交代

ゴミを捨て終えて自転車に曲がった瞬間、目の前が真っ暗になった。



そのまま自転車から引きずり下ろされどこかへ引っ張られていく。




「は、はなせ!やめろ!!」


と抵抗しながら叫ぶが、頭に袋状のものを被せられているようで息苦しく力がでない。



そのまま直也は気を失った。








しばらくして目を覚ました直也は自分の姿に驚いた。



「なんだこの鎖は!!!」



直也の手と足には鎖がつけられていた。




「気づいたか」




背後から声がして振り返ると昨夜みた管理人らしき男がいた。




「お前、なんなんだよ!この鎖外せよ!」


声を荒げていう直也に男はニヤリと笑って言った。




「君の番だよ。代わりをみつけるまでせいぜいがんばれ」



そう言って管理人らしき男は直也に紙を渡し、その場をさった。




「おい!まてよ!ちゃんと説明しろよ!」


直也は叫んだが男は振り返ることもなく去っていった。

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