短編37話  数ある200文字指切り・後編

(ほんとに俺、笹里と一緒に帰ってるよ……)

「あ、すまん」

 緊張して右手が笹里の左手にちょん。

「すまうぇ!?」

 また当ててしまったと思ったら、俺の小指へ細くて優しい感触と一緒に、横にははにかみ笹里ちゃんが。

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短編37話  数ある200文字指切り 帝王Tsuyamasama @TeiohAoyamacho

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