第36話 5月8日(火)講演会のビラ配り大会
今日は作戦会議があるんだ。この会議はどうやって人を呼ぶかの話し合いなんだ。
佐々木:みんな集まったので、これから、どうやって人を呼び込むかを話し合おうと思うが何か意見のある人はいないか。
ここで助が手を上げた。
助平:休み時間に各クラスを急襲しようと思うがどう思う?
名取:どういう事?
助平:休み時間に各教室に行ってアピールするということだ。
佐々木:それはいいなあ。他にある人も手を挙げてくれ。
阿曽部:後はビラ配りだよね。
佐々木:そうだな。じゃあ、今日は、この二つをやるということで、みんないいかい。いい人は手を挙げて。
みんな手を挙げた。
名取:じゃあ、次はいつやるのかと、どのようにやるのかだよね。
秋山:いつについては、各クラスを回るのは明日にして、ビラについては、今日、明日、明後日の放課後でいいと思うけどみんなはどう?
名取:そうね。ビラについての時間はいいと思う。あとはビラ配る場所よね。どこがいい?
長崎:言っとくけど朕のラーメン屋はだめだぞ。
助平:おい。チャンポンの店は学校にねーだろ。
名取:ここでボケるのはさすがチャンポンね。
川村:静香も変わったよね。昔の静香なら、「まじめにやりなさいよ」って言うのにね。
名取:そう?楽しくやった方がいいと思っているだけよ。
川村:静香も柔らかくなったよね。
助平:これで胸も柔らかけりゃ清彦も浮かばれるのになあ。
名取:助。どういう意味よ。
助平:まあまあ、静香ちゃん。今は洗濯板でももんでれば大きくなるよ。清彦もいるし。
名取:助。変なこといわないでよ。でも、清彦君。今の私で最高よね。
秋山:うん。静香ちゃんのシリコンは最高だよ。
名取:あ、清彦君の裏切り者。フォローになってないわよ。それに私は豊胸手術はしていません。
川村:清彦君も変わったよね。
佐々木:レボ部で成長したということだね。
名取:どういう成長の仕方よ。
助平:男としてだ。
名取:・・・・・・・。
秋山:とにかく先進もうよ。
助平:そうだな。
佐々木:じゃあ、ビラ配る場所はどうするか。意見のある人?
助平:やっぱり校門様でしょ。
朝霧:助平君。さまはいったい何?
名取:黄門様とかけたんでしょ。
川村:私は肛門かと思った。
助平:愛ちゃん。それはひでーよ。
長崎:でも助ならありうる。
助平:チャンポン。そんなこといってると角さんにしてやらねーぞ
長崎:朕はそのようなものよりもっとレベルが上だ。
朝霧:じゃあ、誰が角さんやるの?
名取:うーん難しいわね。
川村:静香までボケないでよ。何で角さんがいなけりゃいけないのよ。
助平:愛ちゃんも静香ちゃんもボケ突っ込みうまくなったね。
名取:合宿でレボ部病がうつったみたい。
助平:じゃあ清彦が介抱してやらないとな。
秋山:静香ちゃん。体のどこがレボ部病なの?
助平:胸じゃないか?
名取:助。お黙り。
佐々木;まあまあ先に進もうぜ。
神山:佐々木君。私、もうちょっとボケと突っ込み会話聞いてみたかったけど。
阿曽部:美子ちゃんが言うならしょうがない。
朝霧:阿曽部君。まだ美子ちゃんに肩持ってるの?
阿曽部:あ、朝ちゃん。誤解だよ。
佐々木:とにかく先進むぞ。
佐々木以外みんな:えーっ。
佐々木:みんな、何なんだ一体。
名取:そうよ。みんなしっかりしなさいよ。
川村:あ、静香の裏切り者。
みんな、合宿以降ボケ、ツコッミが好きになちゃったんだよね。ま、それはおいておいて。
長崎:BY THE WAY?
名取:チャンポン急に英語で何よ。
長崎:朕はところでと言っただけだ。話を先に進めようじゃないか。
名取:チャンポンがまじめだとチャーシューのないラーメンよね。
長崎:静香ちゃんそれどういう意味?
秋山:具がないことで味に深みがなくなってるって事さ。チャンポンの味質が落ちるということだよ。
長崎:なぜ清彦に言われなけりゃいけなきゃいかんのだ?
名取:私と清彦君は赤い糸で結ばれているの。だから私の言うことが清彦君はわかるの。
長崎:ここまで来ると糸というより鎖だな。
佐々木:とにかく、いい加減先に進むぞ。ビラを配る場所は校門だけでいいか?
川村:私は校門だけでいいと思うよ。あんまりばらついてもまとまりがなくなるし。家の学校の校門は大きいし。
佐々木:じゃあ、みんな、これでいい?
助平:そうだな。100%通る場所は校門しかないな。
佐々木:じゃあ、決まりでいいかい。いい人手を挙げて。
みんな手を上げた。
佐々木:じゃあ、決定。次に決めることは、明日、それぞれのクラスを急襲するのにグループに分けていこうと思う。一年生、二年生、三年生の3つを急襲するグループを作ろうと思う。それじゃあ、みんなどのグループに行きたい?
ということで、グループは次のように決まったんだ。
一年生急襲チーム 阿曽部、朝霧、神山
二年生急襲チーム 名取、秋山、川村
三年生急襲チーム 佐々木、助平、長崎
佐々木:これで決まりだね。
川村:でも、静香と清彦君はいつも一緒だね。
神山:それより、三年生チームは強力よね。
助平:三年生はこのメンバーじゃないとダメだろ。
佐々木:というわけで、昼間の作戦会議は終わり。
というわけで、昼は終わったけど、今日は終わりじゃないよ―――――んまだ放課後のビラ配りがあります。さあ、君も放課後へLET‘S GO。というわけで放課後の時間に移ります。
江藤:えー、というわけで、今日のHRは終わり、解散。
1―4のクラスの男:やっと終わったぜ。
他の1―4のクラスの男:じゃあ、帰ろうぜ。
さらに他の男:今日、俺たちゲーセン行く?
そんなクラスの会話の中、江藤先生がレボ部を呼んだ。
江藤:佐々木。頼まれてビラ、すっといたぞ。お前らよくやるなあ。
ゲーセンに行く奴にお前らのあかを飲ませてやりたいよ。
名取:愛のあかは男を昇天させそうね。
川村:静香のあかは男を大気圏から追い出しそうね。
長崎:ちなみに朕のあかは飲むと青くなる。顔が。
助平:確かに。
長崎:助に言われたくねーよ。助のあかは何色なんだよ。
名取:紫色じゃない?
秋山:それって窒息?
助平:静香ちゃん。清彦。それって新しいいじめ?
佐々木:まあ、まあ、赤はその辺にしといて。
川村:そうよね。この辺で赤信号で止まらないとね。
神山;愛ちゃん止まってないよ。まだあか言ってるよ。
佐々木:そりゃあかん。
江藤:お前らパワーアップしているなあ。俺でもそこまで引っ張れん。・・・・・・。ところで佐々木。これ渡しとくから。何かあったらまた来てくれ。
佐々木:ありがとうございます。
江藤先生はこの後職員室に行った。
佐々木:じゃあ、みんな校門に移動してくれ。
みんな、校門に移動した。校門ではレボ部は好き放題宣伝をしたんだ。まず、メガホンで助やチャンポンなどが好き放題しゃべるんだ、そして僕や静香ちゃん、阿曽部たちでビラを配る感じなんだ。こんな感じです。
助平:みんな幸せは欲しいかー。
長崎:おー。
助平:罰ゲームは怖くないかー。
長崎:おい、それってウルトラクイズじゃねーか。
佐々木:罰ゲームのどこが幸せなんかい。
助平:さあ、みんな聞いてくれ。俺たちは今、重要なことを問いかけれいる。幸せとは何か。まずは幸せ君を呼んでみよう。さあ、いち、に、さんしはいらっしゃい。
長崎:おい、助。最後のさんしは桂になっているぞ。しかも呼んでるのは幸せ君じゃなく三枝じゃねーか。
助平;そうこう言っているうちに幸せ君がやってきたぞ。
長崎:おい、そいつは誰だ。
助平:俺だったりして。ひゃひゃひゃひゃひゃ。
長崎:なんだよ。最後のひゃひゃひゃひゃひゃは。
佐々木:それって幸せ君というより悪魔なんじゃないか。
と、こんなテンションでメガホンでやってました。会話が結構面白いので、結構人が集まるんだ。2億人ぐらいかなあ。って、日本の人口より多いじゃねーか。というのは冗談で、30人ぐらい集まりました。いや、もっといました。31人ぐらいです。って、おい、1人しか増えてねーって。僕もついボケを言ってみました。でも本当はもっと集まったんだ。
こんなテンションがクラブ終了時刻まで続いたんだ。
助平:さあ、みんな、ここでトークは終わりだ。最後に幸せたっぷりで終わろうと思う。
川村:さあ、みんな幸せをチラッ。
愛ちゃんはここでみんなの前でスカートをチラッと上げたんだ。
名取:愛、幸せなのは男だけじゃないの?
そう、いつの間にか愛ちゃんや静香ちゃんまで狩り出されていたんだ。
佐々木:というわけで皆さん、みんなで作ろう幸せ幕府講演会に来てください。以上。
そこにいたギャラリーの人が歓声をあげて終わった。
そして、今日、みんなで集まって、明日の打ち合わせをして、今日は終わったんだ。もちろん、噂になりました。さあ、明日はどうなっているのでしょう。皆さん、今日はよいお年を・・・・・・って、明日は正月かい。
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