53.二人は医者と出会う

「聖剣……が、夢に現れたんですか?」


 一緒のベッドで眠った翌日、起床した二人は朝食を部屋に運んでもらい一緒に食べていた。その食事の最中に、勇者は昨晩の夢についての説明をしていた。

 最初はその事をルナは疑わしい目で見ていたのだが、実際に昨晩の自身の魔法を防いでいた存在の事を考えると、聖剣くらい不可思議な存在では無いと説明がつかないと半ば強引に納得した。


(……意思がある武具だって言うことは想定していましたけど、本当に不思議な存在ですね)


 自身の身に着けている装具を指でなぞりながら、ルナはこの装具にも意思があって自身に話しかけてくるのだろうかと考える。装具は全部で5つ……今は指輪は無いが、それぞれに意思があるのか、すべてまとめて一つの意思なのか……。装具の振る舞いを見る限りはおそらくは前者だろう。

 幸いなのはこの武具が現実では話せないという事と、話すことが可能となるのは非常に珍しい事だという事か。ルナは夢に侵入する魔法は気軽に使わない方が良さそうであると結論付ける。


「それでな、聖剣が言うには……誰かわからないけどさ……聖女が近づいてきているらしいんだわ」


「聖女……?」


 聞きなれない単語にルナが首を傾げると、ディアノは聖女について、自身がもともと知っている情報に、夢の中で聖剣に言われた情報を加えたうえで説明する。その説明を受けたルナは、少し視線を上の方へと向けて考え込む。


「それが本当なら……マズいですよねぇ……追手だったらどうします?」


「うーん……聖剣が言うことが本当なら心配無いみたいなことを言ってたんだけど……失敗したなぁ、もっと真剣に話を聞いておけばよかった」


 後頭部をポリポリと掻きつつ、夢の中の自身の行動をディアノは悔やむ。完全にあれは自身の夢だと思っていたので、話に付き合ってはいたものの自分の中から現れた不安感や願望の表れだと考えていたので、根掘り葉掘り聞くようなことはしなかった。

 聖女と言う単語と、自身が知り得ない情報を発言した時点でその可能性も気づくべきだったとディアノは反省していた。


「聖女って……ディさんのお仲間さんの誰かなんじゃないですか?」


 ルナはその可能性が一番高いと考えている。そもそも、聖女が近づいているという事は聖剣が残っているという事を認識しているという事になるのではないだろうか。それなら……勇者の仲間が可能性としては一番高いのではと言う考えからだ。

 ただ、ルナのその考えにディアノは少し眉を下げて否定的な考えを口にする。


「うーん……あいつらの誰かが聖女って……考えづらいんだよなぁ……そもそも、聖女なんだったら旅に出る前に選ばれてる気がするし……」


 ディアノの脳裏には旅立つ直前の記憶が蘇る。実際、聖女探しはディアノが勇者となった後にも行われたのだが、一向に見つからず……聖女不在のままで旅立ったのだ。しかもその時に聖女に選ばれる可能性があったのは僧侶であるマアリムだけで、戦士であるクイロンは男だ。マアリムはその当時は聖女では無いと結論が出ていた。

 ちなみに、ディアノは歴史上で聖女として選ばれる男性も居た事は知らない。その場合の呼称は「聖人」や「聖者」なのだが、仮にそれを知っていたとしてもクイロンが選ばれるとは考えなかっただろう。


 可能性があるのは途中から仲間になったポープルなのだが……。どうしても彼女と聖女というイメージが結びつかなかった。ただ、先ほどディアノは夢の中での自身の行動を反省したばかりだったため、可能性としてポープルが聖女に選ばれていた場合を考える。


「……可能性があるのは魔法使いのポープル……プルだけど……あいつが聖女に選ばれた場合、俺を追いかけるよりも聖具の研究をおっぱじめそうなんだよなぁ……」


 彼女の行動を想定すると、そう言う考えが真っ先に浮かんでしまう。ただここで、ディアノは自身の考えの根底に「自分が生きて逃亡していることはバレていない」と言う前提を無意識に置いてしまっていた。

 そのため、聖剣に近づいているというのも、消失したはずの聖剣の反応を追っていると考える。


 ……実はルナの考えが正鵠を得ていて、ポープルではなくマアリムが聖女になって自分を追いかけているという可能性に、ディアノは全く思い至らなかった。

 ルナもディアノの否定に流される形で、ため息を付きつつも情報が不足しているため納得してしまう。


「そうですか……まぁ、聖女さんが現れたとしても、聖剣を隠して知らぬ存ぜぬを通せばいいんじゃないですかね」


「そうだな……なんかいい隠し方があればいいんだけどな……そもそも、部屋に置いておくのは不安だし、かと言ってもっていってもバレるし……」


「私の時みたいに形変わってくれればいいんですけどねー」


「え? 形変わるの?」


 唐突のルナの発言に、ディアノは目を丸くしてルナの身に着けている装具へと視線を送る。ルナは自身の髪をほんの少しだけかき上げると、耳に付けているイヤリングを指でつまんでプラプラと揺らす。別に普通のイヤリングじゃないかと、ディアノは首を傾げる。


「これ、もともとピアスだったんですよ。でも、私の耳にピアスの穴が開いていないってわかったのか、イヤリングに変化したんです」


 ディアノはそれを聞いて、聖具……聖剣の刺さっていた台座が動いているという話を思い出す。台座の形のままで移動するとは思えなかったのだが、形が変わって移動可能な状態になっているのかと納得できた。

 という事は……聖剣も形が変わるのだろうか?ディアノは食事の手を止めると、聖剣を手に取ってしげしげと眺めてみる。


「……相棒、お前……形変えられるのか? だったら、お前を置いていくのも忍びないんで、携帯しやすい形に変わってくれないか?」


 ルナが注目する中、あえて相棒呼びをして聖剣へと語り掛けてみたのだが……聖剣は何の反応もすぐには示さなかった。しんと静まり返り、ほんの少しだけ気まずい空気が流れる。せっかく話しかけたのにと、ディアノが恥ずかしい思いを感じて赤面をした瞬間……聖剣から光が放たれた。

 そして、光がディアノの左腕に纏わりつくと……聖剣は鞘だけを残して消失し、代わりにディアノの左手首に金色のシンプルな腕輪が巻かれていた。


「……変わるんなら、もっと早くに変わって欲しかったわ……。まぁこれで、相棒を置いていく必要は無さそうだな」


「……ディさん、聖剣について王国に文献とか残ってなかったんですか? 結構知らない事多いですよね」


 言われて自分でも気がついたが……王国では聖剣は魔王を倒すために有効な武器としか教えてもらっていなかった。やたら切れ味の良い剣だし、願えば能力が一つだけ手に入るという力があったので、それで十分に伝説の武具として相応しい力だと当時は納得していたのだが……。

 魔力を込めて光の刃にしたり、こんな風に形が変わることについては一切知らされていなかった。王国では伝承が消失しているのか……または、故意にそれらの情報が伏せられていたのか。


「やっぱり失敗したな……夢だと思ってたから……その辺をちゃんと聞いておけばよかった」


「……じゃあ、また夢の中に入る魔法使っても良いです?」


「それは……また今度な」


 ルナが若干期待した目で見てきていたので、ディアノは魔法を使うことに関しては明確な判断を避けて回答を濁した。そもそも、あのように喋れること自体が稀なようなのだからもしかしたら次は使っても喋ることはできないかもしれない。

 もしも魔法を使って、ただルナがディアノの夢の中に入ってくるだけなら……何をされるのかわからないので明確に良いとは言いづらかった。それでも……対策を練るためにはやるしかないんだろうなと、その時が来たら覚悟を決めることにした。


「……そろそろ行くか」


 食事もあらかた終わったので、自身に嫌な方向に話が転がる前にディアノは立ち上がりパイトン達の元へと移動しようとする。ルナは明確な回答を得られなかったことに不満を感じるが、素直にディアノの提案に応じた。

 ディアノはベルを鳴らしメイドの一人を呼ぶと、食事の完了を伝えて、パイトンに指定された部屋まで案内してもらう様に頼む。メイドは笑顔でそれを受諾すると、まずは二人を案内することを優先した。


「ディさん、今日から個別行動になりますけど……寂しいからって泣かないでくださいね」


「泣くわけ無いだろ、お前こそ俺が居ないからって違うやつにくっついたり、おんぶしてもらったりするなよ」


「おやおや、嫉妬ですか? 心配しなくてもディさん以外にはしませんよ?」


「違う、相手に迷惑をかけるなって話だ。俺に対しても少しは自粛してくれ」


 そんな風に軽口を叩き合いながら、二人は部屋から移動する。先導するメイドはその掛け合いに吹き出さないよう、必死に堪えながら二人を案内するのだが……二人はその事に全く気付く様子は無かった。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 二人は移動中も軽口を叩き合いながら、パイトンに指定された部屋へと到着する。そこはパイトンの執務室らしく、彼の背丈に合わせた背の高い武骨な扉が二人を待ち構えていた。案内を終えたメイドは深々と一礼すると、二人の部屋を片付けるために戻っていく。


「お前が変な事を言うから笑われてたよな」


「いや、あれはディさんのヘタレっぷりに失笑してたんですよ」


 案内中に我慢できずに一度吹き出してしまったメイドさんの背を見送りながら、二人はノックを三回してからパイトンの執務室の扉を開く。中にはパイトンとアグキス……そして見慣れないふさふさとした毛を生やした鳥の獣人が居たのだが……。


「ふん、また面倒な事を儂に押し付けようと言うのか……治療費はちゃんともらうぞ。あぁ、税ではなく貴様が稼いだ金でなけりゃ受け取らんぞ」


「税を悪いみたいな言い方するなこのボケ鳥。公主の収入は税が主なんじゃから、それ暗に受け取らんと言っとるじゃろが。ちゃんと報酬は受け取らんか」


 二人が部屋に入ると……パイトンはその鳥の獣人と口論していた最中だった。アグキスは馴れているのか困ったような笑顔を浮かべながらもその口論を眺めているようだった。ただ、二人が部屋に入ったことに気がついたアグキスは、そこではじめて二人の間に口を挟んだ。


「父上も、おじ様も……お二人が来られたようですので、その辺でお止めください」


「ん……? おぉ!! すまんな二人とも、この爺のせいで見苦しいものをお見せして」


「ふん、絡んできたのは貴様じゃろうが。……お主らがこの町の恩人お二人か。儂からも礼を言わせていただくぞ……ありがとう」


 口論していた鳥の獣人は立ち上がると、二人に深々と頭を下げてくる。パイトンに負けず劣らずの大柄な人物で、全身に羽毛を生やした精悍な顔立ちをした男性だった。パイトンが豪快なオヤジと言う印象なら、こちらは変な色気が出ているナイスミドルと言う印象だった。

 現在は白衣を着用しており、見た目はだいぶ年若く見えるのだが、先ほどのような口論ができるという事はパイトンとは同年代なのかもしれない。


「いえ、恩人なんて……私はディです。こっちはルー」


「ルーです、よろしくお願いします」


 ディアノが手を差し出すと、鳥の獣人はその手を握り返してきた。手の方は人の形と同じだが、至る所に羽毛が生えているためふさふさとした感触が少しだけ心地良くディの肌を撫でた。


「ふん、儂はストゥリと言うものじゃ。梟の獣人で、このパイトンのやつとは昔馴染みでの……こやつの昔の恥が聞きたければなんでも聞いとくれ」


「こやつは腕は確かじゃし口は堅いから心配いらん。性格は最悪じゃけどな。うん、そうやって紹介しようとしてた儂の考えをいきなり無に帰してくれたが、大丈夫じゃ、口は堅い。」


「ふん、儂が口が軽いのはお主限定じゃ。こやつの若い時のナンパの台詞知っとるか? 儂は蛇じゃから抱き着くとヒンヤリして気持ちが良いぞとか言ってのけたんじゃぞ? もちろん百戦百敗だったがの」


「お前!! それならお前なんて天然羽毛だから抱き着くと温かいし肌触りが気持ち良いぞとか言って逃げられまくってたろうが!! 百戦百敗はお互い様じゃろうが!!」


 握手をしたままの姿勢でまた口論を始める二人を、ディアノもルナもポカンとした表情で見るしかなかった。そんな二人にアグキスが静かに近づいて耳打ちをする。


「あの二人の口論はいつもの事です……実際には割と仲が良いんですよ……。おじ様も医者としての腕はこの国で一番ですので、ご安心ください」


 ほんの少しだけ不安に思っていた二人も、アグキスのその言葉に安堵するが……目の前で口論するいい歳をした大人の男の姿を見ると、ほんの少しだけ不安が首を擡げてしまう。

 ひとしきり口論をした後に二人は隣り合って座ると、その向かいにディアノとルナも着席する。さっきまで口論していたのにわざわざ隣に座るのはアグキスの言う通り仲がいい証拠なのだろうと二人は納得した。


「ふん、それで儂に頼みたいことと言うのはどういう話なんじゃ? アグが戻ってきておることから予想は付くが……詳細は揃ってからと言う話じゃったからの」


 どうやら、ストゥリは何も知らされない状態でここに来たらしく、アグキスが戻ってきているのもパイトンの部屋に来て初めて知ったらしい。二人は、経緯と頼みたい点をストゥリへと説明すると、彼は腕を組みながら深く椅子に沈み込み顎を触ると、難しい表情をその顔に浮かべる。


「ふん……なるほどのう……患者の治療なら是非もない所じゃが……儂で本当に大丈夫なのか? いや、言い方を変えよう……儂で被害者の女性達は大丈夫なのか?」


「……そこは……行ってみなければわかりませんが……私が割と魔法が使えますので、鎮静化させることも可能です」


 ストゥリは難しい顔をしたまま、ちらりと横のパイトンを見る。パイトンが静かに頷くと同時に、まるで肺の中の空気を全て吐き出すかのように大きく深いため息をついたかと思えば、ルナの方へと視線を移す。


「ふん……ルーさん、あんたに一つ聞きたい。儂等医者にとって治療と言うのは命を懸けるべきものじゃ。儂は治せる患者はどんな手を使っても治す……どんな手を使ってもだ。儂にはその覚悟がある」


「……はい」


「ふん……あんたには……その覚悟はあるか?」


 まるで睨みつけるかのように真剣なストゥリの視線をルナは真っ向から受け止め、そして自身も真剣な眼差しをストゥリに返し、いつになく真剣な声色で口を開いた。


「……詳細は言えませんが、私にはこの方々を救う義務があると考えています。だから……貴方の言う覚悟とは異なるかもしれませんが……皆さんを救うために、私も何でもやるつもりです」


「ふん……」


 ストゥリはルナの言葉を聞いて、ほんの少しだけ表情を緩めた。組んでいた腕を解くと、片腕で頭をトントンと叩きながら何かを思案しているようだった。その様子をルナとディアノは固唾を飲んで見ていた。

 そしてストゥリはその仕草を止めると、二人に対して口を開く。


「ふん、元々この話を儂にしてきたという時点で、儂に断る選択肢はないが……あえて口にしておく。引き受けよう」


 その言葉に、ディアノもルナも安堵の笑みを浮かべる。横にいるパイトンは少しだけしかめっ面を浮かべて「引き受けるなら勿体付けないでさっさと引き受けんか」などと文句を言っていた。だが、口元だけは笑みを浮かべていたのでこれがこの二人の通常通りなのだろう。


「ふん……半月とは完全な回復には短いが……最低限動けるようにまでは回復させて見せよう。ルーさん、あんたの使える魔法について一通り教えてくれんか」


「あ、はい。わかりました」


 それから、二人は治療についての打ち合わせを行うために別室へとアグキスと共に移動していった。執務室内にはパイトンとディアノの二人が残る形となる。そして、パイトンは改めてディアノへと頭を下げる。


「ディ殿、ルー殿にもだが……この度は本当に我が国のために申し訳ない……本来であれば我が国だけで対応せねばならない問題なのだが……」


「気にしないでください……こちらも乗り掛かった舟と言うか……ルーのやつがやる気になっていますから」


 直接的な原因はあの三人ではあるが、そもそもルナの父親があんなものを残していなければ今回の事態は起こっていないのだ。だからディアノとしてはこの国のためにと言うよりも、心を痛めているであろうルナのために動いている側面が大きいため、そうやって礼を言われるのも違う気がしていた。


「ルー殿は女性達の治療……ディ殿には男性達の訓練を任せることになるが……訓練の方は本当に儂等から人手を出さなくて良いのか?」


「あぁ、その事ですか……えぇ、大丈夫です。私は人に教えることに慣れていませんからね、誰か人手があったとしても上手く指示できる自信が無いんですよ」


 彼等もディアノにだけ訓練を任せるのを心苦しく思ったのか、助手として誰かを貸し出すことを提案したのだが、それをディアノが先ほどの言葉の通りの理由から断っていた。パイトンはその後も食い下がったのだが、ディアノがそれを頑なに固辞するために最後には諦めて全てをディアノに任せることにした。


「まぁ、上手くいかなかったら相談はさせてもらいますんで、その時はよろしくお願いします」


「そうか……すまん……。せめて……全てが終わったら必ず礼をさせていただく」


 パイトンが再度頭を下げると、ディアノもそれに合わせて頭を下げる。それからしばらくして、ルナが執務室内に戻ってきた。これからすぐに屋敷に一度移動するという事なので、ディアノは変身魔法をかけてもらい犬耳の獣人、ノアの姿に変化する。

 自身に耳と尻尾が生えてくる感覚は不思議なものだが、なれるとこれはこれで面白いなと感じていた。ルナはディアノの変身が完了するのを見届けると、いそいそとストゥリのいる別の部屋に戻っていく。


 ディアノもパイトンも、その後を何の気なしについていくと、そこにはストゥリとアグキス、その他の女性達が揃っている。今から移動をするところの様で、二人は彼女達を見送ることにした。

 ルナは全員が居ることを確認すると、その場で魔法を発動させ、ディアノに手を振る。


「ディさん、行ってきます。それじゃあまた夜に」


「あぁ、ルー、行ってらっしゃい」


 ディアノが見送る中で、ルナ達は治療するために屋敷へと移動魔法で移動する。彼女達の姿がその場から消えたあと、ディアノは踵を返して自身の頬を一度叩くと気合いを入れるのだった。

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