クリスタリア公国編 用語解説
クロニクル・テンダーにおける用語を解説しております。
世界観などを確認するのにご利用下さい。
特にネタバレは含んでおりません。
物語を読む上で、道しるべにして頂ければ幸いです。
退魔師
魔族と人間の間を取り持つ調停者。街の教会などに勤める専属退魔師と、各地を巡回して荒事を解決する巡回退魔師の二通りがある。
魔族
人間以外の種族の総称。ヴァンパイアを筆頭に様々な種族がある。
ヴァンパイア
この世界における魔族の筆頭。実質上の上位種。
全ての種族の始りとされている。
生まれながらのヴァンパイアを先天者、血を与えられて転化した者を後転者と呼ぶ。
人間と長きに渡り争いを繰り返してきた。
貴族と呼ばれる位の高い一族があり、その中で四人の王が派閥を纏めている。
ヴェドゴニヤ
この世界におけるヴァンパイアに対抗する種族。
別名、吸血鬼吸いの吸血鬼。
遥か昔に現在の退魔師の様な調停者としての役目を担っていたが、歴史の中でその数を減らしていった。
フィーロの属する種族。
クルースニク
ヴェドゴニヤの先祖に当たる存在で、紅い天使と呼ばれる世界の守護者。
世界が危機に陥った時に現れるとされているが、先の大戦では姿を見せずにいた。
定期的にヴェドゴニヤの中から先祖返りとして生まれ、代替わりをする。
現在はフィーロの師匠に当たる人物が当代を務めている。
現時点のフィーロの目標であり、将来の姿。
紅い髪に紅い瞳、深紅の翼を持ち、悪鬼を殲滅すると言われている。
クドラク
災いの象徴とされる、ヴェドゴニヤと深い関わりのある種族。
先の大戦の首謀者とされている。
クドラクに転化させられると死んだ時に天に還れないとされている。
唯一の浄化方法はクルースニクに送ってもらう事のみとされている。
現在は先の大戦の終盤で全滅したとされているが…
吸血種
ヴァンパイア、ヴェドゴニヤなどの血を糧にして生きる種族の総称。
基本種族名で称される為、こちらで表される事は少ない。
クリスタリア公国
フィーロの故郷。人間と魔族、ヴェドゴニヤが作り出した国家。
現在の最高指導者はヴェドゴニヤの長であるナハト・フォン・ロードナイト。
人間と魔族の代表が政治を行い、国の運営をしているが、まだまだ発展途上な部分が多く、様々な問題を抱えている。
首都は聖都と呼ばれている。
先の大戦
人間と魔族(ヴァンパイア)との間で起こった戦争。終結から既に25年が経過いているが、今も戦禍の爪痕が至る所に残っている。
百年にも及ぶ長い戦いで、ヴェドゴニヤが減少した原因。
終盤では当時レジスタンスであり、聖女と呼ばれたナハトが鎮めたとされている。
聖天教会
クリスタリア公国の国教。世界を創造したとされる夜の女神を崇拝する多神教である。
退魔師や神父などの聖職者、騎士団など様々な役職の大元の組織。
聖天騎士団
クリスタリア公国における軍隊の総称。
国の防衛や警備など武の側面を担っている。
退魔師と共に魔獣退治を行ったりするが、こちらはどちらかといえば防衛に重きを置いている。
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