5.文章量
一話における文章量のお話。
これもかなり個人の好き嫌いで分かれますね。一話が長いほうが良い! という方もいますし、短いほうがいい!という方もいます。どちらも正解。
ただ、私個人の見解では、「2000-2500字」くらいが丁度いい文章量のように思いました。多くて5000文字くらいですかね。
理由
1.一話で提示される情報が「一つ」あるいは「二つ」が限界
2.読む時間の確保ができるため
■情報量
→一話の中で何個も情報が与えられると頭が混乱します。一話の中で覚えられる事項は2つか3つが限界でした。
(詳細は「長編小説」の貢でお話したいと思います)
■時間
→Web小説最大の利点、それは、サクッと読めること! だと個人的に思っております。
文章量が短ければ短いだけ、サクッと読める。
がっつり読むというときは土日に読むこともありますが、基本は行き帰りの電車やランチの空いた時間に読むことが多いです。
必然的に、読む小説も「その時間に読めるもの」に限られます。もちろん、一話の途中で中断して、また時間ができたら再開、ということもありますが、ときあえずキリがよい一話を読み切ることが多いのではないでしょうか。
そうでもないか? 少なくとも、私はそうです。
■文章量
また、――飽くまで私の場合は、一話の文章量が多い小説は途中で読むのを辞める傾向がありました。
・比較的やや冗長な文章が多い
・目が滑りやすくなっている
この二点が原因だった気がします。集中力がきれる→目が滑る→わからなくなる→やーめた って感じですかね。
短編でも一話で2万字近くあるものは後回しにすることが多いです。
文字数なんて気にならないくらいの圧倒的な筆力があれば話は別ですが!
ただ、一話2000字だとどうしても細切れになってしまいます。
私はそれが「テンポが良い」ので好きですが、一話の文字数が少ない分話数のボリュームが増えるので、そこで躊躇してしまう懸念もありますし、広告が出ている場合は広告で没入感がなくなることも否めません。
そもそも、じっくり読みこむのが好きな方もいますし、一概に何が良いとは言えないのですが。
ただ、一話の文章量が1000文字以下の場合、特にカクヨムアプリの場合は読み込みに時間がかかったり、最悪フリーズすることもあります。広告があるとさらにもっさりに……。文章の上に広告が乗っていることもよくあります。
個々に合ったカク・ヨムに適切な文章量を見つけていただければ幸いです。
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