ツイッターやめったー
母の退院が決まった。思ったよりも早く、2週間での退院となる。
大きな問題が残ったままだが、今はとりあえず帰還を歓迎してあげたい。
大きな問題というのは、けいれんの発作である。脳腫瘍から生じるものだと医者は言っていた。いつ起きるかはわからないが、その時は何しろ救急車を呼べと言われている。退院するからといって治ったわけでも、良くなったわけでもないのだ。放射線治療を行ってから一月も経っていないので、現段階でできることがなにもないのである。
約3週間に一度、ひきつけを起こしていることになるので、最大限の注意を払うのは7月の中旬以降。もっと早く出てしまうようなら、家での生活はおぼつかないかもしれない。何より、こちらの日常生活が難しくなる。
病院からの退院後の提案は、「施設か、家か」だった。病気が理由でデイサービスとかは受けられないので選択肢として前者はありだが、ギリギリまで家でがんばってみたい。
父がショートステイに行き、母が入院している6月の月末は、久しぶりの休みを堪能した。
スーパー銭湯に行き、散歩をし、友人に電話をし、パンを買って外で食べた。不安を感じず、なんでもないことを気兼ねなく行えるのは本当に喜ばしいことだ。
ツイッターをやめた。なんでもないことを気兼ねなく行っているのを見ると羨ましさで押しつぶされそうになるからだ。
昔の知人から、退職した旨の連絡がきた。みんな変わっていく。その流れに付いていくことができず、少しだけやさぐれかけているのを実感している。
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