第29話 「定期更新が一番読まれる!」は真実だけど……
「ファンを掴むためなら毎日更新すべし」
「毎週必ず同じ曜日に更新するようにして、読者さんに読んでもらう習慣をつけるのだ」
うんうん、確かにそうなのです。
勉強でも言いますよね。
「毎日1時間ずつしたほうがいい」
ダイエットでも言いますね。
「毎週必ず週3でジムに行きましょう」
まさしくそうだと思います。
でもですね。
「続かないのです」
もしかしたら読んで下さっている方は、自分よりずっと勤勉で毎日必ず更新、そのためにストックもしっかり作っていて、なんなら全部書き上がってますという方もいらっしゃるかもしれません。
でも、自分のような凡人には無理なのです。
自分の『椎名耳かき店』(https://kakuyomu.jp/works/1177354054885646586)の日付を見てもらうとわかると思うのですが、2018年に書いて、3話目ですごいアクセス伸びてるのに、カクヨムに投稿したのを忘れて、他のことに夢中になってすっかりほったらかしなんですよ。
それから半年くらいして思い出して投稿してを繰り返し。
ちょっと前にマメに更新して、また時間が空き。
凡人はこんなものなのです!
カクヨムをちゃんと動かしたり、小説関係のSNSアカウントを作って半年ほど経ちますが、気づくと元々は小説アカウントだったSNSが雑多アカウントになっていたり、執筆を止めてしまっている方もたくさんいます。
それこそランキング1位を取っていたとか、フォロワーさんが4桁いて大人気だったという方もいます。
でも、燃え尽きてしまったり、続かないのです。
小説を書かれる方の中には「書籍化! アニメ化!」と思ってらっしゃる方もいると思います。
それが恐ろしいことに小説が受けないだけでなく、書籍化アニメ化されても小説を書くのが続かなくなる方もいるのです。
手ごたえがあってさえそれです。
人間、続けるということがそれだけ難しいのです。
それならばどうすればいいか。
ダラダラでもいいし、途中でやめちゃってもいいから、続けることです。
○日更新がないとエタったと思われるとか、こうしないと読者が離れていっちゃうという強迫観念に駆られる方もいらっしゃるかもしれません。
そして、事実、離れて行ってしまうでしょう。
ただ、それでもなんとなく続けて完結すれば、その後に誰かが見に来るかもしれません。
だらだらでも続けている内に、そのうち誰かの目に留まるかもしれません。
好きで書いているだけならなおさら、そんなものでいいと思うのです。
あまり必死になりすぎると、こんなに他の時間を削って頑張ってるのに読んでもらえないとか、読者さんはそんな毎日ネットを見てるわけではないのに誰からも反応がないと落ち込んで精神を摩耗してしまったりします。
凡人には凡人のやり方もあるのです。
気負わずになんとなく暇なときに書き溜めたり、忙しい時は筆を置いたり、また時間が出来たら書いたりくらいでいきましょう。
毎週定期更新しなければならないという規則もないのだから、好きになんとなく続けるのがいいと思いますし、自分もそうしています。
もっとも自分は凡人ですので、これはあくまで凡人の生き方です。
「毎日更新! 半年で書籍化! 一年後にはアニメ化!」という気合で頑張るのも素晴らしいことだと思います。
でも、毎日更新や毎週更新などが出来ないからと筆を置くのももったいないので、そのときはゆるくてもいいやと思って、のんびりやってみるのも考えてみてください。
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