もう一度
家についた直也はまだ恐怖にかられていた。
あの男はなんなんだ。
ただの管理人じゃないのか。
怖くなったが明日は彼女が帰ってくる日だ。
ゴミをこのままにしておくわけにもいかない。
「そうだ。朝ならもうあの管理人もいないだろうし捨てに行こう。そしてこれで最後にしよう」
と、もう一度だけあそこへ捨てに行くことを決めた。
そして朝がきて、他の住人がゴミ出しにくるより前に着こうと早めに家を出た。
遠くから見た感じでは管理人らしき姿はない。
「よし、これなら大丈夫!」
と足早にむかいゴミを捨てた。
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