田:生徒会じゃないか?
助平:角田それはやばいぜよ。生徒会とはせっかく和解したんだぞ。ここで人間関係がこじれたら困る。他に敵はいないのか?
水戸:徳川幕府の敵だよな。長州・薩摩・土佐の武士が敵なんじゃないか?俺たち黄門組だからな。
助平:後はいないのか?
水戸:悪代官と、雑魚の武士だよな。
角田:坂本竜馬はブラックリストに入っているよな。徳川幕府の敵だが天晴だったな。大政奉還を実現させたからな。
水戸:だが、坂本竜馬は雑魚じゃないぜ。大物だぜよ。徳川の20万の大軍を長州と組んで2000の兵で倒したからな。雑魚は徳川の武士だったな。
助平:だが新撰組は強いぜよ。黄門組の敵だぜ。新撰組は雑魚じゃないぜよ。
角田:池田屋事件か。これで新撰組は一躍有名になったんだよな。
助平:そうか。俺たちも何か有名になることがあればいいんだがなあ。
水戸:とりあえず、刀で強くなるしかないな。
助平:だが、刀は銃刀法違反だぜ。
角田:刀がだめなら有名にはなれないじゃねーか。
助平:では、人助けをするのはどうだ?溺れている人を助ける。
水戸:人がたくさん溺れていなければ意味がない。
角田:船が難破するのはどうだ?
助平:船を難破させるのか?それはひどいんじゃねーか。だが難破じゃなく女性のナンパなら一理ある。
水戸:でも、女性に嫌われるぞ。
助平:100人女性に嫌われても、一人の女性がいれば俺はいいのだ。
角田:そうだよな。一人でも好かれればいいのではないか?
水戸:なんか人間ができすぎだぞ俺たち。
助平:自画自賛といった感じか。
角田:なんか幸せだな俺たち。
助平:俺たちの幸せを信一さんに分けてあげたいよな。
水戸:信一さんはレボ部の作者だからな。幸せを味わってほしいよな。
角田:信一さんは出会いがないからなあ。いいもの持っているんだけどなあ。信一さん報われないよ。
助平:信一さんはみんなのことを考えているのに、報われないのは可哀そうだな。
水戸:そうだよ。信一さんの大企業計画は人類が幸せになる計画なのに、妨害されるのは正直ありえない。
助平:でも、信一さんは我慢しているよ。耐えてるよ。幸せになってほしいよ。運命開けてほしいよ。
角田:で、大企業計画は生活が豊かになるんだよな。で、大企業計画の目的は、理にかなった給料が入る、仕事を通して生きがいが持てる、夢がかなう、世界が平和になる、といった感じだ。Give and Takeだよな。
助平:そう。人を救うのが大企業計画の本来の目的だ。助け合いだよな。
角田:なんか、俺たち少しだけかっこよくねーか。
水戸:これも自画自賛だったりして。
助平:自画自賛で終わってたまるかよな。成功すれば人類が救われるからな。何とか踏ん張りどころだぜよ。
水戸:だが、一番怖いのは嫉妬だぜよ。信一さん嫉妬されて本来手に入るはずのものが入らなくなっているからかわいそうだぜよ。信一さんが救われたら、多くの人が幸せになる。大企業計画は、人々の生活に密着しているからな。
角田:そう、いろいろとサービスも考えているんだよな。信一さんは。
水戸:店ではくじ引きをやるとか。
助平:それいいなあ。店に人が入るぜよ。
水戸:で、くじ引きがあるから売れ残りはない。
助平:また、くじ引きの中には割引券を入れるのが得策だよな。
角田:なんか、俺たち大企業計画ができるんじゃねーか。阿曽部がいるから。
水戸:で、くじ引きではいろいろ面白いことが起こるよな。例えば、男性がくじ引きでパンティーをゲットしたりな。
助平:また、すっぽんが当たったりしてな。今日の夜はすっぽんで俺の物だぜってか。
角田:助は二人の夜を分かち合いたいんだな。
助平:だが、コンドームが当たったらどうするか?
角田:微妙だなあ。
助平:あと、エロ本があたる事もあったりして。
角田:エロかあ。なんか俺たちらしくなってきたな。
水戸:で、売れ残りはくじ引きの商品にするというのも悪くないな。
助平:惣菜は売れ残りは割引セールだよな。
水戸:だが商品券が当たるというのは古いかもしれない。
助平:で、音楽のCDが当たるのはどうだ?本もくじ引きセールすれば売り上げは上がるのではないか?
と、ここで阿曽部が割り込んできた。
阿曽部:僕が今回仲間外れになっているのは何で?
水戸:おっと。阿曽部がいたか。
阿曽部:商売はいかに物を売りさばくかが勝負だからね。
助平:阿曽部よ。レボ部は大企業計画ではいい線行くんじゃねーか。
阿曽部:そうだね。レボ部で大企業計画をやってみる?
助平:そうだなあ。ゲーム感覚でやってうまくかな。
阿曽部:まずは宣伝だよ。宣伝をやって情報を提供する。次は商品を並べる。そして売りさばく。
角田:だがその前に製品を作らなければいけないな。
阿曽部:あと、ネットショップも重要だよ。ネットショップは場所をとらないからいいよね。倉庫さえあれば問題なし。一般の人はネットショップオーナー5というのがあれば、ネットショップは簡単にできるよ。
助平:ネットショップではエロDVDは売れるよな。
阿曽部:でも、エロ動画サイトの方が安く済むよ。
角田:おいおい。エロ動画サイトは18禁だろ。
助平:だが、ネットショップではコンドームは売れそうだな。
阿曽部:あと、化粧品も売れるよね。毛生え薬とか。江藤先生に毛生え薬を薦めようか。
助平:泣いて喜んだりしてな。
阿曽部:あと健康食品だよね。とくにダイエット食品は売れるよね。
角田:俺たちにはまだ早いじゃねーか?
阿曽部:あと、店だよね。店が持てれば何でもできるよね。
助平:店かあ。なにがいいかなあ。風俗はダメだよな。
阿曽部:当たり前だよ。風俗は反則だよ。それに僕たちは高校生。
角田:英会話喫茶なんかいいよな。英語ができる外国人を雇って英会話に興味がある人を連れてきて、お茶を飲みながら英会話をやるというのはどう?
阿曽部:それいいね。で、さりげなく教材も売るのはどう?
水戸:英会話ブックなんかはいいな。
阿曽部:英会話CDはいくらでも売れるよ。
水戸:そうだな。英語の教材はいくらでも作れるよな。
角田:あと、信一さん音楽を考えているよな。マスターテープを作っているからな。
阿曽部:英会話のCDもいくらでも作れるよね。でも、英語は生の英会話の方がよりいいんだけどね。
助平:だがどんなCDがいいのだ?
阿曽部:英語でジョークを考えるのもいいよね。How are you today? I‘m fine. But fine is five dollors it’s my joke. とかね。
助平:それいいなあ。なんか英語ができて鼻が高くなるよな。
阿曽部:鼻は高いけどCDは安いよね。
水戸:だが数で勝負だな。CDは。
阿曽部:あと、信一さんの大企業計画の進め方はどんなものがあると思う?
助平:小説・音楽が武器みたいだなあ。あと英語もせめていきたいらしい。
水戸:英語はいいよな。英語の文章はとにかく英文を書いて商品化するのは儲かるよな。
阿曽部:でも、英語は微妙だよね。たくさんライバル会社ができるからね。
助平:阿曽部の会社では英語はやっているのか?
阿曽部:もちろん。DVDも作っているよ。DVDは僕は自信あるんだよね。
助平:で、信一さんの大企業計画は何とか成功させたいよな。これを納得しないものはいないよな。
阿曽部:信一さんは地道にやれば報われるらしい。とネットの占いにあった。信一さんはたくさん苦しんだ分自分と同じ苦しい思いは他人にはさせたくないみたいなんだよね。カウンセラーもやっているんだよね。YAHOOの知恵袋でベストアンサーが300以上あるんだよね。これは正直凄い、凄い、凄いの3拍子だよ。
水戸:で、結論は誰かの役に立つことが事業につながるのが大企業計画の真骨頂である。
助平:水戸よ。うまくまとめたな。さすが御隠居・水戸光圀の血筋をついでいるだけある。
阿曽部:というわけでこのコントはDVD化させるとしよう。
水戸:じゃあ、これで僕たちのライブは終わります。
と、助・角田・水戸・阿曽部の4人のコントはこれで終わり。
江藤:助平・角田・水戸・阿曽部、よく頑張った。後で平常点をあげよう。
水戸:ははー。
角田:黄門様がお辞儀をするのかい
吉本:で、次は長崎君・宮下さん・増田さん・小山さんの番ですね準備はいいですか?
長崎:スタンバイO.K.
吉本:ではスタート。
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