ハクトウワシの1000文字作文

副隊長ドールが日記を書いていたことに触発されたのか、ミーアキャットが「あなた達も文字を書く力と文章を作る力を身につけた方がいいですわ!」と言い出し、私とマイルカさんでそれぞれ1000文字の作文を作ることになりました。私は初めに1文字分のスペースを開けることすら知らなかったので、書けるかどうかがとても不安です。


ミーアキャットはテーマはなんでもいいと言っていたのですが、最近あったことを分に書き起こすのは得意じゃないし、もし出来たとしても、森の方でミナミコアリクイを襲っていたセルリアンを倒しました。めでたしめでたし、で終わってしまうのだからなかなかどうして上手くいかないものです。


ここまで書いてきて気がついたのですが、こうして紙に書いてるといつもの私の口調とは言い方が違う気がします。最初にお手本として副隊長ドールの日誌を見せてもらった影響もあるかもしれませんが、まるで自分が自分でないようで面白いです。


と、ここまで思ったことをつらつらと書いてきただけで440文字も書けてしまいました。ひょっとしたら私には作文の才能があるかもしれません。


〼などと言っていられるうちは良かったのですが、本格的に書くことが無くなってきたので、マイルカはどんな風に書いているのかをこっそり見せてもらう事にしました。私が「マイルカ、そっちはどれくらい書けた?」と尋ねてみると「半分くらい書けたよ!」と元気よく返事を返してくれました。なんでも今イルカのフレンズの間では貝や木の実をつかって料理を作るのが流行っていて、シロナガスクジラに教えて貰いながら海のみんなで料理を作った話を書いていました。


話を聞くだけでも美味しそうでついよだれが垂れてしまって、それを見たマイルカに笑われて、良かったら今度ハクトウワシも一緒に料理作ろうよ!と誘われたので、私が少しキョトンとしたような顔をしてたみたいでまた笑われて、私も調子に乗って「off course!」なんて返事をしたらミーアキャットが静かに取り組みなさいって怒りに来て、2人でごめんなさいって謝りました。

またひとつ楽しみが出来て、とても嬉しかったし、なによりこんな何気ない話が楽しかったです。


あとマイルカの作文を読んですごいなって思った所があり、「わっふーーーーーーーーーーーい!!!」という発言なのですが、こんな文字の稼ぎ方があったのかと感動しました。文字も1000文字書けたのでこれで終わりますレッツ、ジャスティス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



真面目にやりなさい!

ミーア

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