第230話 9月13日(金)スーパーでのバイト

 こんにちは今日もレボ部が始まります。場所はスーパーの会議室から。

佐々木:よーし。みんな集まったな。 配置はどうしようか。

宮下:私は寿司が握れるので鮮魚コーナーが向いていると思います。

朝霧:鮮魚はコーナーだからはじっこ?

名取:朝ちゃん。それを行ったら全部はじっこになっちゃうよ。惣菜コーナーとかいろんなコーナーがあるんだから。

朝霧:みんなはじっこではじなだけに恥かいちゃった。

助平:朝ちゃん。スゲー冴えているなあ。

名取:私も1本とられた。

朝霧:でも、スーパーは1本だけじゃないよ。

秋山:そりゃ、スーパードライはたくさん売っているよね。

助平:そのスーパーかい。

阿曽部:で、売れ残りの物は持って帰っていいからね。

前田:じゃあ、頑張って売れ残りを作ろうか。

亀山:それは逆に頑張らなくていいんじゃない?

阿曽部:売り上げが上がったらその分給料出すから売れ残らないようにしてね。

佐々木:で、配置はどうする?

宮下:私は寿司を握ります。

増田:私と雪絵は寿司を売ります。

助平:肉関係は任せてくれ

川村:それって肉体関係と違うの?

助平:愛ちゃん無理に突っ込まないように。

佐山:俺も肉関係やる。

亀山:肉関係はにくだけに憎まれるよ。

前田:特に私と恭子はね。

水戸:久美ちゃん。まだ過去を引きずっているの?

朝霧:私はスーパーの段ボールを引きするよ。

角田:朝ちゃん。過去と段ボールを一緒にしないでくれ。

朝霧:新しい野球だね。

水戸:段ボールは野球かい。

秋山:で、段違いのボールが来るから団が違うだけにフォークボールかな。

助平:清彦はよくそこまで持っていくよな。

名取:あと私は惣菜をやる。

川村:じゃあ、私も親友として惣菜をやる。

神山:私は店の一角で占いやろうかな。

阿曽部:スーパーに占いがあると業績もアップするよね。

佐々木:で、肉はどうする?

朝霧:にくだけににくまれるかなあ。

川村:喜ばらる肉ならいいんじゃない?

朝霧:ということは牛肉・豚肉・鶏肉かなあ。みんな料理で喜ばれるよね。

助平:結局、普通の肉じゃねーか。

朝霧:あと、にくやってにくいねーというダジャレを言われたいから私はお肉をやるね。

秋山:なんか、僕も肉好きだから肉をやるよ。

名取:清彦君は惣菜に来ないの?不倫?惣菜の肉じゃだめなの?

秋山:わかったよ。静香ちゃん。僕は総菜部門に行くよ。

増田:じゃあ、私と雪絵がお肉の部門に行きます。

小山:肉って私の18番の必殺技なんです。にく(2×9)=18だからです。

佐山:雪絵ちゃんもうまいこと言うなあ。

佐々木:じゃあ、俺は生鮮部門だな。

朝霧:佐々木君は戦うの?

佐々木:それって聖戦?

阿曽部:商売で売り上げをあげなきゃいけないからある意味戦いだよね。

角田:俺は鮮魚がいいなあ。な、水戸。

水戸:ぎょっと驚く売り上げをしよう。

宮下:ぎょって「魚」ですか?

阿曽部:俺は何かあったら時のためにメインカウンターにいるよ。

亀山:私と久美ははベーカリーだね。

長崎:朕はラーメン部門じゃ。

阿曽部:チャンポンは食品部門なわけね。

助平:俺は惣菜をやる。愛ちゃんがいるし。

佐山:じゃあ、おれもベーカリーだな。

助平:なんか、ベーカリーは不気味な人間関係になりそうだな。

亀山:みんな恋人がいるから未練なんかないよね。

佐々木:じゃあ、全員決まりだね。では戦闘配置についてスタート。

 と、レボ部のバイトが始まった。

 そして、仕事が始まって、みんな一生懸命働いて仕事が終わった。会議室で今日の感想が始まる。

佐々木:しかし、今日の仕事はハードだったな。

朝霧:私は「鶏が産んだ卵はいかがですか?」と叫んだよ。

亀山:私たちはパン作りをやったけど、思わずラスクをかじっちゃった。

角田:俺なんか寿司を食べながら仕事をしてしまったぜ。

名取:みんなつまみ食いしているんだね。私たちも餃子とかつまみ食いしちゃった。

阿曽部:みんなつまみ食いしているの?僕なんかサービスセンターで接客ばっかで何も食べていないよ。

秋山:僕はお客さんが商品をたくさん持っていたらかごを渡してあげたよ。喜んでたよ。

阿曽部:清彦は時給アップだな。細かい気配りができている。

長崎:朕のカップラーメンは全然売れなかった。無念じゃ。

阿曽部:チャンポン。食品はラーメンだけじゃないからね。

助平:俺は愛ちゃんの手料理を初めて食べた。

朝霧:何食べたの?

助平:冷凍餃子。

角田:それって手料理といわねーじゃん。

助平:でも、俺は愛ちゃんの愛情がこもっている餃子に感動した。大事なのは気持ちだよ。

名取:助もたまにはいいこと言うよね。

秋山:で、僕は静香ちゃんの手作りコロッケ。

角田:愛ちゃんより静香ちゃんの方が上なわけだね。

増田:精肉もにくくった。

小山:そして謎かけ。肉を食べたとかけて相手を恨むその心は「にくかった」。

名取:雪絵ちゃんもいうようになったね。

佐々木:じゃあ、今日の仕事は終わりで、明日は何やる?

阿曽部:みんなはじめてな割にはうまくやってたね。

助平:人間の本能じゃないか?

佐山:それだと明智に裏切られる本能だけに本能寺。

佐々木:まあ、とにかく雑談はこの辺にして、明日なにやる?

阿曽部:またスーパーでいいんじゃない?

朝霧:今度はスーパーだけにスーパーサイヤ人になれるような店にしようよ。

助平:尻尾がなければ無理だよ。

角田:いつか尻尾を出すんじゃないか?

名取:尾てい骨で終わりよ。

角田:そのしっぽじゃなくて悪人が出るかもしれないということだ。

水戸:そして黄門組のわれら3人で蹴散らす。明智のように。

佐山:3人で明智軍を蹴散らすのは無理がある。

佐々木:しかし、信長は明智を信用していたいみたいだたらしい。

助平:だが、3人で明智軍を蹴散らす。信長の敵。

佐山:だが、信長の天下布武は理想で終わったな。

助平:で、猿の秀吉が明智を蹴散らして天下を取る原因を作った。

朝霧:猿が日本を支配したの?人間の能力は猿以下?

助平:そうじゃないよ。秀吉の顔は猿に似ていただけ。

佐々木:で、明日はどうする?

阿曽部:またスーパーで働いてもらうよ。

助平:「売り切れの寿司屋」と掛けて「ジョークが出ない」ととくその心は「ネタがない」

阿曽部:今のいいね。僕のブログに載せるよ。

名取:確かに寿司は売り切れていたわね。

宮下:私が握ったすしはギネスに載るほど最高ってわかりました?

角田:確かに美華嬢ちゃんのすしをお客さんに味見をさせたら、みんな買っていったよな。

助平:史上最年少の寿司屋の御嬢さんってことでギネスにのるかもな。

増田:あと外人が結構いましたね。英語でしゃべりましたよ。そしたら「日本語でいいよ」と言われました。

長崎:朕は違う外人さんと英語でしゃべろうとしたら、日本語で「ロシア語なら話せるよ」と言われた。

佐山:チョコパンの味見をさせたら、お客さんがチョコチョコ買っていったよ。

阿曽部:みんな営業感覚があるね。

佐々木:野菜は毎日値段が違うから値段を覚えても無駄だな。

阿曽部:で、ポイント還元サービスは結構いいでしょ。

佐山:売れない商品はどうするんだ?

阿曽部:1日じゃあ結果がわからないから1週間やって売れ残りが大幅に出たら検討することになっているよ。

名取:でも、試食コーナーがあるのとないのとでは売れ行きが違うわよね。

阿曽部:損して得取れということだね。

助平:なんか、阿曽部って何気にスゲーな。このスーパーすげえ売れているしな。

朝霧:でも、お肉の試食をして肉買わないお客さんは憎かった。

小山:肉買っていないのに憎かった(にくかった)ってなんか変よね。

増田:なんか、雪絵がギャグを朝ちゃんさんから学んでいるって知っている?

朝霧:雪絵ちゃんは私の1番弟子よ。私が師範(しはん)。一般募集をやれば市販(しはん)だね。

阿曽部:あと、美子ちゃんが店で占いやってくれたのがうれしかったよ。お客がたくさん来たからね。

川村:で、みんなこう言ってたよ「なんで当たるの?」って。

朝霧:それってぶつかっていないのに当たるっていうこと?

小山:悩みにぶつかったから当たったのではないですか?

助平:確かに悩みにぶつかってその悩みを当てている。

朝霧:そうね。ぶつかっているよね。雪絵ちゃんが正しいね。

川村:雪絵ちゃんが朝ちゃんに勝った。これはギネスものじゃない?

朝霧:私の連勝記録がなくなったからギネスにのらなくなっちゃたよ。

佐々木:というわけで、今日はこの辺で解散。また、明日、この会議室に集まろう。

 と今日のレボ部の活動は終わりです。また明日会いましょう。

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