第四話

「体育祭の応援団は応援合戦でスラックスを使います。持ってない女子は応援団じゃない男子に借りること。来週中にねー。以上。」


マジか。仲良い男子いないんだけど...

ん?これはまさかチャンス?学斗に借りられるかもー!



ガラガラッ


「学斗っ!」


「おっと〜、彼女さん登場? 笑笑」


「黙っとけ、茉耶は関係ねーだろ。」


「ほんとは好きなくせに 笑笑」




「どーした?亜結、そんなに慌てて。」


「あー、体育祭の応援団でスラックス使いたいんだけど。借してもらえるかな?」


「あー。マジかよ、わり〜俺も応援団なんだよ。ごめん」


「あ、そーなの?全然大丈夫よー。お互いがんばろー。」


「あ、亜結。俺、貸せるけど使うか?」


「あ!マジで?助かるよー、マジでありがとう!悠樹、神すぎ!」


「神は言い過ぎだってー 笑笑」


「じゃ、ありがたく使わせていただきます。」


「おう。応援団頑張れよ。」

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