第52話 5月13日 (日) レボ部のピクニックその2
みんな散り始めた。どうやらカップル同士で食事をするらしい。が、今日は微妙にメンバーが違います。まずは、佐々木と美子ちゃんのところにサスケが入ります。
僕と静香ちゃんのとことになぜかチャンポンが入ります。どうやら恭子ちゃんは美華ちゃんと女同士の話しをするようです。美華ちゃん軍団はといっても、友子ちゃんと雪絵ちゃんは僕たちと一緒です。
あと、阿曽部と朝ちゃんと助と愛ちゃんに久美ちゃんが入り、ここは5人で食べるようです。
食事の様子は書くのかって?書きます。普段のレボ部の会話もご覧になってください。まずは佐々木・美子ちゃん・サスケペアーから。
神山:佐々木君。今日サスケ君の話しを聞いたら、サスケ君のことを考えようと思って。呼んだの。
そう、佐々木とことには美子ちゃんがサスケを呼んだんだ。
佐々木:美子ちゃん。どういうこと。
神山:サスケ君は彼女が必要なんだって。
佐山:美子さん。別に気を使わなくていいよ。
佐々木:彼女がいれば、安定するからなあ。
神山:そこなのよ。佐々木君。今サスケ君はね。彼女がいないせいで病になっているのよ。何とか協力してあげようと思って佐々木君にまず話をしたかったんだ。
佐山:佐々木。別に俺はそんな虫のいい話はないと思っているから本気で聞かなくていいよ。
佐々木:なるほど。いや、佐助も彼女がいていいはずだ。彼女がいないと病になるというならなおさらほっとけない。サスケ。レボ部ってな、人のことを相手のことを真剣に考えている部だからな。俺には彼女がいるからちゃんと協力してやるからな。
佐山:・・・・・。悪いな。でも、俺は今まで彼女作りに成功ていないしな。
佐々木:これからだって。まだ高1だろ。阿曽部と朝ちゃんだって俺たちが説得して付き合い始めたんだ。俺らに任せろ。
佐山:悪いな。
神山:でも、焦っちゃだめだよ。焦ると逃げるからね。チャンスが来たときはじっくりね。
佐山::俺、今まで、こんないいやつ見たことねえ。
佐々木:レボ部はみんないい奴だから。
次は僕と静香ちゃん・チャンポン、友子ちゃん、雪絵ちゃんチームである。
長崎:静香ちゃん。朕は心配だ。恭子ちゃんに告られてしまったのだ。
増田:ターちゃん。それホント。
小山:ターちゃんどうするの。もちろん美華よね。
長崎:友子ちゃんも雪絵ちゃんも心配しないでくれ。朕は美華ちゃんを手放すことはできない。
名取:でも、それは大変だったね。
秋山:今日一番大変なのは恭子ちゃんと美華ちゃんの話し合いじゃない?僕、すごく心配なんだけど。
増田:美華が負けたらターちゃんどうするの?
名取:それでも美華ちゃんに決まってるじゃない。ね。チャンポン。今までの私たちの付き合いは無駄にはしないよね。
長崎:当たり前だ。朕を誰だと思っている。それに、みんなには内緒だったのだが、朕と美華ちゃんの縁談の話はまとまっているのだ。
名取:え?もうその年で決まってるの?
増田:結婚するの?
小山:後は時間を待つだけね。
名取:美華ちゃんの両親も認めちゃってるの?
長崎:実はそうなのだ。今の時代では早すぎるが、朕は別に迷うておらん。
名取:知らなかった。そこまで話が進んでいるなんて。
秋山:じゃあ、美華が負けるわけないよね。
小山:でも、亀山さん少し気の毒ね。
秋山:これはしょうがないんじゃない。
次は助たち5人の会話に移ります。
助平:さあ、みんなっていっても5人だけだけど盛り上がるぜ。
阿曽部:でも、なんでみんなで一緒に食べないんだ?
川村:レボ部も微妙なとこはあるの。
朝霧:新メンバーが早くも事を起こし始めたし、
助平:朝ちゃんって天然だけど鋭いよな。
川村:そうだよね。朝ちゃん朝ちゃんもレボ部に入ってきていきなり私と勝負を仕掛けたもんね。
阿曽部:あの時は六角関係だったよね。ちょっと信じられないよな。
前田:え?レボ部の中で六角関係なんてあったの?すごい話だね。
川村:久美ちゃんは恋愛に興味ある?
前田:私は大人の人がいいのよ。でも、なかなかいないのよね。レボ部ってみんな大人だなって思ったらみんな彼がいるでしょ。がっくりよ。私は一体何のために入ったのやら。
助平:まあまあ、そう焦らず、レボ部も人数増えるから、そのうちいい男ができるよ。
前田:みんな反則だよね。もう恋人作ってるんだもんね。なんでそんなに仲がいいの?
阿曽部:なんでだろうね。世界の七大不思議の一つに入りそうだけどね。
助平:いや、すでに7つあるから8大不思議だろ
川村:じゃあ、何が7つあるのか言ってみてよ。
助平:じゃあ言おう。
1..静香ちゃんの清彦への惚れ方
2.美華ちゃんとチャンポンの出会い。
3.、美子ちゃんの洞察力
4、愛ちゃんは実はスケベ
5、阿曽部のオタク度の異常。
6.朝ちゃんの物好きさ
7.、助は好青年
ということか。
阿曽部:それって世界の七大不思議じゃなくレボ部の七大不思議じゃねーか。
朝霧:私って物好きなの?
川村:なんで私がスケベなのよ。
前田:助平君って本当に好青年?
助平:だから不思議なんじゃねーか。でも当たってるだろ。
前田:みんな本当なの?
川村:少なくとも私のは違う。
阿曽部:僕もそこまでひどくない。
朝霧:私は納得いかない。
前田:これってネタ?
川村:まあ、本当のもあるけどね。
朝霧:そうそう。
助平:まあ、これは今後のレボ部の参考にしてくれ
前田:わかった。
川村:久美ちゃん私のは違うからね。
朝霧:私もよ。
阿曽部:僕もだよ。
前田:わかった。わかった。
で、最後は恭子ちゃんと美華ちゃんの会話です。
亀山:私、あなたへの話はわかる。
宮下:わかります。今は昼食なので、食べながらゆっくり話しませんか。時間はたくさんあるので。焦ることはないと思います。
亀山:わかったわ。まずはあそこの席に座りましょう。
二人は座った
亀山:まず結論をいうわ。
宮下:その前に私が言います。
亀山:いいえ、私が先。
宮下:じゃあ、ジャンケンで決めましょう。
二人はジャンケンした。美華ちゃんが勝った。
宮下:結論をいわせてもらいます。ターちゃんは私の恋人なんです。これ以上ターちゃんを迷わせないで。
亀山:いいえ、高校生と小学生は変でしょ。
宮下:みんな納得しています。あなたが納得しないなら、納得させます。
亀山:あんた。どう納得させるつもり?
宮下:もう決まってるんです。私とターちゃんの未来は、誰にもじゃなできないんです。だから邪魔は無駄なんです。新しい恋人を見つけてください。
亀山:私だって長崎君が好きなのよ。
宮下:でも、ターちゃんは私と付き合っているって言ってませんでしたか?
恭子ちゃんは真実に弱かった。
亀山:言ってた。・・・・・・。あなた。小学生だけど大人ね。わかった。私、ひいてあげる。
恭子ちゃんはひいた。美華ちゃんの話し方が単刀直入だったからか、話は早くついた。そのあと、この二人は無言で食事をしていた。
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