第6話 そうだオルセーに行こう

 パリの心で栄養を補給し、部屋で一息ついたのならオルセー美術館まで行ってみよう。

 オペラ座周辺からオルセー美術館までは十分徒歩圏内と言える。

 オテルリッツの前(周囲には宝飾店がいっぱい)を通ってもいいし、カンボン通りならピエールエルメとシャネルの本店の前を通れる。興味がある方は買い物をしてもいいだろう。しかし、これらの店を訪れる服装とオルセー美術館に行く服装はきっと異なるのでシャネルの本店で買い物をする時はドレスアップをお勧めする。


 ちなみに海外旅行に行くときは「銀座で買い物と食事楽しめる服装一式」を持っていくと素敵な店で浮くことはない。お勧めである。


 さてオルセー美術館に行くためルーブルのある公園のような敷地を突っ切るのもいいし、オベリスクの近くを通って回り込むのも悪くない。

 セーヌ川に出るので川沿いを歩けば橋があるはず。渡って左をに少し進めばオルセー美術館だ。

 展示されている作品はどれも素晴らしいのだが、ここでは一点だけ。ルノワールのムーランドラギャレットは見る価値がある。貸し出されることもあるけれど、あると信じて行ってみよう。

 オルセー美術館に来たら作品もいいが有名なカフェを楽しむのも一興だろう。私としてはレストランもお勧めしたい。

 ここに作られたレストランはとても素敵な空間を提供している。


 野菜の冷たいクリームスープ:

 グリーンピースとかの香りがして優しい味。パリでは肉料理を多く頂くので癒される。


 ウサギのテリーヌ:

 やっぱりウサギのみだとやや風味にクセが強く出ると思う。「これが美味しいんだよ」っていう人の気持ちもよく分かる。美味しい。


(メイン)野菜のリゾット:

 野菜がふんだんに使ってあるけどチーズとオリーブオイルもたっぷりでとてもボリュームのある一皿。


 ご馳走様でした。

 オルセーに行くときはカフェやレストラン込みで検討するのがよい選択だ。

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