49.二人は男性たちの前に出る

 訓練場の中では人間、獣人が入り混じってそれぞれ訓練をしている。悔しそうな表情を浮かべて、必死に剣を振るっている様は見ていて悲壮感すら感じられてしまう。必死になるのは良いのだが、あれでは訓練としては逆効果ではないだろうか。

 ディアノはそんな疑問を感じていたのだが、パイトンの言葉を聞いて納得する。女性を連れ去られた被害者が、彼女達を取り戻そうと必死に訓練をしているのだろう。ならば、あの形相も頷ける。


「あいつらは決闘に負けて、そして……その悔しさから次こそは絶対に奴らに勝って連れ去られた自分の恋人を取り戻すと誓った奴らじゃ。人も獣人も関係なく、戦いとは無縁だったあやつらは、普段の仕事をしながら戦闘の訓練に必死で食らいついてきておった」


 パイトンが訓練場の中を見ながら唐突に獣人についての説明をし始める。ディアノとルナ、そしてアグキスはパイトンの横顔を見ながら、その話を静かに聞き入る。


「そして先ほど……奴らの馬車が来たという事はあの者達にも伝えたが……実力がまだ足りていないと、儂は再戦を許可せんかった」


「そんな……でも……」


 アグキスは再戦を許可しなかったという言葉の意味を考え、息を呑む。ディアノもルナもその意味を察する。パイトンが決着を付けるつもりだった以上、彼等は再戦の機会を永遠に失うという事だパイトンが決着を付けたら死ぬつもりだったのは、彼等に対するけじめも含んでの事だったのかとディアノは理解する。


「儂は包み隠さず伝えたよ。ここで奴らを万が一にも逃がすわけにはいかん。決着は今日付けるが……実力の足りていないお主たちは連れていけんとな。公主として恨まれる覚悟で伝えた。だが、奴らはそれを涙を呑んで受け入れてくれた。」


 自分自身に苛立っているのか、強く握った拳からは出血し、血液が数滴垂れて地面に落ちる。公主としての判断に後悔は無いのだろうが、気持ちとしては彼等に決着を付けさせてあげたかったのだろう。


「悔しかったじゃろうな……みすみす再戦の機会を逃すと言うのは。だが、あの者たちはそれを受け入れてくれた。自分達のような被害者が出ないことを第一に考えてくれた。だから今は、その悔しさを忘れる様にああして必死に訓練に取り組んでいる」


「……もう、戦う必要はないと教えてあげないのですか?」


 ディアノは悔し気に拳を作るパイトンを見てから、アグキスにも視線を向ける。アグキスの夫が誰なのかはここからは分からないが、彼女は心配そうに訓練場に視線を送っている。パイトンが居なければ今すぐにでも駆け出してしまいそうだ。

 パイトンは拳を開くと腕を組み、両目を瞑りながら唸る様に声を上げた。


「……そこが悩ましいところなのじゃよ。ディ殿達が女性を助けてくださった事を伝えれば確かに奴らは喜びはしよう。だが……同郷の者が倒すからと涙を呑んで覚悟を決めたというのに、全く知らない第三者に助け出されたというのを知らせて……それは奴らの覚悟に水を差さんかと……」


 確かにそれは悩ましいところだった。あくまでも公主達が決着を付けるからと心の奥底ではともかく、ある程度は納得したというのに……実はすでに三人は倒されていて決着していたとなると……彼等の気持ちが救われない気がしてしまう。


 女性達が戻ってきて元に戻りめでたしめでたし……という事になればいいが……。そうならなかった場合が問題だ。……その気持ちは彼等自身が乗り越えなければならないことだが……。乗り越えるためのきっかけとなるであろう三人とは戦えないのだ。

 下手したら、せっかく助けた女性たちとの間にしこりが残り、最悪破局なんかになってしまうかもしれない。


 それではせっかく助けた女性達も、男性も不幸な結果になってしまう。それはディアノもルナも避けたいところだった。難しい表情を浮かべるディアノとルナに対して、パイトンは申し訳なさそうに謝罪する。


「すまん……お主たちを非難しているわけでは無い。これは、あくまでもあの者達の問題じゃ」


「いえ、そこは気にしていませんよ。……確かに悩ましい問題ですね」


「捕まえてきたあの三人と戦わせても、もう肉体的にも精神的にもボロボロですしね彼等。あんな状態の三人と戦わせても、それはそれで気持ちに水を刺しちゃいそうです」


 ディアノは腕を組んでパイトンと同じように頭を悩ませる。ルナは、あの三人を戦わせることも考えたのだが、精神的にも壊れかけていたあの三人と戦わせたところで、男性たちの心の傷は果たして癒えるのかは疑問だった。

 何より、あの三人をきちんと戦える程度まで治療するというのは、心情的に避けたいところだった。それに下手に戦える程度にまで治療して、何かの拍子に逃げ出されても困るのでそれは流石にできない。

 逃げ出した先でまた同じような被害を出したら目も当てられない。


 あくまでも三人組とは戦うことなく、男性たちの心の傷を癒す方法を考えなければならない。


「だから悩ましいんじゃよ……ただ、いつまでも伝えないというわけにもいかないんじゃけどな……アグも、早く旦那の元には帰りたいじゃろう?」


「……そう……ですね……私は彼が……私を諦めずに……取り戻そうとしてくれている気持ちでもう十分です……」


 涙を堪える様に顔を歪ませながら、アグキスは訓練場の一点を見つめている。おそらくその視線の先に彼女の夫がいるのだろう。そのアグキスの姿を見たディアノとパイトンは、早く女性達を男性たちと会わせたいという気持ちも沸き上がり、ますます悩んでしまう。


「……だったら、こう言うのはどうでしょうか? ちょっと、荒療治的なものになりますけど……」


 悩む二人に対して、ルナが何かを思いついたようだった。三人はルナの元へと集まり、その内容に耳を傾ける。

 その内容を聞いたアグキスとパイトンは一瞬躊躇うような表情を見せるのだが、しかし少し考え込むと、その表情は納得したようなものへと変化する。そして……その内容を聞いたディアノの顔は終始歪みっぱなしだった。


「ふむ……それはいいかもしれぬな……確かに少し荒療治ではあるが」


「……私は……あの人達の心が少しでも救われるなら……協力します。他の女性達には私から説明しておきます」


 二人は渋々ながらもルナの案に納得をして同意したのだが……ディアノだけはその案に難色を示す。


「……ちょっとさぁ……それはちょっと……嫌なんだけど俺……いや……でも……うーん」


 この言葉に、アグキスとパイトンもディアノに対して非難の視線を向けることはない。この作戦はディアノの負担が非常に大きいため、彼が渋るというのも非常に理解できたからだ。ルナもそれは同様だった。

 だからあくまでも最終決定はディアノに委ね、無理強いをすることはしない。その為、口は挟まずにそのままディアノが結論を出すまで待っていた。


 たっぷりと時間をかけて悩んだあと……ディアノは


「……よし、ルーの案で行こうか。……他に良いアイディアも無いし、それが一番良さそうだからな。使える物……なんかあったかな」


 ディアノの覚悟を決めた一言に、パイトンもアグキスも、そしてルナも……申し訳なさそうな表情を浮かべて微笑んでいた。

 そしてディアノは自身の荷物をごそごそと漁りだすと……その中から使えそうな物を見つけ出して、思わず苦笑した。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「皆、せいが出るのう……あぁ、そのままでいいから話を聞いてほしい。」


 訓練場に突然入ってきた公主の姿に、訓練をしていた者達は一斉に訓練の手を止めようとするのだが、それを公主は静止する。それでも公主が話をするということからか、誰もが汗を流しながらも公主の方へと身体を向け、耳を傾ける。

 ここに公主が現れた意味を誰もが理解していた。それはすべてが終わったという事だ。あの三人は自分達と再戦することなくこの世を去り、女性達は救出された。それが最良の結果であり、不甲斐ない自分達には口出しする権利は無いと半ば無理矢理に納得させる。


「公主様……すべては終わったのですね? 妻たちは……?」


 眼鏡をかけた人間の男性が、その場にいる仲間達を代表するかのように公主に対して頭を垂れて確認を行う。無理矢理に浮かべた笑顔は歪んでおり、その複雑な胸中が伺い知れた。


「実はな……お主たちに与えた情報を訂正しに来たのじゃ。やってきたのはあの三人組では無かった。しかし、馬車はあの三人組の物で間違いなかった」


「それは……どういうことですか?」


 持って回ったパイトンの言い方に代表の男性も、周囲の男性達も眉を顰める。このように言いづらそうにしている公主と言うのは初めて見る姿だった。自分達に連れていけないと告げた時も、公主として毅然とした。周囲の困惑を感じ取った公主は、意を決したように彼等に事実を告げる。


「実はな……あの三人組は我々の与り知らない所で倒されておったのだ。あの馬車に乗ってきたのは奴らを倒した方々での……女性達も助け出してくれたのじゃよ」


 その一言に、男達の胸中には複雑な思いが去来する。女性達が助け出されたという喜びと、全く自分達の知らない所であの三人が倒されていた悔しさ、そして……それを甘んじて受け入れるしかない自分達への不甲斐なさ。

 何名かは苦々しい表情を浮かべたり、まるで気力が抜け落ちたかのようにその場に腰から崩れ落ちて座り込む。その姿は自分達は元の生活に戻れるのかという、疑問と不安を感じているようだった。


「あの三人を成敗し、女性達を連れ帰ってきてくれたのはあの方々じゃ。ディ殿、ルー殿、こちらへ……」


 公主の言葉に促される形で二人の人物が訓練場へと入ってくる。一人は、金色の髪を持つ青い瞳の魔族の女性。もう一人は……奇妙な仮面を被り全身をマントで包んだ人物だった。男なのか女なのか、人なのか魔族なのか獣人なのか、その姿からは全く判別がつかなかった。

 怪しさしかない奇妙な男の登場に周囲は騒然となる。公主も、仮面の人物の姿を見て顔を引きつらせており、それが周囲の困惑により拍車をかけていた。


「彼等はディ殿とルー殿……人と魔族の幼馴染らしくてな、旅の途中でたまたま奴らの根城を発見し、あの三人を成敗してくれたという話じゃ」


 幼馴染と言う単語を聞いた周囲は、この仮面の男と幼馴染と言うのはどういうことなのかと視線をルーと呼ばれた女性へと集中させる。沢山の視線を浴びても女性は涼しい顔でその顔にはニコニコとした笑みを浮かべている。

 そんな不躾な視線から守る様に、仮面の男が一歩前に出て彼女の姿を己の陰へと隠す。その威圧感に男達は少したじろぐが、先ほどまで公主と話していた男性が一歩前に出て仮面の男へと手を差し出す。


「ディ殿、ルー殿……私達の妻、恋人を助けてくださったことを感謝いたします」


 しかし、仮面の男は差し出された手を取ろうとはせず、仮面を被っていることからわからないが、差し出されている手をじっと見ているように感じられた。

 先ほど人間だと言っていたことから握手と言う文化はあるかと思っていたのだが、住むところの違いで文化も異なることから握手が無いのかと思っていると……仮面の男が口を開いた。


「……何か勘違いしてないか?」


 握手に応えることなく、仮面の男は低いくぐもった声を出す。不気味に響くその声に、男性達の背筋が震える。勘違いと言われた男性は差し出した手を中途半端に引っ込めて、臆したかのように一歩だけ後ろに下がってしまう。

 そのまま仮面の男は周囲の人間を見回すと、不気味な声を周囲に響かせる。低く暗く、それほど大きくない声だというのに、その声はやけに周囲に響き渡る。


「俺はあの三人に勝った……つまり……女性達は今、俺のものという事だ。そうだろう、公主殿……貴方達の流儀に従うならな……」


「公主様!! これはどういう……?!」


 その言葉に驚いた男性達は公主へと詰め寄った。公主は詰め寄ってきた男性達に苦渋の表情を見せるばかりで答えない。何も答えてくれない公主に苛立った眼鏡の男性は、怒りを仮面の男へと向ける。


「どういうことですか!! 貴方達は三人を倒して女性達を救出してくれたのでは……これでは……これでは……」


「……勘違いするなと言っただろう。誰が善意だけで女を助ける? そもそも、負けたお前たちに口を出す権利などない。ここに来たのはお前等に、女達が俺の物になったことを告げるために来ただけだ」


 棒読みのような抑揚のない、感情がまるで見えない声を不気味に感じながらも、気後れする自身を鼓舞するように、眼鏡の男性は笑顔を浮かべている魔族の女性へと声を荒げる


「クッ……貴女はそれでいいのですか?! 貴女の幼馴染なのでしょう?!」


「ディさんが望むなら、私は全然かまいませんよ? ディさん、夜が激しいから私一人じゃそろそろキツかったんですよね……。……まぁ、まだ誰にも手を付けていないのでご安心ください」


 その顔に微笑を浮かべたまま、魔族の女性は仮面の男性の腕へと煽情的に自身の身体を押し付ける。少し幼げにも見える女性が見せたその仕草に、周囲の男性はこの女性ももしかしてこの仮面の男性の被害者なのではないかとの疑念を浮かべた。

 現在、男はどのような表情を浮かべているのか……仮面を付けているためその心情は一切がわからない。男性は女性に絡みつかれているというのに何の反応も示さず、ただその場に立ち尽くしているだけだ。


 自身へと向けられる怒りと憎悪に満ちた視線を受け止めている仮面の男は、その視線が滑稽だと言わんばかりに周囲の男達を鼻で笑う。笑われた男達はその怒りをますます強くする。


「悔しいか? 情けないか? 弱い自分達が不甲斐ないか? ……だったら……俺に勝って女を取り戻してみせろ!!」


「望むところだ!! 貴様に勝利して……勝利して絶対に私は妻を取り戻して見せる!!」


 周囲の男性達もその眼鏡の男性の言葉に同調し、今にも仮面の男に襲い掛からんばかりにそれぞれが手にした訓練用の武器を構える。一瞬即発の空気の中……一人の女性が訓練場へと入ってきた。

 その姿を見た眼鏡の男性は、構えていた訓練用の剣を構えたままで女性の名を呟く。


「アグ……」


「……あなた、久しぶりね」


 その女性……メガネの男性の妻であるアグキスの登場に周囲の男性の怒りが一瞬だけ弛緩する。アグキスが出てきたことで自身の恋人、妻もいるのではないかと考え周囲を見回すが、ここにいる女性はアグキスのみとわかるとほんの少し落胆する。

 しかし、連れ去られたはずのアグキスが登場したことで、他の女性達もきっと無事なのだろうと希望を胸に抱き、夫婦の再会を固唾を飲んで見守っていた。


「……あぁ、会えてうれしいよアグ……。……アグ……君は……君は……あの男の物になるというのを納得しているのか?」


「そんなわけ無いわ……本当なら今すぐにでも、あなたの元に戻りたい……。他の皆もそうよ……。でも、どのような形であれ……貴方達を裏切った私達が許されるのか、それが怖いの……」


 男が、泣きそうなアグキスの顔をアグキスを今すぐに抱きしめて慰めたい衝動に駆られるが……それを彼女が今は望んでいないと感じて踏みとどまる。だけどせめて言葉だけは届けたいと、ありったけの気持ちを込めて彼女に叫ぶ。


「許すよ!! 許すに決まってるだろ!! ここにいる皆もそうだ!! 何があったかはわからないけど、あの三人に再び挑んで……必ず勝って君たちを取り戻すために、僕達は訓練をしていたんだ!!」


 周囲の男達はその叫びに同調するようにそれぞれが首肯し、真剣な眼差しをアグキスへと向けた。その言葉と態度に、安堵を感じたアグキスの目から一筋の涙が落ちる。

 そして、自身の夫だけではなく周囲の男達に微笑を向けて心からの礼の言葉を口にした。


「……ありがとう……私達を許してくれると言ってくれて……。でも今はこの男が私達を離してくれない……だから……お願い……この男に勝って、私達を取り戻して!!」


 最後の叫びで男達の士気は最高に高まり、改めて仮面の男へと剣を向けるのだが……その士気の高まりとは裏腹に胸中には不安感が残っていた。

 あの三人組を倒したという事は、少なくともこの男は三人より強いという事であり、三人に勝てないと置いて行かれた自分達に果たして勝てるのか……。それでも、やるしかないと決意した瞬間……男達と仮面の男の間にパイトンが割って入ってきた。


 そして、大きく息を吸い込むと、腹の底から訓練場全体に響くような大声で叫ぶ。


「女性達と取り戻すための決闘は半月後!! この場所で執り行う!! これは公主としての決定じゃ!! ディ殿、それでよろしいかな?」


「……構わない。……お前等は今はまだ俺に遠く及ばない……せいぜい鍛えて強くなれ……一対一でも全員対俺でもどちらでも構わない。……決闘の日を楽しみにしているぞ。行くぞ、ルー……アグ……」


 あまりの大声に男達が呆けていると、公主は仮面の男へと決闘について問題がないかを確認し、仮面の男は驚くほどにそれをあっさりと了承した。相変わらず抑揚のない喋り方で、何を考えているのかが全くわからなかった。

 そして彼等は踵を返すと……そのまま訓練場から居なくなる。最後にアグキスが男性達に惜しむような視線を送るが、悲しげな表情を浮かべ、一緒に訓練場から居なくなる。


 後に残されたのは男達と、公主であるパイトンだけとなる。


「公主様……私達はあの男に勝てるでしょうか……いや……勝たなければならない。お願いします!! 私達を鍛えてください!!」


 このままでは勝てないと悟った男達はさらなる修行をパイトンへと懇願する。しかしパイトンから返答はなく、代わりに聞こえてきたのは聞いたことの無い男の声だった。


「大丈夫だ、俺がお前達を鍛えてやる」


 パイトンの陰から出てきたのは……町では見たことの無い獣人だった。黒い髪に黒い犬の耳を生やした一人の男性で、唐突に現れた謎の人物に周囲の人間は困惑するが、パイトンがその謎の人物に笑顔を向けていたことから、彼が自分達の味方であるという事を理解した。


「俺はお前達を鍛える為に公主様に雇われた……ノアと言うものだ」


 そう言うと、優しい微笑を浮かべたその獣人は、男達に対して手を差し出して握手を求めてきた。

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