第48話 宣伝も「見る側がどう思うか」を考える

 本好きな知り合いと話していたとき知ったのですが「宣伝が連投されると、RTミュート、あるいはミュートされやすい」ようです。

 

 その人は新刊情報が見たくて出版社のTwitterをフォローしているそうですが「なんかその作品に関する情報を自己RTずっと続けたり、延々とその本の感想RTしてきて邪魔だから」とのこと。

 

 他者のTLは自分だけのものではありません。

 見る側は他の人の情報も見たいのです。


 ところが発信する側は一気にまとめてやろうとします。

 それはTwitterを管理する時間が少ないからか、作業的なのか、あるいは全部見て見てなのか、いろいろな事情があると思いますが、Twitterを見る側からしたら、選挙カーにずっと「○○、○○をお願いします!」連呼されて「うるさい!」になるようなものなのかもしれません。

 

 別に宣伝を繰り返すのが悪いのではありません。

 ただ、時間を置くことが大事なのです。

 3時間ごととか、少なくとも1時間あけるとか。


 そうすると、Twitterにいる人も替わり、見る人も替わります。

 「連投してきて邪魔!」が減り、また時間帯が変わることで、違う時間の層に宣伝できるかもしれません。


 それが人によっては自作品をバーッとRTしてしまう人がいます。

 出版社ですらそうなのだから、そうなってしまうのはよくあることなのでしょう。

 三回見ることで印象に残るというので、それくらいはいいのかもしれませんが、十も二十もだゲンナリして「うるさい」となってしまい、ミュートされる可能性も高くなります。

 

 小説と同じですが、宣伝も「見ている側がどう思うか」を考えてやるほうがいいのだと思います。

 

 自分もついまとめてバーッと投稿したり、RTしたりしがちなので気をつけます。

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