以前に読んだ時は文章の端々にあるチクチクしたものに笑っていたのですが、もう一度拝読するとAさんの冷静で辛辣な分析がすごいと思いました。「こんなもの」というのは作り手の歪んだ自尊心で、それに対して本当に心を動かされるお客はいないのでしょう。小説を書く読むことだけでなく、モノを作ること全般に当てはまる気もしました。きっと作家志望とか趣味とか関係なく、誰もが「とら」になる可能性があるんでしょうね。
やっぱりこのお話好きです。再読できて嬉しく思っています。
作者からの返信
再度読んでいただき本当にありがとうございます。
誰もが「とら」になる可能性があって、そしてきっと誰もがAさんのような良き理解者、アドバイザーを求めているのかもしれませんね。
少なくともわたしはそうだな、と、いまこの文章を書いていて改めて気づきました。
なんだかんだで、とらはアワードで食べていけるのだから、たいしたものだと思います。
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます。
せっかくの才能を、軽薄な言動でもって自ら潰してしまう。本当にもったいないことだと思います。