来訪者は何かとめんどくさい 前編

 ある日妻といつもの休日を過ごしていた時突然インターホンがなったのだった。


「いいよ。僕がでるよ」


 ちょうど家事をしていた妻に変わり僕が出ることにした。

 モニターを覗くとそこにいたのは見慣れすぎてもはや見飽きた顔がいた。


「お前かよ…」


 モニターに映っていたのは僕の妹のれんであった。しかし少し違和感を持ったのは、もう1人の妹のあいがいないことであった。

 いつも2人で行動をしている恋と愛が珍しく一緒ではなかったのだ。

 ボタンを押して質問をした。


「珍しいな1人で来るなんて」


 すると向こうにもしっかりと繋がりニッコリした顔をしたかと思うと突然全身を使って円を描き始めた。

 するとそれにズレてもう1人の妹の愛が姿を表したのだった。

 簡単に言うと妹達はChooChooTRAINを2人でモニター越しにやっているのだった。


「おい、バカども!!うちの前で変なことやるんじゃない!!」


「兄ちゃん!!どう!?双子のChooChooTRAINは綺麗でしょ!!?」


「兄さん。これが私たち恋愛姉妹のコンビネーション」


 僕は急いで玄関の方へと向かった。ドアを開けるとまだ2人でやっていた。


「いいからやめろって!ご近所さんから変な目で見られるから!!」


 ようやく2人はChooChooTRAINをやめて僕の方を見た。僕から見て右側に立つショートカットに唇の左下に黒子があるのが双子の姉の方の斎賀恋さいがれんである。


「兄ちゃんおはよーーー!!!」


 こちらはうるさい程の元気の良さがある妹である。現在高校生いわゆるJKである。


「兄さん。おはー」


 そして左側に立つセミロングの髪のどことなくふわふわした雰囲気の方が双子の妹の方の斎賀愛さいがあいである。

 こちらもJKである。


「どうしたんだよ。来るなんて一言も聞いてないぞ?」


「暇だったから兄ちゃん家に遊びに来たんだよ!!」


「お義姉さんに可愛がられに来た」


 そういうと、2人は僕を退けてズカズカと家の中へと入っていった。全く礼儀のなってない奴らだ。

 他人の家を自分の家だと思って入っていくなんて、親の顔が見てみたいよ。

 まぁ同じ親から産まれたんだけどね…。


「お邪魔しますー!!」


「お邪魔します」


「あら!!恋ちゃんと愛ちゃんじゃない!!お久しぶりー!!!」


 リビングでは家事をしていた妻が2人を見るなり満面の笑みで抱きしめていた。

 そして妹達も抱き締め返しており、まるで久しぶりに再会を果たした小さい子供の親子のようであった。

 うちの妻は前にも言ったが、僕の妹達のことが大好きで実の妹のように可愛がっているのだ。

 ちなみに僕と2人が顔が似ていることもあり、溺愛しているのだ。


「麗子お義姉ちゃんいい匂いがする!!それにやっぱり美人で素敵!!」


 恋はここぞとばかりに妻を持ち上げている。おそらく、本心ではあると思うが、あいつがあのような時はだいたい何か裏があるときである。


「お義姉さん会いたかった」


 そして愛はと言うとおだてると言うよりは、本当に会えて嬉しいのだろう。妻にスリスリして甘えていた。

 というのも、愛にとって恋というのは姉と言うよりは自分の片割れのような感覚であり姉という認識はしていないということを本人から聞いたことがある。


「そういえばお前ら母さんに言ったのか?」


「え?何を?」


 恋が妻に抱きつきながらこちらの方を見てきた。この反応を察するに言ってきてないな…。


「ここに来るってことだよ」


「言ってない。お母さん寝てるから」


 愛が恋に変わって答えて来た。しかしする気配など微塵もない。

 ということは、僕が連絡しないといけないのか。全く世話のやける妹達だった。



「はぁ…なんて可愛いの。いっそ養子にしたいわ!」


「いやいや、そんなの冗談でも嫌だよ」


 2人を抱きしめていた夢心地の妻はそんな危険なことを口走っていたので僕は拒否した。

 こいつらを自分の子供になんてしたくもない。こんなわがままで馬鹿で可愛げのない妹達なんて3日も持たないぞ。

 確かに一緒に暮らしていたけど、毎日かまってかまっての繰り返しで大変だったよ。


「ゲーム!ゲームしよ!!」


「私もやりたい」


 マイペースな妹達は僕達のことをお構い無しにゲームハードを引っ張り出してやり始めたのだった。

 妻も2人に連れていかれて家事の途中だったが、彼女曰く「可愛い義妹達」の頼みを断れずにゲームをやることになった。

 仕方ないので僕が代わりに残りの分をやることにした。


「ごめんなさいたっくん」


「いいよ。それより2人と遊んであげな」


 実の兄よりも義理の姉の方が大好きな双子達は某有名ゲーム会社のソフトのス○ブラをやり始めた。


「さてとあとは洗濯ものと、皿洗い…」


「兄ちゃんもやろうよ!」


「兄さんも早く」


 家事をやり始めようとした時に、2人に呼ばれたのだった。普段ならめんどくさいなどと思ってしまうが、やはり心のどこがで嬉しい気がした。

 愚かな妹達だと思っているが、何んやかんややはり可愛いのだ。

 しかし、僕は嬉しさを表に出すと負けた気がするので、やれやれだという表情で3人の元へと向かったのだった。


 ゲームをやり始めて数時間、累計での勝利数が高いのは妻の麗子であった。

 順位は麗子、同率で恋、愛そして僕であった。ちなみに言うと、麗子に勝った人間は一人もいない。

 妻は非常にゲームが上手い。しかし、最初からそういう訳ではなく、彼女と出会っていた頃はゲームはやったことがないというまさにわかりやすいお嬢様教育を受けていたのである。

 だから妻にとってのゲームという概念は最大がトランプであった。

 付き合い初めのころは僕の圧勝だったのにいつの間にか腕前が逆転していたのだ。


「もう!!また麗子お義姉ちゃんに負けた!!強すぎだよ!!!?」


「お義姉さんチート」


 双子は悔しそうにしていた。対する妻はニコニコした顔で2人を見ていた。

 こんなに可愛い笑顔をしているがゲームの時の姿はこの顔のままえげつないコントローラー裁きをするのである。

 見ていて引きそうな程であるのだ。時計を見るとちょうど12時を少しすぎた頃であった。



「お昼にしましょうか。3人とも何食べたい?」


 妻がそう言ってキッチンの方へと向かっていった。


「「パスタ食べたい!」」


 双子は揃ってそう答えた。ちなみにパスタと双子たちが言っているが実際はミートソーススパゲティのことを指しているのだ。

 オシャレに言ってみたいお年頃なのである。うちに来ると毎回これがお約束なのである。


「ふふ。じゃあ少し待っててね」


 エプロンを手に取り料理を始める妻であった。料理する姿もやはり綺麗で可憐であった。


「兄ちゃん兄ちゃん」


「ん?」


 妻に見とれていた時に横から恋が話しかけてきたのだった。


「あんな綺麗な人、お嫁さんにもらえるなんて生意気だね」


「兄さんにはもったいない」


 こいつらは何を言うかと思えば、僕をディスって来たのだった。本当可愛げのない妹達だ。

 日頃の腹いせにちょっとからかってやろう。


「そうだな。お前らと違ってもあるしな」


 こいつらに共通するコンプレックスそれは胸が小さいことである。

 まぁ女性の身体的特徴をとやかく言うことは失礼だと思うが、こいつらは例外である。


「カッチーン。人の気にしてること言うなん最っ低!!クソ兄貴!!」


「死ねばいいのに。愚兄」


 あからさまに不機嫌な顔でこちらの方を見てきた双子。やはりコンプレックスを言われるのは心に響くのだろう。

 実際胸が小さいことを2人はわかっているから、言い返すことは出来ないのだ。


「どうせ兄ちゃんは胸と顔だけで選んだでしょ?最低、気持ち悪、死ねばいいのに…このハゲ!!」


「おい待て、僕のどこがハゲだ。フサフサだぞ?」


 最後のハゲに言ってはボキャブラリーの少なさから出た苦し紛れの言葉であった。


「兄さんなんておっぱいに埋もれて窒息死すればいい」


 うん。それは悪くないな。気持ちよさそうだ。


「だいたい兄ちゃんは絵里ちゃんとくっつくと思ってたのに」


「なんでだよ」


 正直この場で絵里の名前を出して欲しくはないな。麗子が過敏に反応する可能性があるから。

 しかし、そんな事情なんて知らないので、どんどんと話は始まっていくのだ。


「だって付き合ってもないのキスしたことあるよね?」


「私も見た」


「ちょ、それは誤解だっての」


 ドン!!と突然キッチンの方から大きな音が聞こえた。恐る恐る振り向くとあからさまに作り笑顔の妻が包丁を煌めかせていた。

 これはまずいね。こいつらが要らんことを言う前に止めなければ、後で酷い目にあう。


「兄ちゃんと絵里ちゃん一緒に寝たり、お風呂入ってたりしてたじゃん」


「兄さんの部屋で喘ぎ声聞いたことある」


 おーい!?こいつら何をペラペラと確かに恋と愛が言ったことは紛れもなく事実であるが、詳細に言うと、寝たり風呂入ったりはもうかなり小さい時の話だし、僕の部屋で喘ぎ声がしたてのは部活で疲れた絵里がマッサージしろって言ってやったマッサージによる声である。

 話すならしっかりと内容を言って話さないとこのように大きな誤解をうむのである。


「………」


 料理をしているんだろうが、凄まじいオーラがピリピリと背中に伝わって来る。これはいわゆる殺気というものなのか。

 正直今振り返ったら、後悔する気がする。やめておこう。


「あのな。あいつとはただの腐れ縁だって…お前たちだって絵里と良く遊んでたじゃないか?」


「でも絵里ちゃん兄ちゃんといる時凄い楽しそうだったよ?なんていうかメスの顔してた!?」


 なんだよメスの顔って…どこでそんな言葉覚えたんだよ。


「絵里さん私たちに兄さんの好きな人聞いたりしてきてた」


 恋も愛も要らんことばかりどんどん言って。こいつらおしゃべり好きでこういう話が大好きなJKだから一度しだすと止まらなくなっていくのだ。

 そして僕の胸はどんどんキュッと締め付けられていく。

 2人になった時何されるかわからなく、恐怖であった。



「だから麗子お義姉ちゃんと付き合ったときはびっくりしたよ」


「別に誰を好きになってもいいだろう」


「まぁ、別に兄ちゃんの色恋話なんてどうでもいいけど、あの絵里ちゃんよりも好きな人だなんて…」


 嘘をつけ今の今まで散々話をしていたくせに何を言っているんだ。

 だいたい恋は僕が彼女できたりすると過敏に反応してたのに、姑並にめんどくさいやつだったが。


「お義姉さんはとっても良い人、ナイスハンティング」


 グッとサムズアップをしてくる愛。ハンティングした訳ではなく、恋愛をしたんだけどね。

 しかし愛のナイスフォローのおかげか、背中から伝わる殺気のようなものが落ち着いて来たのだった。


「そういえば恋と愛は彼氏いるの?」


 その言葉を僕が言った瞬間2人は固まった。まるで屍のようにものを言わず、ただ料理の音だけが部屋の中に流れていた。


「悪かった…」


「分かればいいよ」


「察しのいい兄さん好き」


 結論からいえば2人に彼氏はいない。ちなみに女子校に通っている訳ではなく、ゴリゴリの共学である。

 僕と同じ高校であるからわかる。2人に彼氏ができない理由はよく分からないが、ちらっと双子の友人の女の子曰く、恋は男性から「信頼出来る女友達」としてしか見て貰えないらしい。

 では一方の愛は「モテてはいるのだが、理想が高く雰囲気が近寄りがたく話しかけられない」らしい。

 我が妹たちながら不憫である。顔は決して悪くない。2人とも顔は確かに僕に似てはいるがいい感じに可愛くアレンジされたような姿でルックスいいはず。

 ちなみに恋は女子には人気であると恋の友人の友ちゃんに聞いた。


「私も麗子お義姉ちゃんみたいになれば男を取っかえ引っ変えできるのに…」


 頬を膨らませてムスッとしていた。人聞きが悪いな。妻はそんな女性ではない。


「それは無理だ。お前は品がないからな」


「はぁ!?何それ!!私のどこに品がないってのよ!?」


「今のお前の姿だよ」


 恋はスカートにも関わらず胡座をかいており、パンツが見えるか見えないかギリギリの状態であった。

 サービスショットなど思う人がいると思うが、身内の下着程、見てて萎えるものはない。

 一度実家で洗濯ものを取り込んだ時に母親の際どい下着を見て萎えた記憶がある。


「じゃあ他にどんな座り方したらいいの!?」


「愛を見習え」


 愛は片方に足を揃えた正座を崩した座り方をしていた。そしてスカートをしっかりと挟んでおり見えないようにしていた。


「あの座り方もしんどいんだよー」


「麗子みたいになりたいなら、お前は一度生まれ変わるしかない」


「そこまで!!?」


 とりあえず、いいところの子供に生まれて小さい時から英才教育を受けない限り無理だろう。というか妻はそういう育ちかたしているから。


「3人ともご飯できたよー」


 こんな生産性のない会話をしている間にパスタ(ミートソーススパゲティ)ができあがったようだ。

 僕と妹達はテーブルの方へと向かい席に着いて食べることにした。



 ◇◇◇◇


「はぁー美味しかった!!ごちそうさま!」


「ごちそうさまです」


「ごちそうさま」


「はい、お粗末さま」


 挨拶をすると恋はリュックから何かを取り出してきた。

 それは分厚く大きな本、いやアルバムであった。そして少し汚れているものであった。


「じゃーん!!アルバム!!」


「実家にあったやつか?」


「そうだよ!麗子お義姉ちゃん見てみる!?兄ちゃん載ってるよ!?」


「本当?見てみたいわ!」


 そういうとアルバムに興味津々の妻は恋の所へと向かった。

 僕は食べ終わった皿を片付けて代わりを洗い物をすることにした。



「みてみて、赤ちゃんの時の兄ちゃん!」


「か、可愛い!!!!」


 アルバムを見て目をキラキラ輝かせている妻であった。というかそんなアルバムどこで見つけてきたのだろうか。


「楽しそうだな…」


 僕は皿を洗いながらその光景を見ていた。すると愛がこちらの方へ来ていた。


「私も手伝う」


「いいよ、あとこれだけだし、向こうでアルバム見てな」


「…わかった」


 僕がそういうと少し残念そうな顔をして2人の元へといった愛である。


「これは幼稚園の時かな」


「可愛い!!ん?この横にいる女…誰?」


「これはね、絵理ちゃんだよ!」


 あっ、まずい。確かその頃の時期は結構絵里とツーショットの写真があった気がする。

 親同士がかなり仲良かったから、ずっと一緒に撮られてた。


「ふーん…。笑顔で楽しそうね…。ねぇ、たっくん?」


「いや、子供のときだから…」


 視線が痛い。針のように突き刺さってくる。それに幼稚園の時の絵里を女って…。確かに性別は女でもそこは女の子って言うところなのに。

 皿洗いを終えた僕はみんなと同じようにアルバムを見始めた。


「お遊戯会のかな?」


「たっくんの横にいる女は?」


「これも絵里ちゃんだよ!2人は仲良いからね。私たち産まれる前からラブラブだったんだね」


 君はわざとそんなこと言っているのか?そんなこと言うんじゃない。麗子の顔がだんだん険しくなっているじゃないか。

 どうしてくれるんだよ。


「こんなにイチャイチャして…楽しそうじゃない…?」


「ちょ、幼稚園のときだから」


 その後の写真を見てもだいたい僕と絵里がツーショットのものばかりでもはや妻の顔など見ていられなかった。


「ようやく私たち出てきた」


 愛が指を指した時にようやくひとつ救いが生まれた。


「これって私たちが産まれたときのだ!」


 その写真というのは僕が産まれたばかりの恋もしくは愛のどちらかを抱っこしている写真だった。


「あ、可愛い!!これって赤ちゃんは恋ちゃん愛ちゃんどっち?」


「えっとね…多分愛だね!」


 懐かしいな。この時は妹が2人もできて嬉しかったという純粋な気持ちがあったな。今ではそんなものを薄れてしまったが。


 この写真以降は恋と愛も加わった写真が多かった。

 そのおかげもあり、妻はまたご機嫌を取り戻しつつあった。

 写真を見ていくと記憶が無いものもあれば記憶があるものもあり、懐かしい気分になった。

 ページを進んで行くと、とある写真で止まった。それはおそらく小学生5年生あたりの時の写真で、僕と麦わら帽子を被った可愛い女の子が2人で映った写真があった。


「あれ?これって絵里ちゃんじゃない…」


 恋が違和感について話した。確かによく見たらこの写真の女の子は絵里ではなく違う女の子であった。

 ちなみにこの後もページをめくっていったがこの女の子の写真は1枚もなかった。唯一僕とのピースサインの写真だけだった。

 しかし残念ながらこの子の記憶が全くなかった。

 この写真について少し気になったのだった。



 そんなこんなで過ごしていると、日が落ち始めてきていた。


「そろそろ帰らなくていいのか?」


「いいよ!だって今日泊まるから!」


「え?誰の家に?」


「兄さんの家」


 こいつらは…。このマイペースっぷりは完全に母親似である。他の人間のことなど考えやしない。


「私は大丈夫だよ?」


 妻はそう言った。まさか2人を泊めることになるとは。ということは母さんに連絡しなければならないのか。

 仕方なくスマホで母さんに電話をかけた。


「もしもし母さん?」


「もしもし拓真?何?」


「恋と愛がうちに泊まるって…」


「あ、そう。よろしく 」


 ブツっと軽く一言を言ったかと思ったらすぐに切れた。なんて母親なのか。母さんからすればめんどくさいのがいなくてのびのびできるのだろう。


「お母さんなんて?」


「よろしくって…」


「やったね!今日はお泊まりだー!!」


「いえーい」


 こいつらの面倒を一日しなければならないと思うと先が思いやられてきた。

 まぁ、ポジティブに考えるなら、今日の話やアルバムの追求がギリギリまで引き伸ばされるということになる。

 さすがに寝室は同じなので逃げられないと思うが。

 そういう意味では妹たちには感謝はしている。


 今日の命は何とか繋がったのではないかと。






 To Be Continued…


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