ラノベの厳格キャラの言葉は間違わない
次に、厳しい言葉をかけるスパルタキャラをみていこう。先生でも親でも先輩でもよい。
彼らは厳しい言葉で主人公集団に立ち塞がったり、味方内の規律を維持する役割を果たしている。昔気質なため、体罰も平気で振るう。
時に彼らは諫められる。しかし、「やり過ぎ」「言い過ぎ」と諫められても、「間違いだ」とは否定されない。つまり、彼らの言葉は否定されない。
彼らは、物語を通して自分自身を変えない傾向が最も強い。否定されないのだから成長はない。
しかし、陰キャラは自分を変えないのはけしからんと責められるのに、スパルタキャラはまず非難されない。つまり、ラノベはスパルタキャラが自分を変えずに他人をしばくためにある文学だ。
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