第35話 5月7日(月)講演会のイントロダクション
皆さんおはよう。今日は何曜日だったっけ。確か、月、火、、水、木、金、土、日、月、月曜日だ。・・・・・・っておいって?一周してどうするって?すいません。ボケたかったんです。まだ合宿ボケが抜けない僕でした。というわけで(え?どういうわけだって?)今日の話は始まります。時は放課後、場所はレボ部の部室(部室といっても数学研究室を借りているだけなんだけどね)から始まります。
佐々木:えー。今日は金曜日の講演会に向けての会議を始めます。まずは金曜までの段取りを言います。今日は、明日からビラをまくので、ビラの内容を決めます。明日から3日間は宣伝します。ビラのタイトルを決めようと思うが、どういうのがいいか。
助平:俺は「君も俺も幸福で悩殺」がいい。
名取:悩殺は助らしいわね。でもスッキリしないわね。
川村:私は「みんなで幸福脳殺キッス」ってどう?
佐々木:なるほど、そういう方向に行ったか。俺は一応考えたがなんか固いのでいいにくいなあ。
名取:一応言って見てよ。
佐々木:「幸福つかんでダイヤモンドハート」
長崎:おい、硬さの意味がちがくねーか。確かにダイヤモンドは固い。
神山:チャンポン。今のは佐々木君の嘘よ。佐々木君は本当は「それぞれの幸福論」って言ってたよ。
佐々木:あっ。美子ちゃんみんなにばらさないでよ。
助平:本当に固いなあ。
佐々木:だから言いたくなかったんだ。
名取:でも、さっきの「幸福つかんでダイヤモンドハート」はいいセンスだと思うよ。
佐々木:静香ちゃんありがとう。他はないか。
みんな一瞬黙った。愛ちゃんが言ったのと、佐々木が言ったのは、みんなはなかなかいいとおもったんだ。自分にもいい案がが浮かべばなあとみんな考えていた。そこで、愛ちゃんが一言言った。
川村:みんな、1つ1つタイトルを言おうよ。それから決めてもいいんじゃない。
佐々木:そうだね。俺と助と愛ちゃんは言った後は、みんなはじめから言ってくれ。まずは・・・・・・。
助平:俺、さっきの納得がいかないからもい一回、言わせてくれ。俺は悩殺という言葉を入れたかったんだが、愛ちゃんにハートと一緒に奪われてので、違うネタで言うぜ。ズバリ、
「幸せで 思わずいかすぜ あえぎ声」
秋山:助らしいなあ。俳句で言うのがスゴイ。
名取:助ってよくそういうの浮かぶわね。
え?何かいいたいことあるって?助のこの発言に対してなぜ最低って言葉が出ないって?そう。みんな慣れちゃったんです。はい。
佐々木:次はチャンポン。
長崎:そうだなあ。朕のキャッチフレーズは「笑いで降臨、幸せ帝国」
助平:なるほど、そう来たか。
神山:このテーマチャンポンのキャラにあってるね。
名取:うん。朕とかいってるだけあるわね。
佐々木:次は誰にしようか。
阿曽部:じゃあ、僕が言うよ。僕が考えたキャッチフレーズは「本気で遊んで満足したらみんなで幸せ分かち合おう」
川村:なるほど。
助平:でも、ちょっと普通すぎるなあ。
阿曽部:いや、助が異常なんだよ。
名取:でも悪くないわよ。
神山:阿曽部君キャラが出てるよ。
佐々木:そうだね。次は誰が言う?
朝霧:次は私ね。「幸せシャワー一緒に浴びない?」
佐々木:なるほど。
神山:シャワー浴びるとスッキリ、さわやかになるところが朝ちゃんの味が出てるね。
助平:そう言われるとそうだなあ。
佐々木:次は誰が行く?
秋山:じゃあ、僕が言うよ。「え?幸せって何?」
助平:清彦らしいなあ。ここですごいシンプルなものを持ってくる所がうまい。
名取:そうよね。“え”って入ってるところがポイント高いよね。
佐々木:うん。じゃあ、次は誰?
神山:じゃあ、私。私の思いついたのを言います。「幸せつくろう天国幕府」
助平:おっ。美子ちゃん。それ渋いねえ。
秋山:いい国作ろう鎌倉幕府から来たみたいだね。
神山:その通り。
名取:美子も自分のキャラにはくが付いてきたわね。
佐々木:あと言ってないのは誰?
名取:あと私だけみたいだね。
佐々木:そうだね。じゃあ、静香ちゃん。お願い。
名取:じゃあ、私が思いついたのは、「今日は幸せをCooking」
助平:やっぱりそう来たか。今日は清彦を具にして幸せをCookingってか。
名取:そこまで言ってないわよ。
助平:そこまでってどこまで?ABCで言ったらどこ?
名取:助。私が言っているの「いって」は「Say」であって「Go」ではないんだけど。
助っていつも僕ネタで静香ちゃんをからかうんだよね。それで、静香ちゃんは必ずぼろを言うところが不思議なんだけどね。
佐々木:というわけで、みんなキャッチフレーズは言ったけど、誰のキャッチフレーズがいいかい?一応、みんなが言ったのをもう一回言うぞ。
佐々木は静香ちゃんが言ったことを記録したのを言って、みんな誰のがいいか考えたんだ。もう一度まとめて下に書きます。
佐々木「幸福つかんでダイヤモンドハート」
助平 「幸せで思わずいかすぜあえぎ声(俳句)」
阿曽部「本気で遊んで満足したらみんなで幸せ分かち合おう」
秋山 「え?幸せって何?」
長崎 「笑いで降臨、幸せ帝国」
川村 「みんなで幸福悩殺キッス」
名取 「今日は幸せをCooking」
神山 「幸せ作ろう天国幕府」
朝霧 「幸せシャワー一緒に浴びない?」
ってこんな感じです。みんなはどれがいいと思う?レボ部ではこの人の案に決まりました。さあ、誰でしょう。
佐々木:では、みんながいいと思ったのに手を上げてください。手を上げるのは一人3回です。
そう。それでみんなが全員手を上げたのが、美子ちゃんの「幸せ作ろう天国幕府」だったんだ。
佐々木:よし決まりだな。
助平:路線は悪くないぜ。だが、俺はもう一歩のような気がするが。
名取:そうね。「みんなで作ろう幸せ幕府」のほうがいいかもね。
秋山:静香ちゃん。それいいよ。みんなどう思う?
神山:私もそっちの方がいいと思う。それにしましょ。
佐々木:じゃあ、みんなはどう?みんなこれでいい人手を挙げて。
みんな手を挙げた。
佐々木:じゃあ、これで決まりだな。じゃあ、次は、どんな広告にしたいかだ。俺のイメージは、みんなの主題を乗せてボリュームをupさせたい。日付けと時間は五月一一日(金)、午後4時からという感じだ。後は、細かいところは静香ちゃんに任せようと思うけどみんなはどう?
長崎:もう話は静香ちゃんと進んでいるのか。
助平:佐々木。浮気かあ。
川村:清彦君。静香に毒入りのスープだよね。
秋山:え?ちょっと待って。僕も佐々木が静香ちゃんに任すことは静香ちゃんから聞いてるんだよ。
助平:なんだ。面白くなりそうだと思ったのに。
秋山:助は悪魔かい。
佐々木:というわけだが、一応、広告についてはこんな感じでやっていきたい。それでいい人は手を挙げて。
川村:あ、佐々木君。静香がビラを作ったらみんなで確認した方がいいと思うけど。
佐々木:だけど時間がない。
長崎:静香ちゃんのセンスに任せるんだな。それじゃあ静香ちゃんがいい広告を作れるように、朕がマイ殿さまセンスをあげよう。
阿曽部:じゃあ、僕は高級タンスをあげよう。
朝霧:じゃあ、私はリンスね。
名取:あのう。・・・・・・。○ンスなら何でもいいわけじゃないと思うけど。
助平:じゃあ、バカンスがいいかい?
秋山:助。休んでどうする。進まないじゃないか。
助平:清彦も突っ込みうまくなったなあ。
佐々木:じゃあ、静香ちゃんのセンスに任せることでみんないいかい。
みんな手を上げた。
佐々木:じゃあ、決まり。今日やることはここまでで、空いている時間は幸福について原稿をまとめてくれ。後決めておきたいことがある。発表会の次の土日はイベントは無理だと思う。土日のコント。は発表会にやらない?そして、土日に発表会によってできた新入部員の歓迎会ってどう?
名取:私もそう思う。
助平:そうだな。それが自然な流れだ。
長崎:朕も賛成じゃ。
佐々木:じゃあ、土日の件はこれで終わりでいい?反対の人手を挙げて。
反対者はいなかった。
佐々木:じゃあ、これで決定打だね。では今日は解散。
というわけで、今日は終わりかって?うん。今日は終わりです。え?続きが見たいって?それならさっさと次のページを見てください。
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