第77話 6月5日(火)レボ部危機一髪

 今日も朝を迎えた。僕たちはレボ部は昨日話し合って対策を練っていた。もちろん生徒会も対策を練ってきたと思う。

 今日の話は午後のクラブ活動の時間から。

前頭:昨日の話は小結副校長と江藤先生から聞いた。この二人の意見を聞き、正統に判断を下すために私、校長、前頭が対話の場を作る。両方の言い分を聞く。まず、どっちの話が先かくじ引きで決める。まずは代表佐々木くんと桜木くん。前へ。

 佐々木と桜木は視線を合わせなかった。そこでくじ引きをし、運よくレボ部の発言が先になった。

佐々木:えーっ。じゃあ、われわれレボ部の意見をお聞きください。まずはこのテープから。

 そう、美子ちゃんが昨日の成り行きのテープを録音していたんだ。抜け目がないよね。これには生徒会は焦ったんだ。

前頭:なるほど。これは桜木君。どういうことかね。

江藤:えーっ。私の思うに、生徒会はレボ部の存在が大きくなることを嫉んだ。レボ部が生徒会より活躍することを嫉んだんでしょう。空手部、ボクシング部が呼ばれてはレボ部もどうしようもなかったと思います。人数もレボ部は生徒会の連中の半分だったわけです。これではレボ部がかわいそうです。生徒会は1年大人なんだから、大人の行動をすべきです。きちんと話し合うべきです。

前頭:江藤君の言うことはわかったが、これは喧嘩両成敗ですな。確かにレボ部はかわいそうだ。が、生徒会はこの学校の中心で、確かな人柄があるからこそ生徒会には権限を与えている。何かレボ部に落ち度はなかったのかね。

江藤:それは誤解です。

前頭:まあ、生徒会には私がきちんと指導しておく。今回、君たちレボ部は一応、1学期は校内では活動停止だ。

佐々木:え?そんなに長くですか。やりたいことはたくさんあるのに。

 と、不平等な決断がなされた。

江藤:それはいくらなんでもあんまりな。

前頭:江藤先生。まだ言うつもりなのかね。これでもいい方だぞ。

佐々木:わかりました。1学期は校内での活動は停止します。

前頭:そうだ。校内でのだ。

佐々木:ありがとうございます。みんな、帰るぞ。

助平:佐々木。いいのかよ。不平等すぎるじゃねーか。

佐々木:助。みんな話は後でする。いいから、この場は退いておこう。では江藤先生。校長。失礼します。

 と、レボ部はこの場を立ち去っって、教室に行った。

助平:佐々木。どういうことなんだよ。

長崎:そうだ。朕は権力に負けたくない。

佐々木:まあ、校長は活動のチャンスをくれたんだぞ。

名取:え?だって、活動停止だって。

佐々木:だから、それは校内だろ。校外なら大丈夫だろ。

阿曽部:なるほど。校外で活動するのか。

 と、僕たちの活動は意外な方向へ進んだ。

佐々木:じゃあ、これかの活動を阿曽部の家で会議しよう。

 そして、阿曽部の家でレボ部の活動が始まった。美華ちゃん軍団も参加したんだ。

宮下:佐々木さん。呼んでくれてありがとうございます。

佐々木:美華ちゃん軍団もほぼレボ部だからね。

増田:軍団といっても3人ですけど。

小山:そうです。たけし軍団にはかないません。

助平:雪絵ちゃん。ずいぶん古い事言うねえ。

小山:いえ、アンティークと言ってください。

秋山:雪絵ちゃんおもしろい。

佐々木:では、これから何をするか決めます。まずどうする?

名取:私はなんか急な話で戸惑っているんだけど。

助平:うーん。なんかテーマが欲しいなあ。

長崎:ゲーム大会でもするか?

佐々木:いや、自己満足で終わりたくない。

助平:カラオケ大会でもするか。

佐山:それともバンドを何チームか作って音楽やらない?

川村:ライブするの?

朝霧:それっていいかもしれない。

長崎:朕は笑いと歌を両方やるっていうのはどう?

阿曽部:役割が分担というのもいいね。

川村:なんかみんな、ライブをやる方向に行っているよね。

名取:そうね。どう思う佐々木君。

佐々木:ライブをするのか。だが、スポンサーはどうするの?

阿曽部:うちがスポンサーをやるよ。

川村:さすが金持ち。朝ちゃんの将来は明るいね。

朝霧:うん。5百Wぐらいかなあ。

亀山:朝ちゃんその明るさじゃないって。

朝霧:じゃあ、恭子ちゃん。確かめてみる?

亀山:朝ちゃん。大丈夫?

佐々木:まあまあ、ここでネタを考えるのは控えて、本題に移ろう。みんな、ライブをやることでいいかい?

前田:なんかおもしろそう。

宮下:レボ部はおもしろいですよ。本当に。

増田:美華。雪絵。これって一生の思い出になりそうよ。

川村:友子ちゃん。まだ小学生のうちから一生のなんていわないでよ。

朝霧:なんか美華ちゃん軍団の張り切りようはすごいね。

佐山:とにかくさ。歌をやる人とお笑いをやる人を決めない?

秋山:そうだね。まずはとにかく、テーマが欲しいよね。

助平:テーマかあ。

長崎:“人類皆兄弟”って言うのはどうかい。

名取:うーん。方向性はいいんだがいまいちと思う。

秋山:じゃあ“人類皆ウルトラマン兄弟”ってどう?

川村:ちょっとおもしろかった。けど無理あったね。

前田:そうね。女性のウルトラマンはウルトラの母しかいないもんね。

神山:そういう意味なのかなあ。

助平:でも人類が皆ウルトラマンだったら地球には3分しかいられないんだろ。カップラーメンが食べるころには帰んなきゃいけねーじゃん。

長崎:朕よ。何でカップラーメンなのだ?朕のラーメンのほうがうまいぞ。

助平:チャンポンはいつも宣伝するよな。

長崎:助。それが大事なのだ。

佐々木:と、ウルトラマンネタが3分で尽きたところで、これからライブをすることに決定でみんないいか?いい人は手を挙げて。

 みんな手を上げた。

佐々木:では、どういうふうに進行しようか。

川村:私は、いろんな組み合わせをして、ライブをした方がいいと思う。

名取:例えば。

川村:私が静香と組んでコントしたり、私が朝ちゃんと組んで歌を歌ったりして、1人が何回か登場するってこと。

長崎:でも、それって朕たちは15人いるからライブの時間は長くなるんじゃないかい。

朝霧:私は長くてもいいよ。

神山:そうね。15人じゃ、仮に1人4分でも1時間だから、愛ちゃんが言ったのでいいと思う。

佐々木:じゃあ、組み合わせと順番を先に決めようか。賛成な人は手を上げて。

 僕たちはみんな手を上げた。組み合わせは以下の通り。

  ライブ組み合わせ(仮)

 1.名取・川村・神山・朝霧コンビ(歌)

 2.長崎・助平 (コント)

 3.秋山・佐山(コント)

 4.美華ちゃん軍団(歌)

 5.佐々木・阿曽部 (コント)

 6.前田・亀山(コント)

 7.川村・名取(歌)

 8.佐々木・助平・長崎(コント)

 9.神山・前田・亀山(歌)

 10.朝霧・阿曽部(コント)

 11.秋山・佐山(歌)

 12.美華ちゃん軍団(コント)

 13.レボ部全員(コント・歌)

長崎:これはかなりハードだなあ。

名取:でもやる気出てきた。

助平:じゃあ、早速打ち合わせだな。

亀山:でも、みんな。肝心なこと忘れていない?曲は誰が作るの?

阿曽部:それならうちで作るよ。うちの会社はプロデュースもやっているんだ。

助平:なんか、俺らなんでもありだな。

神山:じゃあ、早速打ち合わせしようよ。

佐々木:そうだね。じゃあ、まず、前半の打ち合わせ。開始。



 と、打ち合わせから始まった。まずは、1番目のコンビレボ部の名物四人衆から。

名取:じゃあ、とりあえず、歌詞を作ろうよ。

川村:まずは題名を先にする?それとも歌詞を先にする?

神山:私はとりあえず、題名を決めてから詩を作って。題名が詩に合わなかったら題名を変える。それがいいんじゃない。

朝霧:そうね。じゃあ、それぞれ題名をつけようよ。

 4人は題名を考えた。

川村:私は「愛の力」かな。

名取:愛はこだわるわね。私は「いとしの君へ」かな。

朝霧:私は「あなたに元気を」

神山:私は「そうなるように」

名取:うーん、みんなバラバラだなあ。

川村:でも私は美子ちゃんの「そうなるように」がなんか運命的なもので面白そう。

神山:うーん。朝ちゃんや愛ちゃんは自分のスタイルできたね。

川村:私は、強引にこの4つを繋げてみたらどうなるのかなあと思う。

名取:そうね。

朝霧:ってことは、「いとしの君へ 愛の力を 元気の世界へ そうなるように」かあ。

神山:朝ちゃん。すごい強引だね。だけど、詩になってる。

川村:うーん。題名は「そうなるように」がいいかなあ。運命的な歌になる方がいいと思う。

名取:うん。そうね。その詩、サビにしようか。

朝霧:え?さびてないよ。おニューだよ。

川村:朝ちゃん。生まれたてだからおニューじゃなくておギャーだよ。

神山:ねえ。二人とも、頭大丈夫?

名取:二人は少し頭が変なんだよ。でもおもしろい。まあ、とにかくサビにしようよ。

川村:だから、静香。おニューだって。

朝霧:おニューってお乳?赤ちゃんにあげるの?おギャーだし。

名取:愛がおかしいのはわかるけど、朝ちゃんまでおかしいとは思わなかったよ。

川村:まあ、とにかく、この詩をサビにして、最初はどうしよう。

神山:サビの詩の感じからいって、元気のない男子に愛と勇気と希望を与える詩になりそうね。

川村:では、詩を作りましょう。最初は「机でため息ついてる君 何を悩んでいるの あなたはみんなの希望なの 私は見たい元気な君」が第1節にしない?

名取:なるほど。男子がないて喜びそうな詩だね。

神山:じゃあ、私が続き。「君は1人じゃないんだよ。 みんなが支えているんだよ。 一人の世界に行かないで ここへ早く戻ってよ」

朝霧:なるほど。今度は私。「辛いことはみんなあるさ 

だけどみんな思ってるよ あなたにしかできないこと それはみんな待ってるよ」

名取:じゃあ、私。「夢と希望のこの扉 未来のために開けてみて きっと悩みのなくなるよ みんなあなたについていく」

川村:うーん。とりあえず、サビまでの詩はみんなでできたけど、もうちょっと改良したい。

 っと、改良が始まった。この4人はこんな感じで歌を作っていった。次はチャンポンと助の打ち合わせ。

助平:なあ、チャンポン。ネタについてどうするか?

長崎:これは寝るしかないな

助平:チャンポン寒いぞ。

長崎:そうだな。布団かぶってなかったよ。

助平:そうじゃねーって。ここからコントが始まるのもいいか。

長崎:でもいまいちだなあ。

助平:おい、チャンポンが言ったことじゃねーか。

長崎:とにかく朕たちはどうする。

助平:おらはハイレベルなネタをやりたいぜ。

長崎:テーマを決める?

助平:今、問題になっていることをテーマにあげるか。

長崎:ただでか。

助平:そのあげるじゃねー。

長崎:そうか。油が足りなかったか。

助平:そのあげるでもねー。

長崎:助って突っ込み好きだなあ。

助平:突っ込ませているのはチャンポンだろ。

長崎:このネタは使えるかのう。

助平:うーん。難しいところだ。

長崎:テーマは何にしようか。

助平:今、問題になっているのは「いじめ」じゃないかなあ。

長崎:そうだな。でもだいたいいじめってパターンがあるよな。特に集団で1人をいじめるケースが多いのがなぜか多い。なんでかね。

助平:そうだな。いじめをする人間は心が病んでるんだよな。

長崎:うーん。いじめをテーマにするのはどうか・・・・・・。

助平:まあ、それはとにかくそうだが。社会の問題はそれだけじゃない。とにかくライブの日まで時間があるんだ。ゆっくり考えようぜ。ってライブの日はいつだ?

長崎:それがわからなけりゃどうにもならん。佐々木に言ってみる。佐々木、ライブはいつだ?

佐々木:そうだなあ、1ヶ月はかかるだろ。とにかく阿曽部がまだ親に言ってないから時間も場所も決まっていない。ただ、期末試験の前だということは確かだ。

長崎:わかった。

 っとチャンポンと助のうちあわせはこのくらいにしておいて、次は僕とサスケの打ち合わせ。

秋山:僕たちはどういう歌を歌おうか。

佐山:悲しい恋の曲というのはどうだ。共感がもてるんじゃないか。

秋山:なるほど。かなわぬ恋の歌かあ。それもありだなあ。

佐山:とにかく詩を作ってみるか。「君への思いはついにかなわず 無念の思いが込上げる」って言う詩はどう?

秋山:うーん。無念って言う言葉は強烈だなあ。何かいい表現はないかなあ。

佐山:じゃあ、「君との幸せ欲しかった。だけど君は遠かった」

秋山:うん。それいいね。でも、何かピンと来ない。でもサスケって失恋を表現するのもうまいね。

佐山:自慢じゃないけど。まあね。

秋山:じゃあ、僕が考えたのはこう。「僕は君を愛してた。だけど君は側に居ず。」っていうのはどう?

佐山:俺は、また浮かんできた。「君は僕から離れてき、次の運命探すだろう」

秋山:うーん。いまいちだなあ。でもそれは2番のサビか、その後の詩だね。

 と、僕とサスケの打ち合わせはこんな感じだった。次は美華ちゃん軍団の打ち合わせ。

宮下:ねえ、友子、雪絵。久しぶりに私たちの出番ね。

増田:そうだよね。レボ部は1日の話が長い。一体何巻になるんだろう。

小山:うーん。出版者にかかってるね。

宮下:雪絵。作者の悩みを言っちゃ駄目。

増田:美華。もう遅いよ。

宮下:それより、私たちの歌はどういうテーマにしようか。

小山:大人の事情と子供の事情をテーマにしようか。

増田:雪絵は大人の事情がわかるの?

小山:うーん。レボ部の先輩に聞くしかないね。

宮下:レボ部は高校生よ。親に聞いてみようか。

増田:親は「子供は知らなくていいの」といいそうね。

小山:そうね。「子供らしくしなさい」と言われそうね。

宮下:私たちって一体何者なんだろうね。まだ小学生なのに。やっぱりマセてる?

増田:いいんじゃない。私たち早く大人になって。

小山:でも生意気って言われそうね。

宮下:あー。社会って難しい。

小山:結局、私たちは目標はレボ部しかないよね。

増田:そうだね。でもレボ部って社会に敏感よね。

宮下:うん。そうだね。で、私たちのテーマはどうしようか。

増田:子供の事情をテーマにして題名を「理由(わけ)」っていうのはどう?

小山:友子。それいいねえ。

 と、美華ちゃん軍団は社会に対しての子供の事情を歌にするみたいだった。

 次は佐々木と阿曽部のコントの打ち合わせです。

佐々木:阿曽部と組むって初めてだな。

阿曽部:そうだね。新鮮だね。

佐々木:ということは、俺たちのコンビ名は新鮮組?

阿曽部:僕が近藤か。

佐々木:じゃあ、俺は沖田?

阿曽部:いやあ、あの時代はよかったなあ。

佐々木:って俺らいつから幕末の人間になったんだ?

阿曽部:さっきじゃない?

佐々木:さっきって平成じゃねーか。

阿曽部:まあまあ冷静になろう。

佐々木:まあ、それはいいとして。このせりふはコントには使えんな。

阿曽部:そうだね。これはうちはネタだからね。

佐々木:おい。阿曽部の家ってネタなのか。

阿曽部:まあ、ゲームがたくさんあるからね。ってうちはネタじゃないって。・・・・・・。自滅したかなあ。

佐々木:まあ、とにかくどうしようか。何をネタにするか。

阿曽部:話しているうちに見つかるんじゃないんか。

佐々木:なんで家が話すんだ。

阿曽部:佐々木。頭大丈夫か。そのうちじゃないぞ。

佐々木:うーん。駄洒落で構成されているだけじゃなく、何か欲しいな。

阿曽部:とりあえず、よく考える必要があるね。

佐々木:何かないかなあ。

阿曽部:めいど喫茶ネタはどう?

佐々木:男がやると気持ち悪いと思うが、さすが秋葉系。

阿曽部:なんか一言多いような気がする。

佐々木:そう。気のせいだ。

阿曽部:おいおい。

佐々木:まあ、それはいいとして、何がいいかなあ。

阿曽部:うーん。

 佐々木と阿曽部は今日中にはネタが浮かばなかったみたいだった。次は久美ちゃんと恭子ちゃんのコンビです。

前田:恭子。私たち何のネタがいい?

亀山:そうね。私はキャラ的にはちょっときついタイプなのよね。

前田:じゃあ、男について話してみようか。

亀山:男についてかあ。ということは標的はレボ部?

前田:それはうちはネタだよね。でもとりあえずレボ部で練習してみようか。

亀山:そうね。じゃあ、まずは佐々木君。

前田:うん。彼はみんなのまとめ役だよね。

亀山:でも時々、ギャグすべるよね。

前田:それはみんなもときどきすべるよね。

亀山:じゃあ、みんなスキーやってるの?

前田:そういう意味じゃないって。とにかく次は助平君。助平君はおもしろいよね。

亀山:でも彼はエロネタが多い。時々ついていけない。

前田:愛ちゃん。よく助平君についていくよね。

亀山:愛ちゃんは変だからね。

前田:次は長崎君。彼はおやじギャグを言うよね。

亀山:でも天才よ。ってギャグについてはみんなうまいよね。でも長崎君は最高。

前田:恭子ってまだ長崎君にほれてるの。

亀山:だって・・・・・・。

前田:これ以上は恭子がかわいそうなので次いきます。次は阿曽部君。

亀山:彼はやっぱりオタクだね。

前田:でも、オタクが経済を支えているのよ。

亀山:久美。それどこから思いつくの?

前田:次は清彦君。彼がギャグをとばす時ってたまにおいしいところを持っていくよね。

亀山:うん。静香が羨ましい。彼は抜け目がない。けど、あんまり目立たないね。

前田:さすが恭子。一言多いのは恭子の癖ね。というわけで、最後はサスケ君。

亀山:うん。・・・・・・。ッて複雑よね。今、久美と取り合いやってるよね。

前田:うん。サスケ君はどっちを選ぶんだろうね。

亀山:まあ、コントの練習はこんぐらいかあ。

 と、久美ちゃんと恭子ちゃんの練習はこんな感じだった。そして、夕食前に活動が終わりの時間になった。

佐々木:では、今日は有意義だった?

助平:そりゃもう。

名取:私たちは盛り上がってるよ。

佐々木:とりあえず、話し合いの時間は短いからスパスパ決めていかないと間に合わないからみんな頑張ってくれ。ところで阿曽部。日にちは決まったか?

阿曽部:期末テストは7月からだから、その一週間前の6月24日の日曜日というのはどう?親もギリギリだって言ってた。

佐々木:そうだね。ライブは前半と後半とがあるから、みんな気合を入れていこう。では、今日は解散。

 っと今日は終わった。しかし、これから学校生活が大変になったのは言うまでもない。生徒会が敵になっているんだ。

 明日はどうなったか。次の行をから見てくれ。


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