第24話 5月2日(水)合宿の準備
今日は天気は曇り、だけど気分は晴れ。学校も無事終わり、部活で集まる事はないので、活動といえば、合宿の準備だから、舞台は合宿のための買い物をする場面から。
名取:今日は清彦君とデートで嬉しいのよ。
秋山:あはは。デートといっても、合宿の準備だけどね。
そう。僕と静香ちゃんはバーベキュー大会の係なので、材料を今日買うんだ。いく店は、駅前のスーパーなんだ。
秋山:静香ちゃん。バーベキュー大会だから材料は何がいいと思う。
名取:そうね。店に入ったら適当に見て買おうよ。
僕達はスーパーに入った。
名取:えっと、まず野菜よね。
秋山:静香ちゃん。部活が休みって学校が始まってから初めてじゃない?
名取:そうね。みんなの顔を思い出すね。
秋山:あの・・・・・・。みんなの顔は今日学校で見たじゃん。
名取:・・・・・・。確かにそうだけど・・・。清彦君も突っ込むわねえ。
秋山:まあ。でも、スーパーって面白いと思わない?例えば、野菜のところにさりげなくドレッシングが売ってあったり、ひき肉の近くに餃子の皮があったり、焼肉用の肉には隣に焼肉のたれがあったりしてさあ、何とか物を少しでも売ろうとしているよね。
名取:言われてみるとそうね。清彦君って頭いい。
秋山:そう言っても、前、テレビが言ってたんだけどね。でもそう言うとなんだか頭がいいのはテレビかって言われそうな気がするけど。
名取:清彦君の場合は言わないよ。でも、チャンポンだったらそう言ってたかもしれない。
秋山:あはははは。
?:よう。そこの二人。二人して朕の噂をするとは、朕の偉大さがわかったのか。
名取:あれ、チャンポンじゃない。
そう。チャンポンとはスーパーで偶然会ったんだ。
秋山:何でチャンポンがいるの?
長崎:何でって、朕はこの近辺の住民ではないか。いて当たり前だ。
名取:へえーっ。チャンポンって住民なんだ。朕とか言ってるからどっかの皇帝かと思ったよ。
長崎:今の静香ちゃんの突っ込みって苦い緑茶みたいだ。
名取:でも緑茶って健康にいいのよ。ありがたいと思いなさい。
長崎:あの、静香ちゃんわけがわかんない。
秋山:つまり、つっこみは健康にいいってことじゃない。
名取:さっすが清彦君。今日も冴えてるね。
秋山:そのうち突っ込みせんべいなんて出来そうだね。
長崎:今日の清彦は飛ばすなあ。
名取:清彦君。チャンポンの場合はつっこみチャーシューよ。
秋山:そうだね。それで苦い緑茶の味がするんでしょ。
名取:あはははは。清彦君面白ーい。
長崎:朕は今日は清彦の別の顔を見た気がする。
秋山:ところで、チャンポンは何を買いに来たの?
長崎:朕はパンを買いに来たのだ。明日のおやつなのだ。
秋山:ふーん。・・・・・。あ、そういえば、ここのパンの販売する人って少し変よね。
長崎:どの変が。
名取:チャンポン知らないの。大声で面白いと言うか、変なかけ声をするのよ。
秋山:静香ちゃん。そろそろだね。
パンの兄ちゃんが、早速変な掛け声をしていた。
『パンはいかがでしょうか』
『本日の夕食、夜食、明日の朝食、おやつにパンはいかがでしょうか』
『コーヒータイムにもパンはいかがでしょうか』
『ブレイクタイムにもパンはいかがでしょうか』
『ほのかなひと時にもパンはいかがでしょうか』
『太陽の下でもパンはいかがでしょうか』
『星空の下でもパンはいかがでしょうか』
『結局、一日中パンはいかがでしょうか』
長崎:確かにこれは面白いかけ声だなあ。朕の弟子にしたいくらいだ。
名取:けっこ―スーパーも面白いよね。
僕と静香ちゃんは、必要なものは全部買って店を出た。チャンポンも後からついてきてTIME WINDOW で三人でお茶をした。
名取:明日から合宿かあ。
秋山:みんなどうなるんだろうね。
長崎:朕は面白そうでわくわくするのだが。
名取:ねえ、清彦君。レボ部の中で誰と誰が付き合うことになるのか予想しようか。
長崎:おっ。面白そうだなあ。
名取:まずは愛からいこうか。愛はねえ、やっぱり助だと思うな。
秋山:そうだね。でも、助と朝ちゃんというペアーも考えられない事はない。
長崎:いがいと愛ちゃんは朝ちゃんだったりして・・・って、うわーこわーっ。もしかしてあれか。鳥肌が立つなあ。
名取:チャンポン。何一人で妄想しているの。
秋山:まあ、愛ちゃんはこのくらいで、次は美子ちゃんはというと・・・。
名取:やっぱり美子は佐々木君よね。
長崎:阿曽部の逆転優勝というのもありうるぞ。
名取:逆転って意味はわかるけど、優勝って何よ。
秋山:美子ちゃんはこのくらいで、朝ちゃんはどうなるんだろう。
名取:朝ちゃんって助に一途だけど、残った阿曽部君と付き合ったりしてね。
秋山:どうかね。どっちにしても混乱は必死だね。
こうして僕たちは明日からの合宿の話で盛り上がり、店を出てそれぞれ家に帰った。さあ、明日からの4日間、盛り上がるぞーっ。
今日は天気は曇り、だけど気分は晴れ。学校も無事終わり、部活で集まる事はないので、活動といえば、合宿の準備だから、舞台は合宿のための買い物をする場面から。
名取:今日は清彦君とデートで嬉しいのよ。
秋山:あはは。デートといっても、合宿の準備だけどね。
そう。僕と静香ちゃんはバーベキュー大会の係なので、材料を今日買うんだ。いく店は、駅前のスーパーなんだ。
秋山:静香ちゃん。バーベキュー大会だから材料は何がいいと思う。
名取:そうね。店に入ったら適当に見て買おうよ。
僕達はスーパーに入った。
名取:えっと、まず野菜よね。
秋山:静香ちゃん。部活が休みって学校が始まってから初めてじゃない?
名取:そうね。みんなの顔を思い出すね。
秋山:あの・・・・・・。みんなの顔は今日学校で見たじゃん。
名取:・・・・・・。確かにそうだけど・・・。清彦君も突っ込むわねえ。
秋山:まあ。でも、スーパーって面白いと思わない?例えば、野菜のところにさりげなくドレッシングが売ってあったり、ひき肉の近くに餃子の皮があったり、焼肉用の肉には隣に焼肉のたれがあったりしてさあ、何とか物を少しでも売ろうとしているよね。
名取:言われてみるとそうね。清彦君って頭いい。
秋山:そう言っても、前、テレビが言ってたんだけどね。でもそう言うとなんだか頭がいいのはテレビかって言われそうな気がするけど。
名取:清彦君の場合は言わないよ。でも、チャンポンだったらそう言ってたかもしれない。
秋山:あはははは。
?:よう。そこの二人。二人して朕の噂をするとは、朕の偉大さがわかったのか。
名取:あれ、チャンポンじゃない。
そう。チャンポンとはスーパーで偶然会ったんだ。
秋山:何でチャンポンがいるの?
長崎:何でって、朕はこの近辺の住民ではないか。いて当たり前だ。
名取:へえーっ。チャンポンって住民なんだ。朕とか言ってるからどっかの皇帝かと思ったよ。
長崎:今の静香ちゃんの突っ込みって苦い緑茶みたいだ。
名取:でも緑茶って健康にいいのよ。ありがたいと思いなさい。
長崎:あの、静香ちゃんわけがわかんない。
秋山:つまり、つっこみは健康にいいってことじゃない。
名取:さっすが清彦君。今日も冴えてるね。
秋山:そのうち突っ込みせんべいなんて出来そうだね。
長崎:今日の清彦は飛ばすなあ。
名取:清彦君。チャンポンの場合はつっこみチャーシューよ。
秋山:そうだね。それで苦い緑茶の味がするんでしょ。
名取:あはははは。清彦君面白ーい。
長崎:朕は今日は清彦の別の顔を見た気がする。
秋山:ところで、チャンポンは何を買いに来たの?
長崎:朕はパンを買いに来たのだ。明日のおやつなのだ。
秋山:ふーん。・・・・・。あ、そういえば、ここのパンの販売する人って少し変よね。
長崎:どの変が。
名取:チャンポン知らないの。大声で面白いと言うか、変なかけ声をするのよ。
秋山:静香ちゃん。そろそろだね。
パンの兄ちゃんが、早速変な掛け声をしていた。
『パンはいかがでしょうか』
『本日の夕食、夜食、明日の朝食、おやつにパンはいかがでしょうか』
『コーヒータイムにもパンはいかがでしょうか』
『ブレイクタイムにもパンはいかがでしょうか』
『ほのかなひと時にもパンはいかがでしょうか』
『太陽の下でもパンはいかがでしょうか』
『星空の下でもパンはいかがでしょうか』
『結局、一日中パンはいかがでしょうか』
長崎:確かにこれは面白いかけ声だなあ。朕の弟子にしたいくらいだ。
名取:けっこ―スーパーも面白いよね。
僕と静香ちゃんは、必要なものは全部買って店を出た。チャンポンも後からついてきてTIME WINDOW で三人でお茶をした。
名取:明日から合宿かあ。
秋山:みんなどうなるんだろうね。
長崎:朕は面白そうでわくわくするのだが。
名取:ねえ、清彦君。レボ部の中で誰と誰が付き合うことになるのか予想しようか。
長崎:おっ。面白そうだなあ。
名取:まずは愛からいこうか。愛はねえ、やっぱり助だと思うな。
秋山:そうだね。でも、助と朝ちゃんというペアーも考えられない事はない。
長崎:いがいと愛ちゃんは朝ちゃんだったりして・・・って、うわーこわーっ。もしかしてあれか。鳥肌が立つなあ。
名取:チャンポン。何一人で妄想しているの。
秋山:まあ、愛ちゃんはこのくらいで、次は美子ちゃんはというと・・・。
名取:やっぱり美子は佐々木君よね。
長崎:阿曽部の逆転優勝というのもありうるぞ。
名取:逆転って意味はわかるけど、優勝って何よ。
秋山:美子ちゃんはこのくらいで、朝ちゃんはどうなるんだろう。
名取:朝ちゃんって助に一途だけど、残った阿曽部君と付き合ったりしてね。
秋山:どうかね。どっちにしても混乱は必死だね。
こうして僕たちは明日からの合宿の話で盛り上がり、店を出てそれぞれ家に帰った。さあ、明日からの4日間、盛り上がるぞーっ。
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