第六十七話 布
夏休みになりダラダラと過ごしていた少年は、近所のコンビニにアイスを買いに出掛けた。
気温の高さに文句を言いながらも、アイスを食べつつスマートフォンを操作して歩く少年。
その時ふと何かが目の前を横切り視線を移すと、白い布のようなものが突風に飛ばされていた……。
何処かの家のアンテナに絡み付いて止まった布をボンヤリ眺めていると、やがて不自然に風に逆らいヒラヒラと浮遊を始める。
布はそのまま逆風をものともせず空高くに昇って消えた……。
「動画撮り逃した……」
少年は、そう後悔したという………。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます