4.勇者は告白する
二人の言葉から、嘘をついていたのは騎士団長の方だというのがわかった。これで誘ったのは王女様からの方だというのも理解できた。だから騎士団長は発言を渋ったのだろう……。自分が嘘をついているのがバレてしまうから。俺の精神的には非常に辛いが、一歩前進だ。
「はぁ……王女様から誘ったんですか……。だから騎士団長は庇ったんですね……」
溜め息をつきながら発した俺の言葉に、団長はびくりと身体を震わせた。王女様は自分の言葉を信じて貰えたからなのか、それともこれで団長が命で償う必要が無くなったからなのか、先ほどよりも若干嬉しそうな顔をしている。その表情に俺の中に少しだけ憤りの感情が生まれる。
その感情に任せて、ここで罵倒して終わらせるのは本意ではないので俺は少しだけ気持ちを落ち着かせるために深呼吸する。
「それじゃあ、王女様。貴方から話してください。どうしてそんなことになったのか」
それから王女様は、おずおずと経緯を説明し始める。事の起こりは二週間ほど前に遡るそうだ。二週間前と言えば俺が王女様に対して、そろそろ魔王の城に着きそうだとはじめて報告したころか。
二週間前……俺からそろそろ魔王の居城に到着し旅も終わりそうだと報告を受けた王女様は、途端に不安になったそうだ。
魔王を倒して、俺が帰ると俺と王女様は結婚することになる。自分はこのまま騎士団長への想いを持ったまま結婚できるのだろうかと。
そしてそう考えてしまうと、それまでに抑えていた想いが徐々に徐々に膨れ上がってきて……そして噴き出した。せめて、最後の数週間だけは子供のころの様に騎士団長と過ごしたいと考えたという事だった。
そこまではまぁ、理解できる。理解できない事は無いのだが次の言葉が俺の理解を超えていた。
昼間は当然ながら表立って二人で会うことができないために、こっそりと夜に王女様の部屋で会うようになったとか……。。今さら言っても仕方ないけど、どうしてそうなる。だったら昼間に会えよ。なんで夜にわざわざ二人きりになる。
最初のうちはただ、二人で会って話をするだけに止まっていたという。それこそ、子供の頃の思い出話や最近あった事件、俺の話題なんかも出ていたそうだ。そんな形で二人の密会が一週間ほど続き……。
その一週間で、王女様は再認識したのだ。やっぱり自分は騎士団長の事を愛しているのだと。俺の事は好きにはなったが……男としては見れていないという事を。
そう考えた時に我慢できずに……気づけば騎士団長に抱き着き懇願していたという。自分を連れて逃げるか……それができないのであればせめて抱いてほしいと。
王女様から誘ったというのはそういうことだそうだ。その言葉に嘘は感じられなかった。だから、本当のことなのだろう。俺を男として見れないという言葉にも嘘は感じられなかったのが、一番聞いていて辛かった。あんなに楽しそうに話していたのに、男としては見られてなかったのか……。
……ここは、思い人と二人きりで過ごしておいて、よくもまぁ一週間も我慢できたと感心するべきところなのだろうか。それとも、もっと前から……具体的には俺が旅立った直後からの関係ではなかったという事に胸を撫でおろすところだろうか。どちらも、俺には救いがないからどっちでもいいか。
巷にあふれる物語に当てはめると、ありがちと言えばありがちなのかもな。障害があるほど燃えるって言うしな……この場合の障害は俺だが。
話を聞いてて泣きそうになってきたのだが、気がつくと王女様の方が泣いていた。声を押し殺して涙を流していたのだ。正直、俺の方が泣きたいんだが、何故にそっちが泣くのだろうか。
どうやら話をしていて、いかに俺に対して酷い事をしたのか、自分の行いが最低なのかを改めて認識してしまったようだ。その気持ちは、もうちょっと早めに持ってほしかった。
王女様が泣いてしまったことにより続きが話せなくなったので、そこからの話は騎士団長が話しはじめた。
王女様に抱き着いて懇願された騎士団長は、自分がどう行動するべきかを悩んだそうだ。何が正しい行動なのかがわからなくなったという。
そりゃそうだ。王女様から自分を連れて逃げて欲しいなど、騎士団長のような真面目な人間ほど悩む問題だ。逃げてどうするとか、追手が来るのではないかとか、逃げた先で自分は王女様を幸せにできるのか、そもそもどこに逃げるのだと、様々な課題が瞬間的に脳裏を駆け巡ったということだ。
いっそのこと、騎士団長が衝動のままに行動できる人だったら良かったのかもしれないが、彼は真剣に考えて悩んで……王女様を連れて逃げることは不可能だという結論に達した。
そして、彼が選んだのはその場で彼女を抱くと言う選択だった。
俺としては、そこで王女様を連れて逃げてくれた方がよっぽど良かった気がする。そっちの方がよっぽど二人を祝福できたような気がする。……今と比較して気がするだけだが。
そこで抱くという結論に行きつくのはぶっ飛びすぎな気がするのだが、何故そんな結論に行きついたのかと言うと、最悪の場合は自分が長年慕ってきた王女様を勇者に奪われるのが我慢できずに襲ったと言う事にして、自分が死ねばすべてが丸く収まると思ったということだ。
死人に口なし……を自分自身で体現するつもりであり、あくまでも泥をかぶるのは自分だけ。王女様は被害者と言う形にしたかったようなのだが……俺が知ってしまったことですべての前提は覆った。
まぁ、仮に団長の目論見通りに行ったとしても、二人がお互いに思い合っているのは周知の事実だったのだ。もしかして、王女様の方が誘ったのではないかと言う噂は確実に出る。
そうなったら、下手したら王女様も処罰されるかもしれない。言い方は悪いが……俺と結婚する前に男と二人で密会などしたのだから、いくら表面上は被害者だとしても自業自得だと心無い言葉をかけられる可能性は高かったはずだ。
しかし、騎士団長は俺が……魔王を倒した勇者が襲われた王女を放っておくはずがないと確信していたと。勇者でなくても自分の教え子は、そんな状況ならなおさら王女様を励まして一緒になってくれるはずだと考えていたようだ。
団長の俺に対するその信頼は嬉しいと思っていいのだろうか……。見方を変えれば俺の気持ちを利用して積年の想いを成就したとも言えるし、複雑な気分だ。
だけど確かに、俺がこれまでのことを一切知らないで、二人のことを気づかずに、王女様が騎士団長に襲われてしまったと聞いたらどうしていただろうか……。
たぶん、騎士団長の目論見通りに団長を憎んで、王女様と結婚していたかもしれない……。
そう考えると……それはぞっとしない話だ。このタイミングで気がついて、知らないふりをして問い詰めようとしていなかったら、俺は王女様となし崩し的に結婚させられていたのかもしれない。
そんな風に俺が一人で心胆を寒からしめている間も、騎士団長の話は続く。
当初は、王女様を抱くのは最初の一日だけだと決心をしていたそうなのだが、その決意はあっさりと崩れ落ちたという。一回やってしまえばタガが外れてしまい、結局は毎晩の様に王女様を抱いていたのだ。
そして毎晩の様に二人がお互いを求めあった結果……昨日とうとう俺に発覚してしまったわけだ。発覚は完全に偶然だが……毎晩だから偶然俺は見つけられたのだろう。
そして奇しくも騎士団長は、身をもって俺に言ったことを体現してしまっていたのだ。物事は最初の一回が肝心であると言う事を。それを俺に教えてくれた彼が、結局はそれを破ってしまったというのはこちらも情けない気分になってくる。聞いていても気分の良いものではなかった。
彼もそれは自覚しているのだろう。俺に対してバツが悪そうにしている。それでもこの場から逃げ出さないだけ強いと言える。ただもう観念しているだけかもしれないが。
そこまで話を聞いて……俺は改めて考えてしまう。本当に……俺は今まで何をやってきたのだろうか。
今までの魔王を倒すための旅とは何だったのか、俺が勇者に選ばれたのはこんなに辛い気持ちになるためだったのだろうか……根本から揺らいでしまう。
当初は別に王女様と結婚できるから旅に出たわけでは無い。俺が勇者に選ばれたのだからと渋々旅に出発したのだ。でも……辛い修行も激しい戦いも、一日の終わりに笑顔の彼女と話せれば全て吹っ飛んだというのに……。結局、俺は彼女から愛されてはいなかった。
……俺が大きくため息をつくと、水晶の向こうの二人が身体を大きく震わせるのがわかった。今の俺は手を出すことができないというのに、何を怯えているのだろうか。そこまで怖い顔をしていたのだろうか。
「団長、俺は……」
「勇者殿、こんなことを言う資格が僕には無いのはわかっています。それでも頼みます。どうか姫様だけは許してやってくれないでしょうか。僕は償えるなら何でもする。命だっていらない。それでも姫様には……彼女には幸せになってほしいんだ」
俺の言葉を遮って、騎士団長は頭を下げて懇願してきた。その言葉に嘘は感じられないのだが、その姿を見て俺は……段々と腹が立ってきた。
幸せになってほしいと言っているが、ここで俺が団長の命を貰ったら確実に王女様は愛する人を失った自分を不幸だと思うんじゃないんだろうか。
だいたい許すってなんだ? 俺は何をもって許せばいいんだ? 無かったことにして、このまま魔王を倒して戻ったら結婚か? それこそありえない。今さら王女と結婚して俺に彼女を抱けと言うのか?
別の誰かを愛している女性を無理矢理に抱けというのか?
それこそ彼女と俺に対する侮辱じゃないのか。
考えれば考えるほどに腹の立ってきた俺は、騎士団長の言葉を無視して口を滑らせる。
「騎士団長……俺はね、まだ童貞なんですよ?!」
俺のその発言に、向こう側の二人の動きが制止する。
「……はい?」
騎士団長は目が点になって俺を見ている。王女様は声を出せずに口をポカンと開けていた。こんな場面で何を言っているんだろうと二人の視線が俺に訴えかけてくるのだが、俺は構わず独白の様に言葉を続ける。一度口に出してしまえば、興奮した俺の口はもう止まらなかった。
「これでもね、勇者になった効果なのか非常にモテたんですよ。兵士時代から考えられない程に人生初モテですよ。だいたい二年くらい旅をしてきましたけど、生まれて初めて女性にモテるってのを体験してそりゃあもう浮かれましたね。助けた村の村長の娘さん、勇者と繋がりを持ちたい商人の女性、無理矢理に奴隷にされてた亜人の娘、ひょんなことから助けた龍のご夫婦の娘なんかもいましたね、そりゃあもう関わった傍から助けた傍から告白されて、嬉しかったし心が躍りましたよ。そういえば大きな街を救った時なんかはもう街中お祭り騒ぎでね。娼館の綺麗な女の子達なんか大勢で俺の寝室まで押しかけてくる始末で……それでもね、それでも俺は誰一人として手を付けることは無かったんですよ!!」
俺は叫ぶ、後から何で大声でこんなことを言ったんだろうと後悔するとわかっているんだが叫ばずにはいられなかった。流石にこんな話を仲間には聞かれたくなかったので、とりあえず声を大きくする前に周りの部屋に聞こえないように防音魔法だけは予め展開しておく。
この魔法も、騎士団長から何かと便利だからと教えてもらった魔法だ。宿屋の部屋くらいなら俺でも簡単にかけることができる。
喋るうちに段々とヒートアップしていき、防音をしたことで安心した俺は声量もさらに大きくなっていく。それはもう叫びだ。俺の貯めこんでいた心からの叫びだ。
「そうそう、仲間からも告白されましてね。魔法使いは割と前に、僧侶は最近になって告白されたんですよ。それでも俺は断りましたよ。一緒に旅してきて情も湧いていましたけど、戻ってから王女様と結婚するから気持ちには答えられないって。そしたらなんて言ったと思います? 妾でもいいから傍に居させてなんてことを言ってくるんですよ?こんな俺にですよ? こんな冴えない俺にですよ?貴族は奥さん沢山ってのは聞いたことありましたし、正直ちょっとグラっと来ましたけど、俺にそんな甲斐性は無いですし、流石に彼女達に失礼だと思ったから断りましたよ。一晩だけ抱くなんてこともしませんでしたよ!?」
俺の心からの叫びに王女様はポカンとするだけだったのだが、同じように目が点になっていたはずの騎士団長が、いつの間にか驚愕の表情を浮かべて震えていた。
何故ここでそんな表情を出すのかはわからないのだが、王女様は驚いている騎士団長にも俺にも何を言っていいのかわからず二人の顔を交互に見返している。
「あの……えっと……」
「王女様は今は黙っててください!」
団長の隣でおろおろと慌てて、腕を所在なさげに宙ぶらりんに持ち上げて、あっちこっちに視線を彷徨わせている王女様を一喝すると、彼女は身体を振るわせて背筋を伸ばして両手を膝の上に置く。
思えば王女様にこうやって声を荒げるのは初めてのことだったのだが、そもそも王女様なんだから怒鳴られることとかされてないんじゃないだろうか、王女様にとっても初の出来事なのではないだろうか。バレたら普通に処刑されるかもしれない。でも今はそんなことにかまっている暇は無かった。とにかく、今の俺のターゲットは騎士団長だ。
「団長は俺に言いましたよね?! 最初の一回が肝心だって! そのままずるずる行くから気を付けろって! だから俺はそれを守って未だに童貞なんですよ!! 自分で言っててなんですかそれは!! 口だけですか! 色々言い訳してるけど、結局は好きな女をモノにしたかっただけでしょうが!!」
最後の俺の言葉に騎士団長は一度だけ目を大きく見開いて反応するが、特に何かを反論することなく、俺の言葉をただ黙って聞いている。おそらく、自分でも心当たりがあったのだろう。王女様に幸せになってほしいというのはまぎれもなく本心だったのだろうが、自分が王女様を手に入れたかったというのも本心のはずだ。
だったら、最初から別の行動を取ればよかったのだ。
「俺はね不思議だったんですよ、なんで騎士団長みたいな実力も家柄も人望も容姿も、色んなものを沢山持っている人が聖剣に選ばれないで勇者になれず、俺なんかが選ばれたのかって! いや、実際俺が選ばれた理由は知りませんけどね、貴方が選ばれなかった理由はわかりましたよ! ここにきてわかりました! そんな風に陰で隠れてこそこそ他人の女と密会するような人間が選ばれるわけがなかったんですよ!」
他人の女とあえて強い言葉を使う。王女様は貴方のではなかったのだと騎士団長に告げる。言い過ぎかもしれないが後悔はない。ほぼ売り言葉に買い言葉で、言いがかりに近い事は自分でも理解していたが、それでも俺は止まれなかった。
本当にそんなことで選ばないのだったら聖剣も聖剣だ。それぐらい目を瞑ってやれよ。俺の持っている聖剣が前評判通りに騎士団長を選んでさえいればこんなことにはならなかったのに。お前は大人しくこの人を選んでろよ!!
そんな俺の内心に抗議するように、一瞬だけ聖剣が光った気がした。俺はその光を見て、少しだけ我に返る。
……いかんな、とうとう剣にまで当たるようになってしまった。いくら何でもそれはない。うん。俺は悪かったと言わんばかりに聖剣の柄を撫でる。
聖剣を撫でたおかげが、あまりにもみっともない自分の考えに熱された頭が段々と冷えてきた。ここまで叫んで冷静も何もないかもしれないが、少なくとも騎士団長に対しての気分は幾分か晴れていた。
「……団長、なんで聖剣に選ばれなかった程度で諦めたんですか?例えば王様に進言でもして、俺と一緒に魔王を倒す旅に来ればよかったじゃないですか。そうやって正々堂々、勇者じゃなくても魔王を倒したら王女様と結婚したいと言えばよかったじゃないですか。もしかして……残ったのは最初から……あわよくば王女を横から掻っ攫うつもりだったからじゃないんですか?」
騎士団長は黙ったまま俯いていたのだが、最後に言った俺の言葉に対して勢いよく顔を上げた。目には涙が浮かんでおり、絶望に満ちた顔をしていた。
「違う!! それだけは違うんだ!! 確かに僕は……僕は勇者殿を裏切ったけど、最初からそういうつもりで残ったわけじゃないんだ……」
最後の方は涙声で、段々と擦れていった。そして最後に「……ごめんよ……勇者」と呟くと騎士団長はまた下を向いていた。もしかしたら泣いているのかもしれない。
その涙が俺を裏切った罪悪感からなのか、それとも俺に罵倒されたショックからなのかはわからないけれども……泣くくらいなら、謝るくらいなら最初からやるなよ……。俺も泣きたくなってしまう。今日は泣きたくなってばかりだ。
とりあえず、騎士団長にはもう言いたいことは無い。これから追加で言いたいことは出てくるかもしれないが……少なくとも今はもう無い。
「勇者……僕もね、ちょっと前まで童貞だったんだよ。僕は童貞を姫様に捧げたんだ」
唐突に団長が呟いた。この人は何を言い出すんだいきなり。とりあえず俺はその言葉に耳を傾ける。
「僕は姫様と結ばれないなら、童貞のままで生涯を終えるつもりだったんだ。愛した人は一人だけ。その人と結ばれないなら僕は他の人は愛さないと決めていた……そう覚悟は決めていたつもりだったんだ。だから君が自分に好意を持っている女性達からの誘惑を跳ねのけたと聞いて……尊敬したよ」
……団長、それはダメでしょう。貴方仮にも貴族で騎士団長なんだから、絶対に縁談話とか来ていただろうし、結婚しないなんて、周囲がそれを許さなかったと思いますよ。
本当にクソ真面目過ぎる。まぁ、だから溜め込んで溜め込んで……その思いが我慢できなくなったんだろう。
「貴方は……誘惑に勝てなかったんですね」
俺がチクリといった嫌味に、黙ったままで団長は首肯する。もう何も言うことは無いのだろう。だから俺は、騎士団長を無視するように首を動かし、王女様に視線を向ける。
「さて、王女様。貴方にも言いたいことがあります」
騎士団長を慰めて良いものかどうか、姿勢を正したままで視線だけを彼に向けていた王女の顔が強張った。
既に涙をいっぱいに貯めている目で俺を見ている……そう、この王女様にも俺は言いたいことが山ほどあるのだ。もうこうなったら、全部ぶちまけるだけだった。
俺は冷静になった頭で……もしかしたらこれからまた叫ぶかもしれないが務めて冷静に、笑顔で王女様に告げる。
「俺ね、最初の頃はあなたの事を別に好きじゃなかったんですよ」
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