第76話 6月4日(月) 読書会 助平編

 今日はさっさと時間を過ごして部活へワープ。

助平:今日は講師は助平実が秀吉を語ります。

 秀吉は浪人時代諸国を歩き回ってたどり着いたのが、織田信長。主君と気があったせいか、どんどん出世を果たしていき、織田家の重臣となる。明智が謀反を起こして信長を討ったが、裏切り者の明智を秀吉が討って、秀吉の時代の後一歩まで行く。そこで柴田勝家との戦いをへて、天下への道を歩いて、見事日本を制覇するという話だ。ただ、細かく言うときりがないので簡単に言った。

 秀吉のモットーは頭を使うことだ。どのようにすればうまくいくのかというストーリーを頭でイメージすることだ。これが織田家の中では他の武将より飛びぬけていたのだ。

 とうわけで、ここで天下取りゲームをしないか?

名取:天下取りギャグ王決定戦ってどう?

川村:5回うければ勝ちってどう?

長崎:朕はトーナメント戦をやりたい。で、1回づつギャグを言って、面白い方は次へ進む。そして残りのメンバーが判定する。1人1P。

秋山:僕もそれでいいと思う。

佐々木:じゃあ、今四時だけど、くじ引きで。

助平:意味のないところで受けを取るのは佐々木らしいなあ。でももったいない。

 そして、レボ部の天下一ギャグ王座決定戦が始まった。

助平:では、今日は俺、助平がしめるので、よろしく。では、1回戦を始める。

     助平 vs 佐山

助平:前にいるおじさんが帽子を取ったらかつらまで取れた。

 助は10P取った(最大)

佐山:今のはすごい。俺もおじさんネタで。あるおじさんがタバコを逆に吸って舌をヤケドした。その後おじさんはこう言った。「これでも俺はめげねえぞ」

 サスケは8P取った。

助平:というわけで助の勝ち。次は清彦対朝ちゃん。

秋山:マイクを持ったらいいたい一言。選手せんせい。せんせい。我々選手一同にテストの答を教えて下さい。

 清彦は9P取った。

朝霧:じゃあ。私もマイクを持ったら言いたい一言。「あなたーコスプレと制服とどっちがいい?って両方じゃん。」

 朝ちゃんは7P取った。

朝霧:清彦くん強いね。

秋山:朝ちゃんもなかなか。

助平:次は佐々木vs愛ちゃん。

佐々木:ではいます。「レジ係:えっと、51000円ですね」と51000円だして、「客:1枚、2枚、3枚、4枚、5枚、6枚って最後は千円じゃねーか。」

 佐々木は6Pだった。

佐々木:なんかみんな冷たいなあ。6枚だから6Pか。

助平:いや、現実こんなもんだろ。次、愛ちゃん。

川村:はーい。ではいきます。愛は勝つサンド(食べると結婚かないます)

 愛ちゃんは7Pだった。

助平:おーっ。さすが愛ちゃん。佐々木に勝ったね。さすが勝つサンド。では次は静香ちゃんvs阿曽部。

名取:はい。私の番ね。ある男女の二人の会話です。

  「なあ。どこいきたい。」

  「海王星に行きたいけど行かれないよね。」

  「そうだね。お金がないからね。」

 静香ちゃんは9Pだった。

助平:うまい。ナイスアイデア。次は阿曽部だが、大丈夫か。

阿曽部:大丈夫。僕のクラブは大丈部。

 阿曽部は7Pだった。

阿曽部:ちょっと待ってよ。それは本番じゃないよ。

助平:いや、そりゃ嘘だろ。

阿曽部:でももう一回。

助平:いや、はずすからやめとけ。

阿曽部:いや、聞いてくれ。

助平:わかった。阿曽部の熱意に負けた。では言ってくれ。

阿曽部:ではいきます。なぞなぞです「問題。かっこいい人は薄着です。なぜでしょう。」

「2枚目だから」

 阿曽部は10Pだった。

助平:いま、そのギャグはcool.

佐々木:今の助はすごい。かっこいいとナイスを同時に言いやがった。

助平:佐々木。解説はしないほうがおもしろかったのに。

佐々木:いや、本当は解説してほしかったんだろ。今の助は10Pだと思う。

助平:というわけで、阿曽部の勝ち。次は美子ちゃんvs恭子ちゃん。では美子ちゃんから。

神山:うん。では、いきます。このおはらい、いくらお払い?

 美子ちゃんは8Pだった。

助平:駄洒落大会になってきたか。でもなかなか。塩があると味が出そう。では次は恭子ちゃん。

亀山:では、いきます。英語です。i’m tired.but I’m not the car.

 恭子ちゃんは7Pだった。

助平:おー。なかなかだね。これでこの勝負は美子ちゃんの勝ち。次は久美ちゃん対チャンポン

長崎:いよいよ朕か。

助平:チャンポン。急ぎすぎ。まず久美ちゃんが先。

前田:では、私から行きます。ってどこへ?

 久美ちゃんは6Pだった。

助平:うーんテンポが速すぎだったかな。次はチャンポン。

長崎:朕か。では朕がとりをかざる。クイズです。ろうかを歩いたら床が抜けました。この現象を何というか。答えはろうか現象。

 チャンポンは8Pだった。

助平:うまい。ラーメンが。

長崎:なんだその言い方は。

助平:何言ってるんだ。これでも褒めたんだぞ。では2回戦は俺と清彦と愛ちゃんと阿曽部だな。で、美子ちゃんとチャンポンはシードということで。・・・・・・。では2回戦を始めます。まずは助平君。はい。ってこれはギャグじゃねーぞ。

 と、2回戦が始まった。

助平:じゃあ、俺も思い出話だ。昔、校長の銅像にふんどしをつけてやったぜ。水泳部だって言ってたもんな。

 このギャグは8Pだった。

助平:じゃあ、次は清彦。

秋山:うん。じゃあいきます。ぼくのカバンは重いんだ。思いがつまっていてね。

 このギャグは10Pだった。

助平:うまい。俺よりうまかった。清彦にやられた。次は愛ちゃん対阿曽部 

川村:ではいきます。愛はカツカレー(食べると情熱わいてきます。)

 愛ちゃんは7Pだった。

助平:では阿曽部。

阿曽部:ではいきます。メイド喫茶での帰るときの掛け声

    「メイドあり(まいどあり)」

 阿曽部は7Pだった。

助平:おーっ。同じポイントだからジャンケンだな。

阿曽部:じゃあ、愛ちゃんジャンケンしよう。

川村:私は女の子だから手加減してね。

阿曽部:ってどうやってジャンケンで手加減するのかい。

 というわけでジャンケンの結果。愛ちゃんが勝った。

助平:愛ちゃん準決勝進出。というわけでだんだん熱が入ってきました。

 そして準決勝が始まった。

助平:では第1回戦目清彦対愛ちゃん

名取:清彦くんがんばれー。

助平:を、愛のメッセージか?

川村:え?何も言ってないよ。

助平:愛ちゃんうまい。これポイントにしたいんだが。・・・・・・というわけで対決開始。まずは清彦から。

秋山:なぞなそでいきます。パンはパンでも賞味期限が切れているパンは?答え。ザンパン。

 僕は10Pとった。

助平:清彦うまい。ナイステイスト。

秋山:え?そんなにザンパンはうまいの?

助平:清彦。かんべんしてくれ。というわけで、次は愛ちゃん。

川村:なんか私、自信なくなってきちゃった。

助平:大丈夫。俺がついてるぜ。

川村:え?助っていつから亡霊になったの?

助平:その憑いているじゃない。というわけで始めてくれ。

川村:はい。ではいきます。愛の力うどん(食べると力がわいてきます)

 愛ちゃんは5Pだった。

助平:ちょっと残念だったね。でも清彦がうますぎた。というわけで清彦決定進出、で、次は美子ちゃん対チャンポン。では、美子ちゃんから。

神山:はい。ではいきます。占いって何で当たるのかって?それは裏がないからよ。

 美子ちゃんは8Pだった。

助平:おーっ。美子ちゃんはまいぺーすだねえ。では次はチャンポン。

長崎:ではいきます。ラーメンの究極は何?「アーメン」

助平:・・・・・・。これってキリスト教の人に失礼なんじゃない?

長崎:じゃあ、ブッダがぶった。

助平:それは仏教者を敵に回しているんじゃない?ってみんな採点は?

 チャンポンは4Pだった。

長崎:なんでやねん。

神山:チャンポン。宗教馬鹿にしちゃ駄目だよ。

助平:ってわけで清彦と美子ちゃんの頂上対決だね。

名取:2人とも名前に山があるから本当に頂上対決だね。

助平:静香ちゃん。うまい。っていうか作者が仕組んだんじゃねーか。ッていうことは置いといて、では、清彦対美子ちゃんの決勝戦始めます。では、まずか清彦から。

秋山:では、行きます。あったらいやな新番組編です。

助平:おー久しぶり。昔、チャンポンがやっていたやつじゃないか。

秋山:それに改良を加えて、あったら嫌な新番組の番組名と最終話があります。ではいきます。

 あったら嫌な新番組

  番組名 タクシーでデート

  最終話 料金2億5000万円

 僕のポイントは8Pだった。

助平:おーっ。なかなかやるねえ。次は美子ちゃん。

神山:じゃあ、私も同じネタでいきます。

 あったらいやな新番組

  番組名 アンドロイド誕生

  最終話 アンドロイドに人類降伏

 美子ちゃんは9Pだった。

助平:おーっ。美子ちゃん優勝だ。でも人類幸福だったらいいのになあ。

川村:助ってたまにはいい事言うよね。

助平:やっぱ秋山の秋より神山の神のほうが上だったか。

名取:名前の差ってとこがなんかこの展開うますぎる。

 ッてな感じで美子ちゃんが天下を取りました。今日の話はこの後盛り上がって1日が終わり。じゃあないんだ。生徒会との話が今日なんだ。

佐々木:じゃあ、今日はこれから生徒会との話をする日だ。みんな大丈夫?

長崎:まあ、12人いるからなあ。

 って、みんな生徒会室に意気揚々と入っていったのだが、生徒会の中にはボクシング部、空手部、が110人づつ、生徒会員5人の25人がいた。これは並の雰囲気じゃないと思った。

佐々木:会長。これは一体なんですか。

桜木:これが社会というもんなんだよ。1年のくせに大人ぶりやがって。

 と、1人の空手部がドアを閉めた。

助平:まあ、とにかく話し合おうじゃねーか。

桜木:助平か。噂は聞いてるぜ。中学の時、空手部の全国大会で優勝したんだってな。でもこの状況じゃあどうしょうもないだろ。

佐々木:主張大会の話じゃあないですか?

宇野(生徒会):主張大会ではお前ら目立とうとするんだろ。俺たち生徒会の存在が薄くなるんだよ。

助平:じゃあ、戦うか。

桜木:助平。お前馬鹿か。この数の差を見てわからねえか。

名取:何よ。男なら正々堂々と話しなさいよ。

桜木:ほう。そこのお嬢さんからレイプされたいのか。

秋山:やめろ。話し合うべきじゃないんですか。

桜木:ほう。坊主。そこのお嬢さんの彼氏かい。これはおもしろい。おい。そこの坊主から縛り上げろ。

佐々木:やめろ。

 っと、戦闘が始まってしまった。レボ部が圧倒的に不利のはずがボクシング部と空手部と生徒会と互角に戦っていた。

長崎:ひかえい。ひかえい。この紋所が目に入らぬか。

桜木:入るわけねえだろ。

 さらに戦闘が始まった。意外だったのが、レボ部の女子は強かったのだ。

佐々木:阿曽部。先生呼んでこい。

阿曽部:うん。って、あ、ドアが開かない。

助平:俺が蹴っ飛ばしてドアをぶち破ってやる。

 と、助は強引にドアを壊して、阿曽部が先生のところに行った。

桜木:これはやばい。みんな、退け。とりあえず、先行がくる前に散らばれ。

 と、空手部とボクシング部のものは散らばった。っと、そこに副校長がやってきた。

小結:おい、お前ら、何やっているんだ。

佐々木:生徒会の人が襲ってきたんです。

小結:何?生徒会のメンバーは規則正しく、暴力をふるうものではないぞ。

助平:はあ?冗談じゃねえ。この現場を見て生徒会だけじゃなく、ボクシング部や空手部がいた証拠があるじゃねーか。

小結:とにかく話しを聞こう。

佐々木:ちょっと待って下さい。本当は主張大会についての話し合いが行なわれるはずだったのですが、相手が暴力を仕掛けてきたんです。

小結:うーん。ちょっとこれは担任に話すしかないな。

 と、そこに江藤先生がやってきた。

江藤:おい。お前ら大丈夫か。

佐々木:先生来るのが遅いですよ。

江藤:阿曽部がすごく驚いた顔できたんだ。お前ら生徒会を敵に回したのか。

佐々木:でも、悪いのは生徒会です。

小結:だが、その場にいるのはレボ部員だけじゃないのかね。

助平:だから証拠ならこの生徒会室にあるだろ。きちんと現場検証をするべきだ。

江藤:お前ら、暴力しか手段がなかったのか。

名取:話し合いが成り立ちませんでした。

小結:江藤先生。これはしばらく活動停止ですな。

江藤:は?何です。それなら生徒会も処分すべきです。生徒会は2年生なんですよ。この子達はまだ、1年生だから、解らないことがあるんですよ。

小結:だがね。江藤先生。暴力はいけません。これは派手にやりすぎです。

江藤:じゃあ、明日、生徒会も呼んで、レボ部と話をさせます。そこに私と副校長が参加する。それでいいですね。

 これは江藤先生がレボ部を守ろうとする賭けであった。

江藤:お前ら。明日のために今日のこと反省しろ。

佐々木:でも先生。

江藤:確かに言い分はあるだろ。とにかく明日までに考えを整理しろ。

佐々木:はい。わかりました。

 と、レボ部と生徒会が衝突してしまった。喧嘩までしてしまったので、取り返しがつくかどうかは明日に持ち越しとなった。僕としては悔しいんだよね。というわけで、今日は終わり。


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