第82話 6月10日(日) ライブの打ち合わせ その5

今日は午前中から阿曽部の家で打ち合わせが始まります。ではスタート。

佐々木:づお?みんなは打ち合わせは進んでいるか。

名取:まあまあだね。

前田:私も。

佐々木:まあ、とにかく24曲ある。1チーム最大4曲という計算だけど、みんなは何曲歌う?

川村:まずは全曲聴いてみようよ。

助平:そうだなあ。で、取り合いになったらジャンケンだな。

佐々木:じゃあ、全曲で2時間近くあるから、自分の希望する曲を考えながら聞いてくれ。では、スタート。

 曲が流れ出した。みんなは真剣に聞いていたんだ。様々な曲が流れてみんなメモをしながら聞いていたんだ。

 24曲がながれ終わった。

佐々木:じゃあ、どの曲を取るか決めた?

 と、ここでみんなどの曲をとるか決めた。

佐々木:よし、みんな決まったな。

川村:うん。

佐々木:では、今日はこれからボスティングをする。宣伝活動だ。これは2人1組又は3人1組でしよう。地域はこの地図に書いてある。勝手で悪いが、時間がないので俺が誰がどこへ行くかを決めた。どうせ誰が行っても同じだろうと思ったからだ。みんなの意見はどう?

名取:うん。恋人同士で組むという感じだからやりやすいわね。

川村:じゃあ、腕をまくって頑張んなきゃ。

助平:愛ちゃんはとんかつでも作る気か。

川村:何でそうなるのよ。

助平:腕をまくる時はたいてい食い物を作るときだろ。

川村:腕をまくるのは例えよ。

佐々木:まあ、それはいいとして、それぞれ開始してくれ。

 と、組み合わせはみんなわかると思うけど下の通り。

 1.佐々木・神山

 2.助平・川村

 3.秋山・佐山

 4.長崎・宮下

 5.増田・小山

 6.佐山・前田・亀山

 で、ボスティングが始まった。ボスティングの行動はきりがないので書きません。そして、ボスティングが終わった夜。阿曽部の家に集まった。

佐々木:よし。みんな終わったな。

名取:なんか明日、学校で噂になりそうね。

助平:その時はその時だ。

川村:でもなんか私、生徒会の動きが気になる。

神山:それはほっとけばいいんじゃない?

佐々木:そうだね。美子ちゃんの言うとおりだね。というわけで、今日は解散。

 と、今日はこの辺にしておこう。では、また明日というかまた、次の行。


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