第15話 指先が文章の入力を拒否する現象。
指先が文章の入力を拒否する現象。
これはね、書きたい、書こうという願望がある反面、心理的な面、メンタルが創作活動に追いついていない、拒否してる現象ですね。
心では許しているつもりでも、体が正直に反応してしまって、拒絶している状態です。これはね、つまり、かなり厄介な状態ですね。
1度、創作の現場を離れて休養するとか、書いている小説から一旦離れて、距離を置いて、もう一度、小説を見つめ直すとか、なにかしら対策を立てないと心に傷を残します。
嫌い嫌いと言って、実は好きでしたというのなら結構なお話なのですが、好きです、好きですと言いながら実は体が拒絶している状態を指す場合、そういう時は、1度、心をフラットにしていただき、心に正直に生きるよう心掛けるべきです。
創作の現場をお仕事としている以上、気乗りしないから筆を休めるというのは理由にならないかもしれませんが、筆が乗らない理由をないがしろにしてしまうと、やがてインポテンツになってしまうかもしれません。そういう意味でも、心に正直であるべきです。
鬱に罹患した患者というのは、心の声、真理を無視した結果、嫌いなモノを受け入れようとしてきたツケ、代償を最後に支払うような気がしてなりません。
その辺の気分転換が上手にできれば、病気も発症しないのでしょうが、不器用な人ほど、いやなこと、受け入れがたい環境に甘んじるしか方法がなく、その結果、精神が正常な状況を保てなくなってしまうことが多い。
気分転換って大事ですよね。
イラついたら、カラオケで思いっきり大声で歌うとか、ゴルフの打ちっぱなしでイライラを昇華したり、読書したり、旅に出掛けたり、映画を観たり、気分転換の方法はいくらでもあるように思います。
一番いいのは、風呂に入ることですかね。
それとぐっすり眠ること。
この2つができれば、大方のことは解決するよう思います。
問題は心の病を抱えて、眠れなくなってしまったり、食べられなくなってしまうこと。
そういうときは、体が現状を拒絶してる状態なので、無理をせず、心の欲求に従った方がいいように思います。
小説を書く際、気乗りしなかったり、物語の進行が思うように進まない場合、自分の小説に嘘を発見してしまったり、矛盾を指摘されたり、筆が止まってしまうことがよくある。
そういう時は、もう一度、原点回帰して、プロットから、もう一度、練り直す必要があるように思う。
心が拒否したり、体が拒絶したり、そういう結果に陥る原因は様々、考えられますが、どうか心の欲求に忠実に反応していただければと思います。
指先が文章の入力を拒否する現象。
これはね、書きたい、書こうという願望、
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