第7話 目が眩む程の光に彼は…

【朋】との決着を終えた私は

どこか寂しさを感じていた仕方のない事だった

私は人であの子は魔物だ

女神の浄化も限度がある

強敵…最初はそうとしか感じなかった

相見えてみてわかった

私と同じ目だと…

だから【朋】と呼んだ

そして私は

斬った、斬ってしまったのだ


悲痛感漂う今の私に遠慮してか

話しかけてこないアリシエには

申し訳ないと思うばかりだ

誓ったはずだ殺した分だけ強くなって

殺した分だけ生きるって

なぁ【朋】よ結局お前には


何が見えてたんだろうな


水無月「よし!

くよくよしてても始まらん

こんな姿をあいつに見せる訳にはいかないからな!」

空元気もいいとこだが前に進まないと

あいつに合わせる顔がない

水無月「アリシエ…迷惑をかけた

少し休んで楽になったから

散策の続きと行こう」

アリシエ「えぇ行きましょうか」

その聖母のような笑顔に

涙が出そうになったのはここだけの話


1週間後

私たちは眩い光とともに

開放感を心の底から堪能していた

木々が生い茂っていた森にも光は届いていたが

太陽とは偉大だな、少し目が痛い


して

水無月「ここはどこだ?」

そう森を抜けたのは良いが

ここが何処かなんて分からない

おぉーいアリシエさーん

わっかりまーすかー?

アリシエ「ここは深層区域と呼ばれるところです

村や街などもありますが

そのどれもが迷路のようになっており

迷ってしまったら最後

戻っては来れないそうです」

…なんでそんな所で召喚されたんだろ…

水無月「なぁ…」

アリシエ「えぇ言いたいことはわかります

ですがそれを言われたら私は泣きます」

水無月「……そうか」

色々事情があるのだろう

…この世界では慣れや諦めを極めなければ

やって行けないのかもしれない

まぁとりあえず…

水無月「街に行こうかね」

とりあえずの目標だな

アリシエ「私は街へ出る前に

水浴びをしたいです」

そう言って川の方へと指を指している

確かに…アリシエの魔法で何とか

匂いなんかは消したけど

気になるよな…

水無月「そうだな…配慮がかけてたよ」

そう言って

彼らは新天地へ足を踏み入れたのだった



おまけ


アリシエが水浴びを提案したため

私も水浴びをすることにした

少し伸びた髪が鬱陶しいが自分で切って

変に邪魔になるのも嫌な為そのままにしている

その光景は女性が

水浴びをしているようにも見えるのだが

その鍛え抜かれたように見える四肢と

夥しい数の傷が恐らくは恐怖を掻き立てるため

それを美しいとは中々言えないであろう

しかし、その全てを受け入れ

それを眺める少女がいるのだが

その少女は見るだけで満足したのか

その場を去っていき

それに気づいていた水無月も

気を抜いてしまったのであった…


流石に空から女の子が降ってくるとは

彼であっで予想出来ないだろう

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今日は疲れました…

全く小説を書く時間が…

ゲームをしてた時間に書けばよかったって?

うるさいよ!

楽しかったから仕方ない

短いし…いつもより駄文ですが

第7話

楽しんで頂けたら幸いです

どうして他の皆さんは

あんなにも綺麗に文章が書けるんでしょうかね

不思議です…

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