僕をドゥギーと呼ばないで

ドゥギー

第1話 天才少年と天然パーマ

 ドゥギーという名前を使い始めてから20年以上、そろそろ四半世紀に迫ります。この名前を使うキッカケになったのは、ある天才少年との出会いでした。


 高校生の時に出会った海外ドラマ「天才少年ドゥギー・ハウザー」


 高校の教育を9週間で終わらせ、10歳でプリンストン大学を卒業する。

 その後4年で医学博士になり、14歳にして最年少の臨床医となる。


 という神童ドゥギー・ハウザーが主人公です。このドラマはドゥギーが天才的な才能で革命的な治療をしていくチートドクターもの……ではありません。


 天才少年とはいえ、年相応な悩みや恋愛をし、医療面でも知能だけではなかなかうまくていかない等身大の少年像を描いたホームドラマです。


 チート能力を持ちながら、僕とあまり変わらないドゥギーの振る舞いや姿に共感を覚え、毎週ドラマを楽しみに見ていました。


 特にドゥギーに共感したのは『天然パーマ』 ドゥギーは僕と同じ天然パーマだったのです。僕は天然パーマの人物に憧れる傾向がありまして、後年人生の目標にする人物も天然パーマです。ただ、初めて憧れた天然パーマはドゥギー・ハウザーでした。


 ドゥギーは天才少年でしたが、僕自身は高校時代部活に夢中になりすぎて、大学受験浪人してた天才とは程遠い人物でした。だからこそ、天才ながら純真なドゥギーに憧れたかもしれません。


 ドラマ「天才少年ドゥギー・ハウザー」の特徴として、主人公ドゥギーが毎回エピソードの最後にパソコンで日記を書いていました。このパソコンで日記を書く行為が僕がドゥギーを名乗る大きなキッカケになります。


 ちなみに主人公ドゥギー役を演じられたニール・パトリック・ハリスさん今もドラマや舞台で活躍されており、トニー賞、エミー賞、アカデミー賞の司会を務めた人気俳優です。


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