第231話 9月14日(土)スーパーでの仕事

 今日もレボ部はスーパーではじけます。まずは、会議室から

助平:今日は売りに売りまくってうりうりするぞ。

朝霧:うりうりするって誰をいじめるの?お客さん?

秋山:確かにお客さんからお金をまきあげるからね。

阿曽部:清彦。ひどいこと言わないでよ。お金をまきあげているんじゃなくて、サービスしてお金の代わりに商品を提供しているんだから。

川村:でも阿曽部君のお客さんはみんな喜んで帰っているよね。

名取:でも、競争相手のスーパーをはじから潰しているんじゃない?

阿曽部:それはしょうがないよ。売り方があるんだからさあ。で、今日は明日が15夜だからお月見まんじゅうを売らなきゃね。

助平:で、今日はお月見まんじゅうがメインで売り出すわけね。

亀山:広告見たわよ。お月見まんじゅうを買ったお客さんにはくじ引きありって。

助平:阿曽部は冴えているなあ。商売戦術が食べ物のようにうまい。

名取:昨日の惣菜は売れ残りがないというのがすごいね。

助平:それだけ物が置いていないんじゃないかい

阿曽部:違うよ。売れているんだよ。それに昨日はレボ部が大活躍したじゃん。

名取:そうよね。このスーパーは味見戦術がうまいよね。

朝霧:うまいのは戦術だけじゃないよ。食べ物もうまいよ。

名取:朝ちゃんに突っ込まれるとは思わなかった。

佐々木:じゃあ、この勢いで今日も売りまくるか。

朝霧:でも勢い良すぎて台風がきたらお客さんが減って売れ残るよね。

佐々木:朝ちゃんに突っ込まれるとは思わなかった。

阿曽部:じゃあ、今日も頑張ろう。

 と、今日もレボ部はスーパーで働いた。

 スーパーでの仕事が終わって会議室に集まった。

佐々木:今日も順調だったな。

佐山:今日の恭子ちゃんの接客は強引だったな。

前田:たくさん試食させたからね。

亀山:でも、その分売れたじゃない。

朝霧:その分が売れたの?分ってどのくらいの時間?

亀山:スーパーがにぎわっている時に決まっているじゃない

助平:だが、今日はみんなギャクの切れ味は悪いなあ。

朝霧:ギャグって味なの?どんな味?

助平:切れ味。

角田:鮮魚のアジだよな。包丁さばきも切れているし。

亀山:レボ部は不思議だよね。必ずフォローしている人がいるからね。

佐々木:フォローはレボ部の特徴だからね。

川村:佐々木君っていつも話のストッパーになっているよね。

佐々木:で、明日はどうする?

阿曽部:明日は土曜日だからうちの会社で打ち合わせする?

神山:でも、レボ部はいつ終わるかわからないよ。

阿曽部:作者の信一さんが大変だからね。

佐々木:みんなで頑張るしかないな。

 と今日のレボ部の活動は終わりです。また明日会いましょう。

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