第56話 5月15日(火)中間テスト6日前

 どうも皆さんおはようございます。レボ部はこんなところまで見せるのかというところまで見せます。では静香ちゃんと今朝、阿曽部の家で一緒に目を覚ましたところから。

名取:清彦君おはよう。

秋山:静香ちゃんおはよう。ねえ。静香ちゃん。1つの部屋に大勢の男と女が一緒に寝るってすごいことじゃない?

名取:清彦君何想像しているのよ。山小屋にいるのと同じよ。

秋山:みんなまだ寝ているみたいだけどすごい寝方だよ。佐々木と美子ちゃんは手をつないでるし、阿曽部と朝ちゃんも手をつないでるよ。そして、愛ちゃんと助は抱きついているじゃん。

名取:サスケ君や久美ちゃん、恭子ちゃんが起きたらびっくりしそうだねえ。

秋山:とりあえず新入り組みを後に起こして先に助たちを起こそう。

名取:でも夜の清彦君、ドキドキしちゃった。清彦君の手が私の肩を触るんだもん。

秋山:肩だったんだ。僕も何か当たったなあと思ったんだけど。

名取:え?その言い方だと肩じゃなくて胸のほうが良かったとか言わない?

秋山:とにかくテスト勉強がこんなに楽しかったと思わなかったよ。

名取:清彦君。それは点を取れたらの話よ。もう学校だからみんな起こさなきゃ。

 みんな起きて学校に行った。昼食に時間レボ部は集まった。

亀山:なんか私たちすごいことになってない?集団で泊まってるのよ。

長崎:まあ、勉強もしているみたいだけど。

前田:古くからいたレボ部さんはいい夢見ていたようでうらやましいよ。

川村:久美ちゃん。そんなことないって。

亀山:愛ちゃん。その事はバレバレだからね。私たち一回目が覚めているの。あれは何?

阿曽部:寝ぞうじゃないかなあ。

亀山:やけにあっさり言うね。でも、助と愛ちゃんはどうなのよ。

川村:寝相に決まってるじゃん。ね。助。

助平:いや、おじぞうでしょう。

亀山:まあ、いいよ。楽しくやろうよ楽しく。

長崎:京子ちゃんってキツイとこあるけど理解あるね。

亀山:長崎君。私を惚れ直した?

長崎:あの、これ以上朕を困らせないでくれ。

 昼食の会話が終わり、そして放課後、阿曽部の家に行くため下駄箱に行った。すると、レボ部の靴の中に画鋲が入っていた。

佐々木:誰だ。こんなことするやつは。

名取:でも、これってレボ部をターゲットにしているよね。

秋山:レボ部をターゲットにするっていったら生徒会しかいないよ、

神山:これって作戦じゃない。挑発させるための。

川村:そうだね。ここは放っておいた方がいいんじゃないの。

亀山:というわけで、阿曽部くん家に遊びに行きましょう。

川村:恭子ちゃん。遊びじゃなくて勉強。

 と、レボ部はこんな感じだが、今日は生徒会にも動きがあるんだ。

桜木:そうか。画鋲作戦じゃ動じないか。

宇野:桜木さん。どうずれば動じるんですかねえ。

秋柴:レボ部の女の子を一人誰か襲おうぜ。

松下:そうね。それがいいね。でもこの際、全員ターゲットにしたら。

山野:私と由奈(松下)は男を狙うわ。

桜木:今は中間テストだから、テスト後だな。

 とこんな感じに生徒会は毎回作戦を練っていたんだ。

そして夜。今日も阿曽部のうちで勉強会が始まったんだ。

 ブレイクタイムの時は英語の勉強の内容をしていた。

長崎:えっと、教科書を読みます。

 I Will go to your house.(私はあなたの家に行く。)

 But I take out accident now。(しかし、私は今事故っていてね。)

 I have to inform you。(私はあなたに知らせなければならない)

長崎:この三文だと、一体何が起こったか書いてないんだよね。何だと思う?

秋山:ありをひき逃げした。

助平:清彦の面白さはグレードアップしているなあ。今の、一発ギャグで大吉を引いた感じだよ。だから大吉ひき逃げって感じだな。

川村:助もよく思いつくわね。じゃあ私は小吉ひき逃げで。

長崎:じゃあ、朕は秀吉ひき逃げ。

助平:チャンポン、関白はやばい。

長崎:何を言う、朕は皇帝ぞ。

阿曽部:みんなよく思いつくね。

 とこんな感じで突っ込み合って勉強が開始になりました。後五日ありますので、今日はこの辺で終わります。じゃあ、明日会いましょう。


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