応援コメント

第7話『二日目』」への応援コメント

  • 『高め合いましょう!』から来ました。
    ディストピアの世界がとても伝わってきます。また、皮肉、自嘲めいた表現がより一層引き立てています。
    ただ、気になった点としては(テンポよくする為かも知れませんが、)主人公の判断が早いため、あまり人間味が薄い事だと思います。
    現実にダンジョンが出来たタイプの小説ですが設定が細く練られており、面白いと思います。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。
     お褒め頂きありがとうございます。主人公の高御座幸村につきましては仕事熱心なボッチキャラの設定です。ですので人間味が無いのは仕様なのですが、確かに展開のテンポが速すぎる感は否めません。文体などに工夫を凝らし読みのスピードを調整したいと思います。ご指摘ありがとうございました。

  • 「的確なアドバイス、レビューのコメントが欲しいという方、集まれ‼」という企画から、作品拝見させていただきました。

     ディストピアものですが、身近な渋谷という身近な舞台である分共感しやすいですね。
     こういうタイプの作品は、どれだけ世界観が読者に受けるかでしょう。
     自分も嫌いではないので応援したいと思います。

     アドバイスとしては――。

     この世界観を使って何を見せたいか、もっと狙いを絞ったほうがいいのかな? ……というふうには思いました。
     パニックホラーのサバイバルモノにするのであれば、もっと主人公は変わり果てた世界に絶望して、もっと主人公がピンチになるシーンが欲しいですし……。
     こうなってしまった世界の原因や謎を解き明かすミステリータイプであれば、序盤で妖精に世界観を説明させて終わらせるのではなく、主人公がもっと悩みながら世界がどうなってしまったのかを探索してほしいですし……。
     のんびりスローライフなら、妖精ともっとワイワイ楽しく歩き回って、敵もゾンビじゃなくもっとファンタジーにしてほしいですし……。
     今の感じだと、このどれでも当てはまるし、どれにも当てはまらない、中途半端な印象になっている気がします。

     何だか偉そうですみません。
     あくまで個人的意見ですので聞き流してやってください。

     素敵な作品をありがとうございました。
     お暇があれば、自分の作品にも寄っていただけると嬉しいです。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。
     的確なアドバイスありがとうございます。本来であれば “さいとうたかお”さん(ゴルゴ13の作者)の『サバイバル』を意識した作品で、そこへ世界衝突という原因を加え、真面目なサバイバル生活と言った感じにするつもりだったのですが……いざ書き始めると色々付け加えたくなってしまい、少し感じが変わってきていると言うのが本音です。特にウオーカーの登場シーンはついつい書き込んでしまうのです。
     余りパニックホラーにするつもりは無いので、徐々にスローライフに移行していくつもりです。ただし後半は世界衝突の話が中心となりますので、ミステリーの要素は増えていく予定です。
     貴重なご意見ありがとうございました。
     作品の方も読ませて頂きたいと思います。

  •  はじめまして。
     「スロースタートだけど感想が欲しいファンタジーの会」にご参加いただき、ありがとうございます。
     主催者のあじさいです。

     今回の企画では作品の日本語的な不備(の疑惑がある箇所)が細かく指摘される場合があると、「企画内容」に書いたつもりだったのですが、残念ながらその旨が参加者の方々に伝わっていない可能性が浮上して、主催者は今、少し神経質になっています。
     以下のコメントが永遠こころさんのお気に障るようでしたら、コメントを削除する前に、「あまりにも上から目線だ」「感覚的な指摘が多すぎる」「こんな企画だとは思わなかった」などとご一報いただけると幸いです。その場合、企画との向き合い方を考え直します。

     さて、作品の良い点ですが、初っ端から良いテンポで話が進んでいると思います。主催者は普段この手の作品を読みませんし、この手の映画も見ませんが、楽しく読み進めています。
     冷静かつ合理的な考え方をする主人公と、どこか人懐っこいリルカのコンビによって、物語が今後どんなふうに展開するのか楽しみです。

     読んでいて気になったのは、第4話の冒頭です。「しっかりと建っている4階建てのマンションを見つけ、階段から梯子を上り屋上へ出た。/そこで、倒れ込むように気を失った」とありますが、なぜ主人公はこのマンションを選んだのか、なぜマンションの中にウオーカーがいないと判断したのか、なぜ適当な部屋ではなくわざわざ屋上まで行ったのか、よく分かりませんでした。

     以下では、誤字脱字やちょっとした表現について気になった箇所を指摘させていただきます。
     失礼かとは思いましたが、文字数を抑えるため、修正案を→「 」で提示させていただきました。
     繰り返しになりますが、不快であればご一報くださると幸いです。

    第1話
    ・主人公の台詞「だが俺の記憶は無いのはどう言う事だ」→「俺の記憶が無いのは」。この場合、「は」を連続させない方が良いと思います。詳しくは、「「は」と「が」の使い分け/アークアカデミー 日本語教師養成講座」(https://yousei.arc-academy.net/manbow/index.php/term/detail/1031)の(3)をご覧ください。
    ・「ああ、そう言えばこいつは風の妖精と言ったいた」→「言っていた」。
    ・「理解には程遠いが何となくだが事情はつかめた」→「何となく(の)事情は」。「程遠いが何となくだが」だと逆接の「が」が連続するので、どちらかに変更を加えた方が良いと思います。

    第2話
    ・「何か言ってる事に違和感があるが、こいつは気が付いていないのだろうか……」→「言っている事に何か違和感があるが」。我ながら神経質だとは思いますし、文脈で分かると言えばそれまでですが、「何か言っている事」に違和感があると読まれかねないので、修正案のようにした方が無難だと思いました。
    ・主人公の台詞「よし、わかった俺もその人探しに協力する」→「わかった。俺も」。会話文なのでわざとかとも思いましたが、句点が抜けていました。

    第3話
    ・「線路自体が低い位置へあるので見渡せる範囲は限られているのだが」→「低い位置にあるので」。
    ・「店舗の方で荷張り用のビニールひもとライターと週刊誌も回収して置く」→「回収しておく」。「回収して置く」だと「回収する」と「置く」が別々の動作になってしまいます。

    第4話
    ・「どうやら道端へ乗り捨てられた車のほとんどはガス欠が原因の様だ」→「どうやら車が乗り捨てられた原因のほとんどはガス欠のようだ」。
    ・「誰かが車を動かし道を開けたのだろう」→「道を空けたのだろう」。
    ・「と言う事はまだ走る車がどこかにいると言う証拠だ」→「ということはまだ走る車がどこかにあるということだ」あるいは「これは、まだ走る車がどこかにあるという証拠だ」。
    ・「公園や空き地に過剰に栄養を与える物。恐らくそれは、この道路の上でまだ一つも見かけていないものが原因だろう」→「見かけていないものだろう」。
    ・「俺には結婚もしていなかったし恋人もいなかったのは少し救いだろう」→「俺が結婚せず恋人も作らなかったのは」あるいは「俺に恋人がおらず結婚もしていなかったのは」。
    ・「俺は中目黒公園へと向けて歩みを進めた」→「中目黒公園へ向けて歩みを」あるいは「中目黒公園へと歩みを」。

    第7話
    ・「問題はその生存者が一体どこへ居るかだ……」→「どこに居るかだ」あるいは「どこへ行ったかだ」。
    ・「状況から鑑みて、恐らく死者は10%から30%。負傷者は50%に達したと思われる」→「状況に鑑みて」あるいは「状況から考えて」。ただし、この段落の最初にある「街の様子を見た限り」と重複しているので、これ自体を削ってしまって良いと思います。ちなみに、旺文社の紙の辞書には「~を鑑みて」という使用例が載っていますが、ネットの記事によるとそれは誤用で「~に鑑みて」が正しいとのことなので、いわゆる「諸説あり」というヤツのようです。
    ・「コンビニの食料が全て持ち去られていたのがそれだ」→「持ち去られていたのがその証拠だ」あるいは「持ち去られていたのはそのせいだ(ろう)」。
    ・主人公の台詞「なあ、こっちらとアーヴとではどれくらい魔力の量が違うんだ」→「こちらと」。
    ・最後「そう言い放ち、俺は階段を下った」→「そう言って」。「言い放つ」は「遠慮なく言う」または「言い切る。断言する」という意味なので、直前の台詞「よし、行こうか」とは合わないと思います。

     とりあえず以上です。
     長々と失礼しました。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。
     ご指摘ありがとうございます。修正できる箇所は早速修正したいと思います。私結構文章をこねくり回す方なので、後から文を追加したり、並べ替えているのですが、ご指摘の個所を見る限りそう言った場所が多いようです。これからはもっと細心の注意を払い適切な文章を作れるように精進したいと思います。
     質問にありました第4話の冒頭部分ですが。
    1.マンションを選んだ理由は、他にまともに建っている建物が無かった為。
    2.マンション内の安全の確認はリルカの能力によるもの。
    3.なぜ屋上……演出ですかね……幸村の性格は一見冷静に見えて実はかなりの小心者です。彼の合理的な(慎重な)思考もその一旦であります。勿論この作品は一人称作品なので『俺は小心者だ』と書くことは出来なかったので、この先も言外の行動で示していく必要があると考えております。加えて屋上で朝を迎えれば、自然と周囲の景色の描写に入れます……。

  • ディストピアの描写が今の日本の状況を彷彿とさせますね。現実が追いついてしまった感じ。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。
     映画『ゾンビ』(初代のやつ)もそうでしたけど、崩壊後の描写を詳しくしているとどうしても、現代風刺的になってしまうみたいです。本来であればもう少しほのぼの系のサバイバルにしたかったのですが、書いている内に大分重くなりました。