身分差って、ほんとうに大きかったよな、と思います。
とはいえ、今も身分差がないわけじゃないので、やはり仕方がないかと。
ただ、自由がかなり幅を持っているのでそれは嬉しいと思います。
あの、そういえばまだ明治の質問って受け付けています?
水ぎわ、ずっと「お金」の面がどうなっていたのかが気になっていて。
貨幣単位って、いきなり変更するのって大変じゃないですか。
あれはどうしていたのかなあって。
どのへんで、円に切り替わったのかが気になっています。
はい、自分で調べりゃいいんですけど。
マダムに質問しちゃいます!
作者からの返信
年代などくわしいこと、ウィキりました(笑)
明治4年に新貨条例を制定し、円、銭、厘という単位を決めたのです。でもですね、すぐには広まらなかった模様。
広岡藩は、広島藩をモデルにかいているのですが、この資料に出てきたお金の通過は両でした。
第二章第七話で、田島と通武の会話で出てきます。
明治時代初期では、新しい政府にみんな不信感いっぱいだった。信用第一の貨幣の発行をしても、信用してもらえない。
明治政府は、大商人から協力金といって、お金を巻き上げてたくらい、資金不足だったのです。
こんな説明でおわかりになったでしょうか(笑)
身分差を始め、当時の感覚は今と違い過ぎて、本当にびっくりです。命よりも威信や誇りの方がずっと重かったのでしょうね…。
にしても、激動の時代や閉鎖的な組織の中では、きな臭い話が多いようで……戦争より政争のが怖いじゃないか!って事も多くて、本当に今の時代に生まれてよかったと思います。
前回のコメントへのお返事、とても興味深かったです!
まさか水戸藩の内ゲバがモデルだったとは…桜田門外の変は水戸藩士多いし!調べてみましたが確かになるほど、流れが作中のものに似通っていて目から鱗でした。水戸藩が内部分裂していたのは、元々徳川水戸藩には「将軍と帝なら帝に味方せよ(要約)」という方針があったのも影響しているのでしょうかね?水戸藩からは将軍出さない決まりがあった、なんて不明瞭な情報も見かけました。最後の将軍・慶喜公は水戸藩出身ですが、厳密には……。
もし余裕などありましたら、作中の深水家の幕末の動きと、モデルとなった歴史の照らし合わせや裏話、解説も拝見したく……!
ぜひご検討くださると嬉しいです!
作者からの返信
ふっふっふ……秘鷺さんもすっかり歴史好きに。うれしいかぎりです。
地元ネタが一番身近でおもしろいですよね。
水戸藩は尊皇思想が色濃く、たしか水戸光圀公からだったかなー(ちょっとあやふやです)
将軍を出してなかったのは、御三家の中でも三番目で格下と思われてたみたいです。尊皇思想が影響したかは私は聞いたことないですねー
でも、斉昭公は将軍職にすごく執着していて、彼の最高傑作である息子慶喜公を満を持して一橋家に養子に出したようです。でも、後の息子がぼんくらで……斉昭公亡き後の混乱を終息できなかったみたいですね。
深水家はいろんな大名家の話を継ぎはぎしてます。
なんせこれ書いたの一年前なので、ちょっとすぐ思い出せない。もうちょっとお時間下さい。
まとめて、近況ノートにかきますね。
あと、裏話もいっぱいありますので、こうご期待(笑)
こころさん、歴史の説明のこのお話の事を教えてくださって、ありがとうございました😊
すごく!わかりやすかったです!
最後まで読みたかったけど、次の章、あまねく〜のネタバレになるってあったから…まだあまねく〜を読んでいないので、そちらを読み終えたら続きを読みたいと思います!✨
(あまねく〜に周さんのお名前が出てきたのですが佳代ちゃんの事を好きな周さんと同一人物なのでしょうか?)
私も歴史にすごく興味があって(特に好きな時代は平安時代、江戸後期、明治、大正、昭和初期です)でも、日本の歴史ってとても長いですよね。
歴史の1番最初ってなんだろ?古事記?と思って古事記の現代語訳と古事記の講義の本を読みました。
最初からちゃんと知りたいって思ったんです。
こころさんや三日月邸にも出てきた民俗学って学問もおもしろそうだなって思いました。
私は大学には進学していないけど、そう言う勉強なら楽しそう!って思いました⸝⸝⸝˘◡˘♡
これからも歴史も知ることのできるこころさんの作品を楽しみにしてます!
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます!
大学にいくだけが勉強じゃないです。学びたいという意欲があれば、人間どこでだって学べます。
大学にいったって、勉強しない人いっぱいいましたよ(笑)
あまねく、はですね。姫君と侍女のパラレルワールドとお考えください。
全然違うはなしですが、名前が同じ人がでてきます。