結論:ラノベで出来る表現は凄くない
ライトノベルとは、このようなものである。
・バイト先の上司に頭が上がらない青年文学
・暗いキャラが明るいキャラに必ず負ける自称・陰キャラ文学
・干渉しない大人をとことん馬鹿にし、干渉してくる大人には屈服する自称・青少年向け文学
・「やらない」精神を憎悪する休憩時間向けの娯楽文学
・「イケメン」の行動様式だけは揺るがず、皆がそこへ収斂していく変革の文学
いや、・・・という作品は違うと期待しても、やはり裏切られて終わる。
その点でライトノベルは一流になれない。
しかし、ライトノベルを読んできた時間を無駄に思う必要はない。
様々な表現パターンを読み込んでいるなら、
ライトノベルで出来る表現は、ちっとも凄くない
ということを細かいプロットレベルで把握できているだろう。
それをラノベ外とみなされていても、ラノベでできる世界設定の文学作品に援用すれば、
・この作品は、ラノベで可能なことしか起きない。つまり、ラノベに毛が生えた程度の凡作だ
・この作品は、ラノベでは表現できないか、なかなか表現できない領域に踏み込んでいる傑作だ
ということを悟れるだろう。ライトノベルの読書価値は、それ以上にはない。
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