第2話 インターネットと日記

 1995年11月、日本に大きな影響を与えた社会現象が起きます。OS Windows95の発売。このOSによって日本中にパソコンおよびインターネットが普及しました。


 1年の浪人生活の後、大学に合格した1996年、僕はパソコンを買い、インターネットを始めました。インターネットで本名ではないハンドルネームを使うという情報を聞いた僕はハンドルネームを考えます。


 すぐに思い浮かんだのはパソコンで日記を書いていたドゥギー・ハウザーでした。パソコンを使うという共通点から憧れであるドゥギー・ハウザーにちなんで、ハンドルネームを『ドゥギー』にすることにしました。


 また、大学生になってから今まで遊んでいた反動で勉強をしようと思い立ち、大学の授業とは別に簿記の勉強を始めました。何を血迷ったか半年で簿記1級に合格するというハードコースを選んだ僕は夏休み中も毎日のように大学に通い勉強してました。

 ただ、昼休みは暇です。友達もいないので、一人で昼御飯を食べていた僕は食後、サークルの雑記帳に毎日くだらないことを日記のように書き始めました。雑記帳を書くときのペンネームとして、日記といえばドゥギー・ハウザーということでハンドルネーム同様『ドゥギー』を名乗るようになります。


 そうして僕はネット上でもリアルでも『ドゥギー』を名乗り始めることになったのです。


 ネットでもリアルでもドゥギーを使い始めたことにより、思わぬ事態になったことは次回綴ります。


 ちなみに僕が『ドゥギー』を名乗り始めた1996年、僕が好きなバラエティ番組『水曜どうでしょう』の放送が開始されました。


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