クロニクル・テンダー資料集 Ⅰ

キャラクター紹介

第一幕、第二幕で登場するキャラクターを紹介しております。

ネタバレはあまり含んでおりませんので、第一幕を読んでいなくても問題ありません。

こちらを見て頂いてから物語をお楽しみ頂いても大丈夫です。



フィーロ・フィロフェロイ・ストラウス

本作の主人公。

クリスタリア公国聖天教会の退魔師。吸血鬼の血を吸う吸血貴と称するヴェドゴニヤと呼ばれる種族の数少ない生き残り。

国の最高指導者の聖王の子でありながら、ある理由から孤児として育つ。

左が琥珀、右が瑠璃のオッドアイに銀髪。少女とも少年ともとれる中性的な容姿の男装少女。

見た目は十五歳だが、本来は二十二歳。

左腕は異形の様相を呈している。

クルースニクという世界の守護者の次代の後継者で、その修行をしながらある目的を達成するために、日夜退魔師としての任務に励んでいる。

基本は社交的で礼儀正しいが、中身は毒舌で面倒くさがり。人をからかうのが好きだがからかわれるのは苦手。

十二歳で退魔師資格を取った最年少記録保持者で、同僚や上司、後輩からの期待は熱いく、そこそこ有名人である。



ランス・シュヴァルツ・ルーガルー

フィーロのサーヴァント。

ある理由からフィーロのサーヴァントになり、相棒、従者として補佐をしている人狼。

ウルフカットの青が混じる黒髪に、青い瞳の長身の青年。

ぶっきらぼうで口は悪いが、面倒見のいい兄貴分。

料理が得意でその腕前はなかなか。医術、錬金術の心得があり、身体面、精神面でフィーロのサポート役に徹している。



ギルベルト・ハイライト

フィーロの上司。退魔師課の所長で、退魔師達の頂点にいる人物。

右目にモノクルをした栗色の癖毛の穏やかな人物。

フィーロの目的を知っていて何かとサポートしてくれる協力者。また、フィーロの素性も知っている数少ない人物。



ナルカミ・シンヤ

クリスタリア公国、聖天騎士団に所属している軍人。階級は大尉。

フィーロの兄弟子にあたる人物で、盟友。(第二部より登場)

数々の武勲を立て、現在騎士団のホープとして期待されている。大隊の隊長でもある。

黒髪に黒曜石の瞳。長身痩躯の青年。



ヒューイ・フォン・ルーズヴェルト

クリスタリア公国聖天教会の専属退魔師。首都である聖都の教会に勤めている。

フィーロとシンヤの兄弟子で、盟友。(第二部より登場)

癖のある金色の髪に空色の瞳。身長はフィーロとシンヤの間ぐらい。

貴族の出身で、最近は政治にも首を突っ込んでいる。



ハンス・フォン・ロードナイト

クリスタリア公国の最高指導者であるナハト・フォン・ロードナイトと聖天騎士団元帥、アーノルド・ストラウスの息子。

退魔師養成学校で学び、仮免許を与えられる高等科に進級。

ギルベルトの差し金で、フィーロと師弟関係にあたるブラザー契約を結ぶ。

本人は知らないが、フィーロの弟である。

ヴェドゴニヤであり、時期元帥候補で周りからの期待は熱いが本人は別な目的がある様子。

性格は真面目でフィーロに憧れを抱いている。

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